「ついにあいつもあっちの世界に行ってしまったか」と思わないで頂きたい。実は先日のこと、昼食をとった後、本屋で面白そうな本を探しあてレジで順番を待っているとき。前に並んでいた、そう年のころなら40代半ばの質素な出で立ちの女性がお金を支払うために差し出した本のタイトルが「憑き物の落とし方」=画像。一瞬息を呑んだ。まさか幸福な方はこの手の本を買うわけはない。その女性に今何が起こっているのか、周りに何かに憑依されたような言動をする人がいるのか、あるいは本来見えない何かがこの女性には見えるのか、細木和子では退治できないのか、化け物がこっちに来ないのか。あまりに女性が普通だったのでそのミスマッチがなんとも異様だった。世の中は広い、不可知なものが多い。先日オカルト好きの先輩にこの事件の話をしたら、本の存在を知っていた。こちらも怖い。
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