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26日NYダウ、FT報道のあとを高値からほぼ半分下げる、ギリシャの合意は、

2011-09-28 21:35:58 | 経済学
マラソンの最初の100メールに過ぎない? (学校で教えてくれない経済学)



「英 FT(フィナンシャルタイムズ紙)が、保有ギリシャ債の大幅削減を望む7メンバーとギリシャ政府は救済策で合意に至っていないと伝えたあと、26日のNYダウは、 高値からほぼ半分値を下げてこの日の取引を終了した。さらにNYタイムズが、ECプレジデントBarroso氏が、欧州議会で、金融取引税について討議すると語ったと報じた後、金融株が急落したと28日朝のCNBC-Asia電子版にGinny-AnnGoh,ExecutiveNewsEditorが書いていた。

26日のNYダウは、前日比146ドル高、11,190ドルで取引を終了した。「ワールドWaveMorning」が紹介した米ブルームバーグに出演した金融コンサルタント、M.セバスチャン氏は「VIX恐怖指数は3%下げたのみで37ポイントの高さを依然キープしている。当分株価の本格的回復は無理です。S&P500指数が1,250ポイントを超えればその時点で買いをいれます」と語っていた。

ドイツZDFは、26日朝の放送でパパンドレウ、ギリシャ首相はドイツ企業を訪問、ギリシャ支援を訴えたが、冷ややかな歓迎を受けたと紹介していた。ドイツ、メルケル首相はギリシャの信頼回復のためにドイツはギリシャを支援すると大見栄を切った。しかし、野党は、ギリシャの緊縮財政取り組みにどこまでも懐疑的だ。野党のガブリエル氏は「最初の100メールで勝ったからといって勝利者が決まるマラソン競技などない」と発言したと紹介していた。

一方、フランスF2はギリシャ支援策が進展したことを材料にフランクフルト株価指数5.7%高、パリ5.3%高、ロンドンもほぼ同じ幅で値がりしたと伝えたあと、EU議会で金融取引税討議が始まる。金融取引税の導入は70年代から提案されていたが具体化できるかどうかは夢のまた夢だったが、実現すれば年間300~500ユーロ増収となる」と希望的観測を流していた。

「ワールドWaveMorning」(経済情報)に出演したみずほコーポレート銀行、荒井守氏は「ギリシャ支援策を巡りドイツ議会内で意見の相違があると伝えられたあとNYダウは反落した。今週予定のフィンランド議会と併せてドイツ連邦議会におけるEFSF(欧州金融安定化基金)の審議の成り行きから目を離すことは出来ない」などとコメントしていた。26日、NY原油(WTI)はバレル4.21ドル高、84.45ドルで取引を終了した。NY外国為替市場は、ドル、ユーロともに買いが入り、1ドル=76.79~83円、1ユーロ=104.33~42円で取引された。NY金先物相場は、トロイオンス58.10ドル高、1,650.60ドルで取引を終了した。4営業日連続で大幅値下がりしたあと買い戻しが入った。

その他の「ワールドWaveMorning」では豪ABCがモンゴルではいま鉱山開発ブームで、埋蔵量75億トン、世界最大とされるサワンドル石炭の株式を国民に分割する話が出ている。一人576株もらえるが、モンゴルの一般住民は配当のなんたるかも知らない。まして、300万人いる遊牧民に売り込むことは至難の業であるとモンゴル証券取引所長さんが語る映像を流していた。

モンゴル人に失礼かもしれないが、こと経済に関しては、日本人もモンゴル遊牧民とドングリの背比べかもしれない。会社のエライさんが間違いなくやりくりしてくれると正直信じている人多い。「野村に聞いてみよう」というコマ―シャルが以前流れていた。いったいこの先日本経済はどっちの方向に向かうのか。是非教えて欲しい。(了)

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