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井穴刺絡の方法
上の写真は鍼灸師なら誰でも知っている「井穴刺絡」の画像ですが、
井穴刺絡をするときに大切なのは、「その経絡を寫していいか?」です。
たとえば、虚している経絡を寫すと、余計に虚させてしまいます。
いわゆる「症状を悪化させてしまう」のです。
それを避けるためには「脈診」の勉強が必要なわけです。
治療法には、
「同病異治」とか
「異病同治」という言葉があります。
それは、
「同じ病気でも治し方が違う」とか、
「異なる病気でも治し方が一緒」ということです。
ですから、
「この病気にはこのツボ」とか、
「このツボでその病気が治る」というのは、感心できないのです。
同じ症状でも、原因が「虚」なのか「実」なのかを知らずに鍼をするのは良くないと考えるわけです。
そして、鍼を刺す角度も違います。
私の講演や講習に参加されたことのある方は分かると思いますが、
同じツボで筋力が上がりもすれば下がりもするのは、鍼灸の「補瀉」というテクニックを使い分けているからです。
しちせい特殊鍼法では、そのようなことを非常に大切にします。
それを知れば、少ないツボで多くの治療ができるようになるのです。
2/28の体験入学(臨床実践塾)では、新しいテクニックと、「しちせい特殊鍼法」のテクニックをいくつか紹介するつもりです。
井穴刺絡の方法
上の写真は鍼灸師なら誰でも知っている「井穴刺絡」の画像ですが、
井穴刺絡をするときに大切なのは、「その経絡を寫していいか?」です。
たとえば、虚している経絡を寫すと、余計に虚させてしまいます。
いわゆる「症状を悪化させてしまう」のです。
それを避けるためには「脈診」の勉強が必要なわけです。
治療法には、
「同病異治」とか
「異病同治」という言葉があります。
それは、
「同じ病気でも治し方が違う」とか、
「異なる病気でも治し方が一緒」ということです。
ですから、
「この病気にはこのツボ」とか、
「このツボでその病気が治る」というのは、感心できないのです。
同じ症状でも、原因が「虚」なのか「実」なのかを知らずに鍼をするのは良くないと考えるわけです。
そして、鍼を刺す角度も違います。
私の講演や講習に参加されたことのある方は分かると思いますが、
同じツボで筋力が上がりもすれば下がりもするのは、鍼灸の「補瀉」というテクニックを使い分けているからです。
しちせい特殊鍼法では、そのようなことを非常に大切にします。
それを知れば、少ないツボで多くの治療ができるようになるのです。
2/28の体験入学(臨床実践塾)では、新しいテクニックと、「しちせい特殊鍼法」のテクニックをいくつか紹介するつもりです。