ＮＹダウ80ドル高、ドル買われ1ドル＝102円台回復、南スーダンに再び内戦危機

（学校で教えてくれない経済学）


「英首相、メイ内相の就任確実に、キャメロン氏は13日辞任」と12日付けWSJ紙電子版でJennyGross記者が書いた。同記事によると「英保守党の党首選で、11日レッドソム・エネルギー担当閣外相が撤退、メイ内相（59）が党首と首相就任が確実になった。英国のEU離脱国民投票の結果後に生じた不確実性に終止符が打たれる。キャメロン首相は、13日の議会後エリザベス女王に辞表を提出、同日夜までに次期首相が誕生する見込みだと語った。メイ内相の党首就任は保守党幹部の承認が必要」と書いた。NHK/BS［ワールドニュース］で12日朝放送の英BBCは「レッドソム氏の撤退声明により保守党員による党首選候補がメイ内相のみとなった。メイ内相が即刻首相に指名される見込みである。メイ氏は『英国首相に決まれば、国の団結、イギリスの将来に向って前に進む』と語った。レッドソム氏は『自分は25％以上の支持を得ていたが、メイ氏は60％以上の支持を得ている。党の団結、国の団結のため無駄な時間を使いたくない。』との声明文を読み上げた。レッドソム氏の数日前の『自分は3人の子供の母親である。メイ氏は子供がいない。』との発言に対して厳しく非難されていた。カメロン首相は『メイ氏は英国の首相になる最もふさわしい。』と話した。カメロン首相は13日にエリザベス女王に辞任を申し出る。一方労働党はコービン党首と党首選立候補を表明したイーグル氏との間で党首選が行はれる。」と伝えた。イーグル氏は『保守党が天下を取る様を黙って見ているわけにはいかない』と語った」と伝えた。一方、ドイツZDFはイタリア最古の銀行が3,600億ユーロの負債を抱えて倒産の危機にある。イタリア蔵相はＥＵにＥＵルール適用除外の緊急支援を11日要請」と伝えた。

豪ABCは「5年前に最も新しく生まれた南スーダンが再び内戦危機に見舞われている。」と伝えた。2005年にはじまった内戦で150万の人が犠牲になった。その後内戦停戦を繰り返し2013年に南スーダンが誕生した。」と伝えた。豪ABCは、石油価格暴落で国の破たん状態にあるベネズエラ政府が12時間限定でコロンビアとの国境を開放した。日用品を求めて数千人がコロンビアのスーパーに殺到する様子を映していた。ロシアテレビは「スポーツ仲裁裁判所（ＣＡＳ）に女子テニス、シャラポア選手処分取り消しを求めていたが裁定が9月19日までに出すと通達、リオ五輪に出られなくなった。不当な措置だと伝えた後、クリミアの現状として少数民族クリミアタタール人にロシアテレビがインタビ―「ロシア併合後人権と名誉が初めて回復された」と語る様子を映していた。フランスF2はEUの人口構成で2015年、年間死亡者数520万で出生者数510万人を初めて上回った。移民の増加で全体の人口は2040年まで徐々に増加5億7300万人でピークを迎えると紹介していた。米ABCはミシンガン州軍裁判所内で発砲事件があり裁判所職員2名が死亡したと伝えた。

週明けNY市場はNY ダウは一時140ドル以上値上がりした。あと利益確定の動きが出て80ドル高、18,226ドルで取引を終えた。米国債券が売られ利回りが上昇、NY外為市場ではドルが買われ、1ドル＝102.65円、1ユーロ=113.53円で取引された。NY原油（WTI）はバレル44.76ドルNY金はオンス1,355ドルへそれぞれ小幅値下がりした。（了）