ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

高血圧と納豆の食べ方・・・臨床連載―23

2005-08-03 12:05:52 | 診断即治療と虹彩学
ブログで知り合った方に、ogaさんという方がいて、この方のブログに、「手
を汚さない納豆の食べ方」というのがありました。
細かいことは、 ogaさんのブログで見て頂くとして、方法だけを紹介して
おきます。


Ⅰ・・・

Ⅱ・・・

Ⅲ・・・




患者さんではないのですが、仕事の関係で関東の方からメールを頂いた。

主目的は別のことでしたが、自分の体調について、質問のような内容が書か
れていたので、回答をメールで送ったら、早速返事がきました。

しかし、その内容を読んで考えさせられることがありました。

それは、体の変調がいろいろありましたので、家庭療法として食事療法と手
当法を書き、追伸で、
≪できれば一日に2パック(約100グラム)、毎日、納豆を食べてみてく
ださい。動脈硬化にも肝臓にも良いです。≫

というメッセージを入れたら、こんな回答が返ってきた。

≪納豆は好きで納豆キナーゼとかが血圧にも良いとの事で此処数ヶ月毎日
大粒納豆2パック食べています。
たまに豆腐もキムチと一緒に食べています。これはカプサイシンが痩せると
かで時々食べています。
ご指導ありがとう御座います、これからも続けて食べてみます。≫


あら!
と思い、再びメールを送った。

≪キムチは止めといて下さい。心臓に負担が掛かかるからです。納豆だけの
ほうがよいです。≫


最初に私が送ったメールを読むとわかるのですが、この方は心臓に異変が出
ていますので、納豆の良さより先に、唐辛子の悪影響が出てしまうので、
キムチは止めたほうがいいとメールしたのです。

陰陽で分類すると、唐辛子は非常に陰性(心筋を緩める)で、心臓の力を落
としてしまうからです。

また、納豆についているタレには、砂糖が入っていますので、病気の時はタ
レを使わずに、そのままか、醤油を少し入れて食べるようにします。
ネギを入れるのは構いません。

納豆の効果は、ナットウキナーゼという酵素で、酵素は熱に弱く、48度で
は分解されてしまいますので、揚げ物にしたり、熱い味噌汁に入れたりする
と、効果をおとしてしまうことになりますので、常温で食べるようにします。


以下、メールのやりとりを参照してください。


私が送った↓メールです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんばんは、お世話になっております。
現在の体調について、メール内容を基本に診断しますと、以下のようなこと
が言えると思います。

① 高血圧、上194下140   ・・・・・動脈硬化、肝臓や腎臓の代謝低下による
                       高血圧、
② パニック症と鬱の状態    ・・・・・低血糖症(糖尿の前兆)、心臓機能低下
                       (狭心症の前兆)
③ 誰かがそばに居ると少しの間ぐらいは電車が大丈夫・・・・・肝虚(肝臓の疲労)、
                                     心臓機能低下、
④ 電車に乗ると動機や息切れがする・・・心臓機能異常、
⑤ 閉所恐怖症          ・・・・・心臓機能異常(多分、高所恐怖症もある
                       と考えられる)
⑥ 左の耳鳴り          ・・・・・心臓機能異常による経筋腱収縮牽引から
                       くる耳鳴り
                       経筋腱収縮牽引収縮牽引については、
                       こちらを参考にしてください                      
⑦ 左手の痺れ、だるさ     ・・・・・肝臓か心臓からくる経筋腱収縮牽引が
                       原因で、肝臓からの場合は、首が右に
                       寄り、心臓の場合は左に寄る
⑧ 首肩がカチカチになる    ・・・・・多分、高血圧が原因
⑨ たまにボオーっとなる    ・・・・・心臓の疲労(高血圧のため)からくる「脳
                       の酸素不足」
⑩ 177センチ、97キロ、体脂肪24・・・ちょっと太り過ぎかも
⑪ 多汗症             ・・・・・心臓疲労からくるもので、特に首から上
                        がひどいと思う
⑫ 目もしょぼしょぼする      ・・・・・肝臓の疲労
⑬ 足がつったりする        ・・・・・肝臓の疲労

診察してみないとわからないのですが、以上のような状態が起っていると考え
られます。
家庭で治すなら、太もも踏みと食事療法で治せると思われます。

太もも踏みは、こちらを、食事療法は、こちらを参考にしてください。l

横須賀に知り合いの鍼灸師がいて、食事療法もよく知っている先生ですので、
一度電話を入れて相談してみたらどうでしょうか。

―――以下省略―――
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


それに対する回答の↓メールです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先生のおしゃられる通りすべて当てはまります。
心臓(心室内ブロック)や肝臓(脂肪肝)に問題ありですし、たまに心臓が
痛くなったり(祖父、父共に心筋梗塞で亡くなっている)、首も回転させる
と左肩から心臓にかけて痛みとつまった様な感じがします。

閉所恐怖症に加え高所恐怖症です。

汗もおしゃられる通り首から上が凄いですし、健康診断でも30キロ痩せま
しょうと毎回言われます。

耳鳴りについても(医者は、それは無いと言うのですが、中学生ぐらいから
か両耳からたまにシューっと空気が出る事が有ります。)

心療内科では入院薬物治療か自宅で薬物治療をと言われましたが、仕方ない
ので百歩譲って心療内科にかかりながらですが、鍼灸、整体などで治療したい
と思っています。

―――中略―――

お忙しい中、色々ご指導して頂き大変感謝しています、本当にありがとう御座
いました。
ご迷惑でしょうがこれからもどうぞ宜しくお願い致します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原油高、利上げ無視、NYダウ上げる:米国経済-学校で教えてくれない経済学

2005-08-03 09:58:17 | 経済学
 8月2日、NYダウは、原油相場が高値を更新し、
8月8日の米FOMCでの再利上げ必至の状況下
にもかかわらず、60ポイント上昇して10,683で
取引を終了した。

 NYダウ上昇の起爆剤となったのは相次ぐ米企業の
好業績発表のようだ。それに個人所得0.5%増、
個人貯蓄率横ばいなどの経済データが投資家心理を
強気にさせたのかもしれない。

 お金ほど臆病な生き物はない。そのお金が警戒感を
解いてねぐらから顔を出しはじめたのかどうか興味がある。

 株に限らず相場の予測ほどあてにならないものはない。
そのことを百も承知で、投資家が株にお金をまわしはじめた
のであろうか。

 7月21日、中国は突如、人民元切り上げを実施したが、
投機家の思惑をよそに、1ドル=8.10~8.11元の
ゾーンで安定していることも相場に安心感を与えているの
かもしれない。

 NY原油相場は、サウジアラビアのファハド王死去を受けて、
バレル62.30ドルと1983年からデータをとり始めて以来の
最高値を更新した。サウジの政情不安、原油先高を嫌気して
8月1日のNYダウは下げた。

 8月2日のNY原油先物相場は新値更新後下げたあと反発、
バレル61.89ドルと頑強に60ドル台を堅持している。

 一方、8月2日、米債券市場では、10年物米国債は、値下がりした。
相場値さがりで利回りは、4.334%へ上昇した。

 8月8日の米FOMC(公開市場委員会)では0.25%利上げは
相場に織りこまれている。

 ナメクジに塩ということわざがある。

 塩(利上げ、原油高)をかけられて
ナメクジ(NY株)が元気になった?!

 NYダウは上げたが、日本はどうか?

 郵政民営化法案否決、総選挙必至という話は出ている。
ところが騒ぐ割には日本の株式市場はしっかりしているのは
なぜなのか?

 話は飛ぶ。

 WSJ紙電子版(8/1)は、原油相場の予測はサイコロの目と
おなじようなもので出たとこ勝負、あてにならないと
喝破していたのは、喜んでばかりはおれないが、
内心痛快であった。

 世界原油事情のシンクタンクであり司令塔でもある
IEA(國際エエルギー機関)が、予想データを再々修正して
いる事実を改めて指摘している。

 世界の原油供給量を日量8,000万バレルとして、OPECの
数字でさえ、3,220万バレルから2,900万バレルの幅があると
いうのである。
 
 最大の理由はOPECメンバー国の秘密主義だと指摘している。
本当の数字を彼ら自身が公表しないからだというのである。

 足もとのアメリカでさえ、原油相場の予測は、まず天候に
左右されている。テロ攻撃を材料にパイプラインが破壊
されるとして供給予測を修正すると指摘している。

 OPECメンバーのデータが信頼できないなら、非OPECの
データはなおさら信頼できないとWSJは指摘している。

 生産量ではロシア次第、需要量では中国政府発表
データ任せである現実は避けがたい事実である。

 ロシアの原油生産量は日量1,000万バレルを越えると
いわれサウジアラビアと肩を並べている石油生産大国である。

 中国の石油需要は昨年、日本を抜いたと言われ、米国に次ぎ
世界第2の石油消費大国である。

 ロシアと中国がブラックボックスではデータが信頼できないのも
うなずける。

 IEAやOPECが発表するデータに加えてコンサルティング会社の
発表や分析が加わるからいよいよ世界の石油予測が混乱してくると
WSJ電子版は明解に指摘している。

 原油高、利上げ無視、NYダウ上げる。

 相場が上がりたがっているときは相場は上がる。

 相場が下がりたがっているときは相場は下がる。

 馬を川の側まで連れて行くことは出来ても馬に
水を飲ますことは出来ない。

 お金という世界で一番臆病な生き物が相場の
居所を一番よく知っているのかもしれない。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする