「パウエルFRB議長の22日講演控え様子見、21日のNY株価、S&P500は5営業日続落した。市場は9月利下げ再開を99% 織り込んでいたが現在79%に低下している。」と21日、ロイター電子版が伝えた。21日、ヤフーファイナンス電子版は「8月の米製造業PMIは52.3、サービス業PMIは55.4と共に予想を上回った。トランプ関税引き上げの一部の価格転嫁が伺われる。一方、ウオルマートの4~6期売上利益とも増加したが1株利益が予想を下回り、21日、当社株価が4%超値下がりした。市場は米関税引き上げの影響を懸念している。」と伝えた。
21日NY市場でダウは44,787ドル、152ドル、0.34%安、S&p500は6,370と25ポイント,0.40%安。ナスダックは21,100と72ポイント、0.34%安で取引を終えた。個別銘柄ではウオルマートが97.96ドル、4.49%安、1銘柄でダウを28ポイント押し下げた。恐怖指数VIXは16.60と5.80%上昇。米10年債利回りは4,331%と0.77%上昇。NY外為市場で1ドル=148.28円、0.65%高、1ユーロ=172.10円、0.25%高。1英ポンド=198.86円、0.33%高。NY原油(WTI)はバレル63.49ドル、1.24%高。北海ブレントは同67.57ドル、0.03%安。NY金はオンス3,383.30ドル、0.15%安。ビットコインは11万2.493ドルで取引された。
22日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「ネタ二ヤフイスラエル首相は人質全員解放を条件に一時停戦の提案を用意があると21日米代表に伝えた。ヨルダン川西岸占拠はパレスチナ独立賛成国増加にも拘らず譲る気配はない。②ラブロフ露外相はロシア抜きのウクライナ和平協議は無意味だと牽制した。」と伝えた。ドイツZDFは「①アドリア海パイプライン爆破にウクライナ軍が関与していた疑いが高いとドイツ最高裁が中間報告を出した。②トランプ政権は8月1日に遡りEUに対する自動車関税を27.5%から15%に引き下げると発表した。木材及び医薬品も15%となる。米EU貿易戦争は当面回避された。③大阪万博では夜間開催が人気だ。1,800万人が訪れた。日本館での生物体験コーナーはよかったと万博を訪れたドイツ品観光客は話した・万博は10月13日に閉幕する。」と伝えた。フランス2は「①EU米国で関税交渉がまとまった。ワインに15%関税かけられる。フランスはワインの25%を米国向けである。ワイン農家は5%関税が3倍となり米国以外の輸出先を増やす必要に迫られる。②カカオ豆にカドミウムが含まれている。脳梗塞はじめ心臓疾患に影響がある。チョコレートを控えることしか打つ手はない。」と伝えた。
シンガポールCNAは「①台湾が2025年の国防予算を31億ドルと台湾GDPの3%を超える。米国の圧力が継続していた。②タイ政府は外国人観光客にタイ国内用無料切符を配布を発表した。2,100万ドルにのぼるが年間20万人韓国客増加に期待している。③インドはロシアとの貿易は印露両国の地域安定に基本的に重要だとインド外相は語った。」と伝えた。韓国KBSは「イゼヨン韓国大統領は日本訪問の後25日米国を訪問予定であるが訪日随行予定の高官が急遽ワシントンに向かった。何らかの変更が懸念される。李大統領はトランプ大統領との会談で朝鮮半島全体の非核化と韓国造船技術提携が重要議題になると見られている。」と伝えた。(了)