しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

パラノーマル・アクティビティ2

2011年02月13日 20時22分52秒 | 作品名(は行)
第214回「これ以上、柳の下にどじょうがいるとは思えないが・・・」

映画本編が始まる前に「映画本編終了後に衝撃の事実が明かされます。エンドロールが終了するまで席を立たないでください。」だなんて観客を煽るから、「そこは最後まで席を立たなかった観客へのご褒美なのに・・・」って思っていたのですが、それほど衝撃的な内容ではありませんでした。どうやら、すでに第3弾の公開が決定したそうです。
今夜の作品は「パラノーマル・アクティビティ2」です。ちなみに前作のブログはこちら

前作は製作費わずか百万ほどで制作され、大ヒットした「パラノーマル・アクティビティ」の第2弾。ある事件が監視カメラとホームビデオによって映し出されます。
カルフォルニア州カールズバッドに住むレイ一家。父親と母親、前妻の娘と生まれたばかりの息子、お手伝いの5人が住む家で怪現象は起こり始める。

ある日、家族が旅行から戻ると家じゅうが空き巣に荒らされていた。父親は監視カメラを6台設置することにした。それから夜中の足音や、食器が割れるなど数々の異変が家族を襲い、その様子が監視カメラに捉えられることになる。そしてその現象はエスカレートしていく。家族を襲う恐るべき存在とは・・・

まず驚いたのは、前作からの完全なる続編だったこと。時間軸的に言うと、前作よりも前に起こった事件だったこと。母親は前作の主人公だったケイティの妹という設定でガッツリ前作が関わっていますので、観ていないとまったく面白くないです。同じような事件がどこか別なところで起こったという設定だろうと思っていたので、「ああ、前作をそういう風に続けたのか・・・」と1人で納得してしまいました。おそらく後付けの設定でしょうが、個人的には今作の設定、結構好きです。
POVの映像は、監視カメラの映像を取り入れたことで、かなり見やすくなり偶然に捉えた感が増していて良かったと思います。だけど、問題は脚本です。実は前作の事件はここから始まっていたというのは良かったのですが、全体的に起こる事があまりにも淡々と起こっていて、盛り上がりに欠けます。特に最後はあまりにもアッサリしていて、「え!終わるの?」って思ってしまいました。

そして、最後には衝撃の事実が明らかに(笑)
秋には第3弾の公開が決定したそうです。要するに今作は思いっきり次作を意識した作りだったんじゃないか!とツッコミを入れてしまいました。
点数は★★★☆☆です。個人的にはこういうお話好きなんですが、前作ほどの驚きや恐怖を得られなかったのは、典型的な「失敗した続編」だったからでしょうか?にも関わらず続編決定と、柳の下に何匹どじょうがいると思っているでしょうねぇ。このお話にきちんと決着がつくのでしょうか?それでも、結局観ちゃうのでしょうけどね。

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