しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

シャッターアイランド

2010年04月18日 23時23分48秒 | 作品名(さ行)
第180回「スコセッシ監督からの挑戦状の中身とは・・・」

あれだけ色んなところで「この謎が解けるか?」と挑戦状を叩きつけられてしまえば、サスペンス映画ファンとしては「よし!解いてやろうじゃないか。」と息巻いて劇場へ足を運ぼうってもんです。今日の映画は「シャッターアイランド」です。

物語は精神異常犯罪者を専門に扱う施設がある孤島「シャッターアイランド」。そこでは罪を犯した精神異常者を専門に収容する病院があり、島の裏側は断崖絶壁、島の周囲は潮流の荒い海に囲まれ、陸まで泳ぐ事は不可能。そんな孤島から女性患者レイチェル・ソランドーが行方不明となる事件が起こった。逃げ場のない場所から彼女はどこへ?どうやって?
連邦捜査官であるテディ・ダニエルズは新しい相棒のチャックと共に彼女の捜索の為にシャッターアイランドを訪れるとこから物語は始まる。
捜査を始めたものの非協力的な職員達に院長や医者達。そしてテディにはもう1つの隠した目的があった。

もう、始まる前から散々「あなたの見ている世界がすべて正しいわけではありません。」とか「セリフや目線に注意して鑑賞してください。」など、ヒントと称して色々言い過ぎでした。そうまで親切にしないと観客はこの作品を駄作と判断したのでしょうか?
私はこの作品の評価は★★★★☆としました。スコセッシ監督が放った挑戦状との対決は「引き分け」といったところでしょうか。
正解を導き出すことはできませんでしたが、当たらずとも遠からずな予想の範疇の結末でした。あれだけヒントを出されてしまえば、想像する事は決して難しい事ではなかったと思います。しかし、用意された結末はあまりにも悲しい、重い結末でした。

色々と書きたいことは山ほどあるのですが、何を書いてもネタバレになるので、物語もあそこまで、感想も簡素なものとなっています。それでもこの映画は観る価値のある作品だと思います。ディカプリオの演技は天下一品なのですが、彼の見た目(童顔?)がリアリティを欠いてしまっているのでしょうか?

いずれ私なりの解釈を掲載したいと思っています。

シャッター アイランド スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
レオナルド・ディカプリオ,マーク・ラファロ,ベン・キングズレー,ミシェル・ウィリアムズ,パトリシア・クラークソン
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