しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

M:i:III

2006年07月16日 12時18分10秒 | 作品名(ま行)
第53回「二転三転は当たり前?」(ネタバレあり)

このシリーズの制作が始まったのを知るたびに心配になる事があるんです。なぜかと言うとこのシリーズはいつも監督と脚本家が決まるまでに時間がかかるうえに、必ず違う人間が選ばれるので、作品の「らしさ」みたいなものが薄れてしまわないか、いつも心配しているんです。幸運なことに今までの作品は見事に「らしさ」を失わずに面白い作品に仕上がっています。タイトルが遅くなりました。今日は「M:i:III」を鑑賞してきました。あの導火線の映像とあの音楽を聞くとワクワクするのは、私だけじゃないですよねぇ。

このシリーズは私の大好きなシリーズ物の1つです。中学生くらいに観た「新・スパイ大作戦」からのファンで、もちろん古くからの名作であることは、わざわざ触れるまでもありませんよね。必ず作品中に登場させるべき、「お約束」のようなプロットがきちんと描かれているか、「スパイ大作戦らしさ」を失っていないかが、映画の良し悪しに関わってきます。今までの1作目、2作目ともに演出した監督らしさも無くさずに、「スパイ大作戦」らしさも見事に描ききっていました。
今回の監督は前2作の監督に比べると、映画界での実績という意味では、ほとんど無名に近い人を抜擢しているので、心配がかなりありました。映画を観終わったからこそ言えることなのですが、ミッション:インポッシブルシリーズの中で1番スパイ大作戦らしい作品に仕上がっていました。

個人的に大事なプロットである、「変装」もしっかり使われていたし、大好きなキャラであるルーサーもしっかり登場していたので、点数は限りなく5点に近い★★★★☆です。
どうして、満点じゃないのかは、劇中に登場する「ラビットフット」が何なのかが詳しく描かれていなかった事と、リンジーが伝えた情報は正しかったのか?そんな疑問が残ったので。
それ以外のストーリー、アクション、テンポの良さと、どれを取っても見事でした。

それにしても、ああいう仕事してる人が本名を使って仕事しちゃダメですよねぇ。イーサン・ハントが本名なのを知って、心からそう思いました。だから、すぐに人質に取られちゃうんですよねぇ。天下のIMFのずぼらな面を見た気がします。
ずぼらと言えば、必ずIMF内部から裏切り者が発生するのは、なぜでしょう?お給料安いんですかね?(笑)

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