遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

マルドゥック・スクランブル

2011年01月27日 16時15分31秒 | 読書
       マルドゥック・スクランブル      沖方 丁(著)2009年9月発行

   
  去年からずっと著者の『天地明察』を読みたかったのですが、
  図書館では、村上春樹の『1Q84』と同じくらいの人気の500人待ち、、、。
  諦めて「買って読もうかなぁ」と本屋さんをうろついていた秋の終り頃に
  この本をみかけ、図書館で検索してみたら、
  こちらは順番待ちも少なくすぐに借りられそうだったので、読んでみました。
  『天地明察』とは全くジャンルがことなるSF小説で驚き!
  この小説を元に漫画や映画も製作されていたんですねぇ、知りませんでした。
  元々は、2003年に文庫の全三巻で出版されていたものを、
  今回、大幅改訂し一冊にまとめられたものなので、
  638頁と分厚く重たい本でした。
  が、とても面白くて重さは気にせずサクサク読み進みました。
  一瞬『歌うクジラ』なども思い出したのですが、
  こちらも地球の近未来の世界を描いています。
  最近、SF小説を読んでいると『いづれ、ほんとにこんな社会になるんだろうな~』
  と漠然とですが想像することが多くなりました。
  良いか悪いか、は別として現在の社会から未来を予想できる気がします。
  特に、今の格差や貧困や争いの世の中を突き詰めてイメージしていけば、
  こうなってしまうんだろうな、、、と想像するのは当然でしょう。
  この小説には、主人公「バロット」や彼女を助ける「ドクター」や
  彼女と一体化し共に闘う「ウフコック」等が異色の才能を発揮するし、
  カジノの素晴しくカッコイイ女性ディーラー「ベル・ウィング」や
  男性ディーラー「アシュレイ」の人間性が、救いとなっている。
  小説として細かいことを言えば難もあるが、カジノシーンは圧巻だし
  (カジノやゲームには無知でも楽しめた)、SFとしての装置も興味深く、
  また、人間として考えさせられることも多く全体として面白かった。
  因みに“マルドック”は“天国への階段”の意で、マルドック・シティが  
  小説の舞台となっている。
  辛い過去をもち、車の中に閉じこめられたまま焼かれるという悲惨な状況で、
  死んだほうがいい。
  死にたくない。
  生き残る・・・
  そう呟いた少女娼婦「ルーン・バロット」の喪失と再生の力強い物語。

    わがまま母

  
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ショコラ風味

2011年01月27日 10時07分45秒 | 食べ物/飲み物
  1月27日(木)晴れ

  こちらも、陽射しがあり空も青い穏やかな冬の日です。
  
  昨日はなんだか草臥れてしまって、夕飯は簡単にサンドウイッチにしました。
  せめて一日働いたご褒美?に、久しぶりにビールを・・・
  これは、『ショコラ ブルワリー』(ビター)という
  サッポロ(ビール)とロイズ(チョコ)の合作のビールです。
  ・・・カカオの香ばしい香りとほろ苦い味わい・・・
  とのうたい文句にコロッと参って買ってみました。
  バレンタインも近いことだし、チョコの季節ですものね!

  色と香りや泡の感じはチョッと黒ビールみたいでした。
  確かにカカオの香りや味もします。
  どちらかというと、デザートの飲み物に向いているかもしれません。
  残念ながら食事には合いませんね~。。。

  でもまあ、季節限定のビールでしょうから、
  一度呑んでみないとね。
  ギネス好きの娘は気に入るかも・・・?!

   さ~て、今日はこれからマッサージに行ってきます。
  火曜のスクールで、ブイ挟んでのプル練習をしたせいか
  持病の腰痛が再発したもので。。。
  イテテテ、、、と腰を屈めて歩いています。
  
   わがまま母
  
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黄色がなかった~

2011年01月27日 08時08分05秒 | 雑記
今朝の東京は晴れています。
日差しがある場所は、ぽかぽかして気持ちいいです。
ん~今日みたいな日がお休みだったらいいのになあ。

本日のお弁当も鮭がメインです。
黄色がないですね。明日は卵焼きでも作ろうかなあ。
(子)
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