今度は下記の「教育新聞」の購読者限定配信記事へのコメントですが、やはりフェイスブックに昨日書き込んだことに手を加えて、こちらに転載しておきます。神戸の学校で管理職のなり手が減っていて、今後「教頭職への昇任」に際して「筆記試験」をやめることにした・・・という記事へのコメントです。
教頭への昇任で筆記試験廃止 なり手不足解消狙い、神戸(教育新聞2020年9月10日、購読会員限定)
<以下、昨日フェイスブックに書きこんだこと=転載にあたって、文面を少し変えています>
ただでさえ校長も教頭や副校長も、仕事大変だし、なり手減ってるのに…。(もっといえば、教職全体の仕事が大変な状況でもあるのに…)
去年の今頃、あれだけ「教員間いじめ」問題で、市長も市教委も政治家(市議を含む)も世論も(マスコミも、SNS上の議論も含む)、よってたかって神戸の学校の管理職いじめまくっていたら、そりゃ「管理職のなり手、おらんようになる」んじゃないですかねぇ。
その結果だと思うんですが、こんな事態を招いているのは。
そろそろ、「みんなでこういう状況をつくってしまった」ことを反省して、教育や学校に対する議論の立て方、課題の解決の仕方を、一から組み直していかないといけないと思うんでしょね。
特に、たとえば何か学校や教委で問題がおこるたびに、「けしからん!」「担当者や責任者やめさせろ、くびにしてまえ!」と言うばかりだった人びとについては、もうそろそろ一線を画して、私は「それが今度は別の問題を生み出しているんやで」「もう少し、今後は議論の仕方を考えたほうがいいで」と考え、今後のおつきあいを「考えさせていただく」ことにしたいと思っています。
<以上で転載終了>