河北新報「社説(5/6):教員の過重労働/定数増など抜本対策が急務」
2017年05月06日 土曜日
http://sp.kahoku.co.jp/editorial/20170506_01.html
この社説にある教員の「定数増」の話は、「業務改善アドバイザー」派遣とか、「部活動指導員」制度でなんとかここを切り抜けたい政権与党や文科省にとって、「いちばん言われたくない」話。
だけど、「ほんとうにラディカルに教員の過重労働の現状を改善したかったら、まちがいなく、必要」な話の「ひとつ」が、この社説かと。
その上で、あと「もうひとつ、必要」と私が思うのは・・・。
前々から言っているように、「ただでさえ現場にはいろんな課題が山積みだし、それだけで対応が大変なんだから、そこへ輪をかけて、次から次へと、いろんな改革を上から下へとおろしてくるような、そういうことはやめなさい」ということ。
ここに、この社説が触れてくれたら、もっといい感じ。
要するに前々から自分のことで言ってきているように、「無理をさせ、無理をするなと、無理を言う」構造それ自体を変えないとね。
今は「無理をするな」の議論で盛り上がっているけど、もともとの「無理をさせ」の部分にはあまりメスを入れていない感じがするんで・・・。
あと、先日のネット上のキャンペーンも、「教員の定数増」っていう要望、出していたっけ?