tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

猫は・・を、人間は魚を・・・

2013-11-10 17:31:17 | 日常雑感
11月10日(日)
朝から雲が多く、雨が降ったりやんだり、お日様がちょっと顔を覗かせたりと目まぐるしいほどのお天気でした。

日曜日の今日は、全くのフリーでしたので何をやろうかとそわそわしてしまいます。

朝の習慣で雨戸を開けて新聞を取りに行くと、待合のところに鳥の羽が散乱しておりました。
覗いて見ると、鳩が無残にも食べ尽くされておりました。
周辺にいる野良猫だと思いますが、かわいい猫もやはり獣の一種なのだとつくづく思い知らされました。

いつも新聞を片手にぼんやりしておりまますが一気に目が覚めてしまいました。
考えて見れば、野良さんも生きてゆくためですから仕方ないことで・・・。

朝食を済ませて、近くの電気量販店やホームセンターなど回り買い物を済ませて、帰りにスーパーによって食料を買い込んで帰宅、何とも珍しいほど久しぶりのことのような気がいたしました。



魚焼き器

焼き魚が好きなわが家では、魚焼き器は必要不可欠な道具で、付属しているグリルはあまり使ったことがありません。

何といっても後の始末と手入れが大変ですので、安い焼き物専用の物を買って来ては使っております。
魚専用ですので多少の汚れは余り気にしないで、さっと洗ってしまえば済んでしまいます。

そして、どうしても我慢できなくなったら捨てるという事にしております。
グリルで魚を焼くと、その他の料理のために火をつけ、コンロが温まったころになると、グリルに付いた魚の匂いがしてしいます。

これでしばらく大好きな焼き魚を食べることが出来ます。


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1週間の出来事は・・・

2013-11-09 19:03:51 | 茶の湯
11月9日(土)
朝から曇りがちのお天気で、気温も上がらず肌寒い一日になりました。

今日も自宅のお稽古でした。
お休みの人が多く、早く終わるかな・・・と、思っておりましたが、終わった時間はいつもの通りでした。
人数が少ないと、お稽古の内容が丁寧というか、細かなところまで見てしまいますから、結局同じような時間になってしまうのでしょう。



ノコンギク

日差しがないだけ花の写真はよかったようで綺麗に撮れました。(自画自賛です。)
前にも書きましたが、寒さが強まるごとに色が深くなってきているようです。





お菓子屋さんの届けてくれたお菓子は、栗の茶巾絞りでした。
今シーズン2度目かも知れません。それでも、何時頂いても美味しいお菓子で、嚙みしめるごとに味わいが深くなるようです。

夕方、皆さんが帰った後、この1週間を振り返ると、学園祭2か所、入院、自宅のお稽古と物凄い1週間であったとつくづく感じております。
忙しいのもいいかも知れませんが、時には骨休みが出来ないと、この先へばってしまいそうです。

春と秋はお茶会の多いい時ですので、よほどスケジュールを上手に組んで行かないと自分で自分を苦しめてしまいますから・・・。

明日は珍しく予定の入っていない日曜日です。

今まで出来なかった事をまとめてやろう!!




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消息を掛けて

2013-11-08 20:20:00 | 茶の湯
11月8日(金)
強い北風が吹いておりましたが、それほどの寒さは感じない一日でした。

今日は自宅でのお稽古です。



花は万作の照葉と白玉椿

たいして広い庭ではありませんが、椿だけはたくさん植えてあります。
その中の一本、白玉椿が丁度良い大きさになっておりましたので、早速切って来て生けてみました。

このところの風で、照葉が思うようにありませんでしたが、枝の影になっていた一枝がいい具合に残っておりました。



軸 消息       

軸は総持寺前貫主晃仙禅師からのお手紙を表装したものです。
春の歌切、秋の消息と言われているようですので、今日は、いただいたお手紙を軸にいたしました消息を掛けて見ました。

珍しくもないものですが当地の物を送りますと必ず達筆なお手紙をくださいました。
炉の前でお茶を点てている自画像とのことです。
そして「喫茶去」と揮毫され、「お茶をどうぞ」と言っておられます。



床の間

わが家の床の間はちょっと広くできておりますが、消息ですので小さな文字です。しかし、そんな広さは少しも感じさせない力があるようです。
修行し抜かれた禅僧の凄さなのでしょうか。

禅師の軸を掛けるたびにそんなことを感じてしまいます。


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今を盛りと咲いている花は・・・

2013-11-07 16:49:00 | 茶の湯
11月7日(木)立冬
今日は立冬で、冬の気配が山にも里にも感じられる頃のことだそうで、朝晩の冷え込もそろそろ本物になっているのかも知れません。

明日からお稽古ですので今日はゆっくりとその準備をいたしました。



野紺菊

この花は、母が大切に育てておりました思い出の花で、引っ越しをする時に一緒に持って来ってきましたので、咲くとやはり母を思い出します。
今の季節に野道を歩くとどこにでもある花ですが、母が・・・と思うと違う花のように感じて仕方ありません。

大学でも学園祭で、この花の説明では「野紺菊は強い花で、踏まれても刈られても、新たに芽を出して咲きます。そして、秋の深まりと共に、その色を増して行きます。」と学生たちがお客様に話をしている花です。

わが家の庭に今が盛りと咲いており、日増しに紫色が濃くなっております。



炉壇

先週のお稽古に使用した炉壇の中の灰汁と燃えかすを取り除くために、篩にかけて整えてから掃除を始めます。
炉壇の中は、燃えカスなど無いように見えますが、篩ってゆくと灰の塊や灰汁の塊などが出てきますので、取り除きながら灰の中に新たな空気を入れないと、炭が中々綺麗におきませんので、お稽古の前には必ずしなくてはならないひと手間です。

今日は自分の体調を考えながら、ゆっくりとゆっくりと準備をいたしました。

11月4日から三日間食事制限をされておりましたから、三日間掛けて徐々に元に戻して行こうと考えております。
そんな訳で、今日もお粥や煮込みうどん、そしてバナナなどでしたので元気でないなぁ~。


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検査が入院へと・・・

2013-11-06 17:21:01 | 日常雑感
11月6日(水)
爽やかな秋晴れの一日でした。

炉開き、学園祭と連続した行事が続きいささか疲れ気味です。

昨日、前から予約してありました検査に行ったところ、予想外の緊急入院する羽目になってしまい午後にやっと帰してもらえました。
10年ぶりの入院でした。



季節の贈り物

帰って来ると友達から季節の贈り物の柿が届いておりました。毎年のことですが忘れずに送ってくれます。

10年ぶりの入院でしたが、検査を始めて直ぐに、「今日は帰れませんね~」とドクターのひとことで決まってしまい、そのまま検査は続行され最後になって、その帰れない部分の処置を行いそのまま病室へ連れていかれ一晩の入院となったわけです。

一人部屋でしたので、気ままな入院でしたが入院は入院ですので、今まで自由にふるまっておりました行動が全部制約されてしまったわけですから、やはり辛いものがありました。
午後9時には消灯ですので、持参した小説を枕元の明かりで読みふけっておりました。

なんか久しぶりに本を存分に読めたような気がいたしましたが・・・・

それでも、家に帰りますと疲れがドッと出たのか、しばらく寝込んでしまいました。

検査入院というハプニンブの2日間でしたが、自分ではかなり健康的な生活をしていると自負しておりましたから、いささかショックでした。
でも、悪いところが見つかり治療が出来たという事ですので、気持ちを切り替えて、万事目出度し、めでたしという事で終わりにしたいと思います。

明日から、頑張らなくてはなりません。

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学際には家族が来ますが・・・

2013-11-04 17:58:43 | 茶の湯
11月4日(日)
雨は上がりましたが、今度は冷たい北風が吹き出し寒い日になってしまいました。

今日も学園祭でした。
行って見るとこちらの大学も、もの凄い人出でごった返した校内でした。祭り好きの日本人という事でしょうか?



歌花筒

歌花筒には「清風万里秋」の短冊に野紺菊とリュウノウ菊

こちらの花も同じですが、どちらも自宅の花ですので仕方ありません。
強い花ですので、3日、4日は十分持ちますので、花の番人を決めておき、2時間ごとに水を補給いたします。水さえ切らさなければ学際が終わるまで十分持ちますので・・・



お茶席

こちらもたくさんのお客様がお出でになりましたので、最後までお菓子が間に合うか心配しておりました。

お孫さんのお点前を見るためにいらっしゃったおばあちゃんがおりましたので、お孫さんがお点前です。
真剣にお点前をしているお孫さん。出されたお菓子を黒文字を使って一生懸命食べているおばあちゃん。

お菓子は後でも食べられますから、お点前を見てあげてくださいと言いたところですが・・・



駐車場

帰りがけに駐車場の紅葉がきれいだったので1枚撮りましたが、こういう写真は、どこをどうやって撮ったらいいのか分からないので、私の腕ではこんなところです。
きれいな紅葉でしたが・・・


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学園祭は大盛況でした

2013-11-03 18:56:34 | 茶の湯
11月3日(日)文化の日
穏やかな過ごしやすい一日でした。

今日は学園祭に行って来ました。
いつものことですが、校内どこに行っても人、人、人と凄い賑わいです。

お茶席になっております教室は、ちょっと奥まっておりますので、人の波が押し寄せるといった風ではありませんが、家族ずれの方々などで途切れることなくお客様がお見えになっておりました。



垂撥

唐津焼の花入れに楓葉霜経紅の短冊に今が盛りのノコンキクとリュウノウキクを生けてお客様をお迎えです。
席主担当の子が一生懸命に、道具の説明やお点前のことなど大きな声で説明しており、お稽古の時よりずっと立派に説明しておりました。



お茶席

お点前もあがってしまうこともなく、堂々といつも通りにしておりましたので安心いたしました。
ずっと付いていることはできませんが、何人かのお点前を見ればその日の様子はわかりますから・・・。



1年生たちも先輩に着物を着せてもらって、慣れない仕草で働いておりました。
私が思っている以上にみんなしっかりしているようで、余り心配しなくてもいいように思っております。

最後まで居ずに帰って来ましたが、明日のお菓子を心配するほどの盛況だったと、「嬉しい誤算です」とニッコリしていたのが印象的でした。

明日は別の大学にゆきます。





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お稽古と学園祭の準備が・・・

2013-11-02 18:10:27 | 茶の湯
11月2日(土)
朝からちょっと雲が多めでしたが、過ごしやすい一日でした。

今日も自宅でのお稽古でしたが、明日から始まる学園祭の準備もありまして手分けをしての大忙しでした。



自宅のお菓子

お菓子屋さんが届けてくれましたお菓子は、ご覧のとおり「照葉」だそうで、胡麻餡のやさしい美味しさでした。

午後からは大学へ行って、先日の大学と同じで、教室をお茶のできる部屋にして来ました。
今日は、学校が休みでしたので、学生たちは朝から机を運び出したり、割り当てられたボードを運び込んだりしておりましたので、私が着いた時には半分以上終わっておりました。



これから幕を張ります。

幕もポールに張るのではありませんから簡単です。あっという間に出来上がってしまいました。

それでも電熱器の配線やお棚の位置などは彼女たちだけではできませんので、見栄えよく、あれこれと注文を出しながら完成させました。



ちょっとお稽古

実際の場所で歩いて見る。座って見る。運んで見るなどあれこれやっている内に、「お点前してみようか」になりまして、お稽古になってしまいました。
本番の場所でするお点前は気分も違いますし、いいお稽古になったと思います。

明日はすでに学園祭が始まっている大学に行って、こちらは明後日に行くことになっております。
明日お点前をするという3年生は早くも緊張気味で、当日はどうなることやら・・・

それでも、今の若い人たちのやりたいという勇気に期待をしまして楽しみにしております。
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不本意な花でも

2013-11-01 19:39:35 | 茶の湯
11月1日(金)
今日も爽やかな一日でした。

学園祭が気になりますが、自宅での稽古ですので仕方ありません。
お稽古が始まる前にどうしてもしなければならないことがあります。

先日のお茶事に使った数々の道具を片付けなくては、お稽古に臨む茶室にはなりませんので、朝から片づけを開始して、片付け終わってからいつものようにお掃除です。
終わったのがお昼近くでしたので、大急ぎで昼食をとりお稽古です。



軸「楓葉経霜紅」

今日のお軸です。

季節感から言えば今しか掛けられませんので、毎度のことですがこの軸を掛けて見ました。
禅語的に言えばもっともっともっと、深い意味があるのでは思いますが、今日は素直な気持ちで季節を大切にいたしました。



花は万作と西王母椿

炉開きの時と同じ組み合わせになってしまいましたが、照葉の万作が先日の強風で、赤くなり始めて葉はすべてどこかに飛んで行ってしまいました。
まだ、若い青い葉だけがしっかりと木に付いておりましたが、ご覧の通りの色です。

花を選んでいけるのは大変なことで、選べる条件が整っていればいくらでも選んで、ベストの花を飾れるでしょうが、限られたところから選ぶのですから、不本意ですが仕方ありません。

それでも季節の花を、広くもない自宅の庭で選んで生けられることには感謝、感謝です。
多くの茶道の先生方は、花ではどれほどご苦労なさっているかを見聞きしておりますから・・・。

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