tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

言葉にして伝える難しさ

2013-11-19 18:37:23 | 茶の湯
11月19日(火)一茶忌
朝からよいお天気でした。
午前中に抜けるような青空のもと散歩に出かけて見ましたが、午後からは大学のお稽古ですのでちょっと控えめにして帰ってまいりました。



青空の中で

見渡す限りの青空の中にぽっかりと浮かんだ白い雲は、歩を進めるごとに形を変えております。
行雲流水がぴったりの光景でした。



花は万作と西王母椿

万作も枝の下の風の当たらないところには、まだ照葉が残っております。
切った時には5~6枚あった葉でしたが、学校に着いた時には3枚がかろうじて付いておりましたが、2枚になっておりました。



拝見

上級生は拝見までいたします。

炉になって2回目のお稽古ですが、しっかり覚えておりまして滞ることなくお点前が進みます。

今日も3か所でのお稽古で、炉は上級生。風炉は1年生という風に分けてのお稽古で、上級生は自分のお稽古が終わると下級生を見てくれます。
自分のお稽古も大事ですが、下級生を見ることも大切なことで、教えることにより、自分自身の上手くできない事ができるようになる、こんな変化を期待しております。

上級生を見ていると、下級生ができないと、「こう!こう!・・・」ばかり聞こえてきます。適切な言葉が見つからないので言葉になって出てきません。



お菓子

お菓子は、「芋羊羹」で、食べてみれば誰でもが、サツマイモと分かりますが、さすがはお菓子屋さんです、お菓子らしく丁寧に仕上げておりますから、お茶席にも十分耐えうるお菓子になっております。
ただ、上手に切って食べないと、ぽろぽろ落としてしまいます。

お菓子を食べる前に、「あまり細かく切らないで、大胆に切って食べないと食べられなくなってしまいますよ」と注意しているのに何人が落としたことか・・・

今日は一茶忌です。

やせ蛙 まけるな一茶 これにあり    
我ときて 遊べや 親のない雀     一茶

コメント
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