tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

不本意な花でも

2013-11-01 19:39:35 | 茶の湯
11月1日(金)
今日も爽やかな一日でした。

学園祭が気になりますが、自宅での稽古ですので仕方ありません。
お稽古が始まる前にどうしてもしなければならないことがあります。

先日のお茶事に使った数々の道具を片付けなくては、お稽古に臨む茶室にはなりませんので、朝から片づけを開始して、片付け終わってからいつものようにお掃除です。
終わったのがお昼近くでしたので、大急ぎで昼食をとりお稽古です。



軸「楓葉経霜紅」

今日のお軸です。

季節感から言えば今しか掛けられませんので、毎度のことですがこの軸を掛けて見ました。
禅語的に言えばもっともっともっと、深い意味があるのでは思いますが、今日は素直な気持ちで季節を大切にいたしました。



花は万作と西王母椿

炉開きの時と同じ組み合わせになってしまいましたが、照葉の万作が先日の強風で、赤くなり始めて葉はすべてどこかに飛んで行ってしまいました。
まだ、若い青い葉だけがしっかりと木に付いておりましたが、ご覧の通りの色です。

花を選んでいけるのは大変なことで、選べる条件が整っていればいくらでも選んで、ベストの花を飾れるでしょうが、限られたところから選ぶのですから、不本意ですが仕方ありません。

それでも季節の花を、広くもない自宅の庭で選んで生けられることには感謝、感謝です。
多くの茶道の先生方は、花ではどれほどご苦労なさっているかを見聞きしておりますから・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする