tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

シルエットのお茶室は緊張感が・・・

2013-11-20 18:39:01 | 茶の湯
11月20日(水)
青空がいっぱいの一日でした。
今日も大学のお稽古に行って参りました。

こちらの大学も1年生が多く、学園祭が終わったのを機に風炉の柄杓の扱いに移りましたが、これが大変なことで、しばらく柄杓との格闘が続くと思います。




床の間
今日の床の間は、昨日と同じ花で、万作と西王母椿です。
どちらの大学もいつも同じように、考えております。

上級生は自分のお稽古が終わると、下級生のお稽古に入ってもらいました。
昨日と同じパターンですが、そうしないと私だけではどうにもなりません。



どっちも一生懸命

教えている上級生たちの話を聞いていると、面白いことを発見いたしました。私が彼女たちに言った言葉をそのまま下級生に話しているのにはびっくりです。考えて見るとちょっと怖いことで、あまり大げさに物は言えないし、言葉も選んで話さないとならないと痛感いたしました。

教えることにより、自分の技術の向上になりますので、この方法をしばらく続けて行こうと思っております。
点前座が2か所で、その他に、1年生用の場所を設えてのお稽古です。

お点前をする上級生はもちろん自分のお稽古ですから真剣ですし、教えている上級生もみんな一生懸命です。
そして、終わりのあいさつの時に、来ていた4年生に「卒業するまでの間に、自分で習ったすべてを下級生に伝えて卒業していって下さい」と言って来ましたが、その時の彼女たちの目がはっきりと輝いているのを見まして安心いたしました。

必ずそうしてくれることを信じて・・・



コメント (1)
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