10月27日(日)
晴れてはおりましたが、急に雨が降ったり、すぐに晴れたりと落ち着かないお天気でした。
今日は、ちょっと早いですが炉開きを済ませました。
床の間
学園祭やらお茶会やらと忙しい時期ですので、早めの炉開きでした。
お弁当
いつものように料理を作っている余裕がありませんでしたので、お料理屋さんからお弁当を取っての炉開きでした。
何となく手抜きのような気がいたしますが、自分の体力と時間を考えると仕方がないと思っております。
花
花は、マンサクと西王母です。
花入は唐銅の鶴首に生けました。。
香合
香合は、信楽野ガランで、友人の力作です。
一服
すべて終わってから一服を、お薄に使った茶碗で頂きました。
何時ものことですが、終わった後の一服は何ものにも代えがたいものがあります。
炉開きは、「茶人正月」といわれるほど、お茶を嗜む人達にとっては特別な事ですが、暦通りに炉開きをするという、心のゆとり、日にちのゆとりが、なくなってしまっているというのが現実なのだと思います。
それでも、古の昔からの伝統やしきたりを守るのが、私たちの役目だと思っておりますので、できる限りやってゆこうと思っております。