25弦リラを数年間、同じ弦で弾き続けている人も多くおられますが、時々弦交換について、お問い合わせがあります。
たて琴リラ(ライアー)の弦交換は、リラ工房でもお引き受けいたしますが、チューニングができるようになったら、演奏者自身で行うことがベストだと思います。
リラの弦は切れにくいですが、弾き続ければ弦は劣化するし、突然切れたりします。
リラの弦はホームページで購入できます。
また、詳しくは電話やメールでもお応えさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
(写真は金沢でのスナップです)
昨日と今日の気温に大きな差はなかったようで、リラの各音程はほとんど変わりはありませんでした。
新しい弦が張られた新しいリラでは、このようには行かず、音程はが下がることが多いですが、それをチューニングピンを回すことだけで、音程を合わせるのではなく、各弦をしっかり響かすことと一緒に行いましょう。
音程の安定と並行してリラの扱いも上手になると思います。
(写真は上高地のかっぱ橋前でリラを奏でるMさんです)
午後4時ころリラを弾いたら、昨晩からの急な冷え込みの影響か、全体的に音程が下がっていました。
数日前までの高い気温の頃は、少し上がり気味でした。
この現象はチューニングされているリラを毎日点検した場合に気づきます。
スチール弦を使用しているので、逆かなと思いますが、別の要因もあるようです。
これからは寒さも厳しくなります。
お互い「体調管理とリラの調整を忘れずに」ですね。
(写真は12月、会津若松の飯盛山から鶴ヶ城を望みました)
竪琴リラ(ライアー)はギターなどに見られるフレットがなく、すべて解放弦を響かせて奏でる仕組みになっています。
解放弦は大きく振幅して豊かな響きが得られます。
さらに、一つの弦の響きが同音・倍音に共振することで、リラ独特の広がりと残響が得られます。
でもそれには、それぞれの弦の音程が正確に調律されていることが必要です。
なんとなく、響きに美しさがないと思ったら、まず、チューニングしてみましょう。