新しいリラが届いたら、すぐに弾いて下さい。
調整済みではありますが、新しい弦は不安定で、弾き続けることで音程も音色も安定してきます。
そして難しい曲よりも弾きやすい曲で、全ての弦を鳴らしてください。
毎日弾いても、ほとんどの弦は切れませんが、演奏会前でも切れる可能性はあります。
そのため、弦交換のやり方をレッスン時に教わってください。
新しいリラが届いたら、すぐに弾いて下さい。
調整済みではありますが、新しい弦は不安定で、弾き続けることで音程も音色も安定してきます。
そして難しい曲よりも弾きやすい曲で、全ての弦を鳴らしてください。
毎日弾いても、ほとんどの弦は切れませんが、演奏会前でも切れる可能性はあります。
そのため、弦交換のやり方をレッスン時に教わってください。
長い間弾いてないリラハープは、メンテナンス(調律、整調、修理)せずに使えることは、まれです。
せっかくの手作り楽器です。有効活用の道を探して欲しいです。
リラ工房では、下取り、買取なども含め、どうしたら楽器としての使命を全うできるのか、ご相談も承ります。
今日は久しぶりに工房でのレッスンを行いましたが、最初に弦交換の手順を体験して頂くことから始まりました。
弦楽器リラハープの弦は長く使えますが、チューニング時に切ることもあります。
また、演奏会の直前に切れることも無いとは言えません。
そのためリラ奏者は、弦の予備を用意し、ご自身で交換できたら安心ですね。
台風被害が心配だった大分のFさんから「大丈夫です」と連絡があり「でもリラのチューニングが上手にできません」と言ってます。
すぐに私は「チューニングキーを回す時、1mm以内を心がけてください」
Fさん「はい。トライしてみます」私「頑張って、ファイト、ファイト」
2016年以前のリラハープ(25弦リラ)をお持ちの方は、「点検・調律・調整」をお勧めします。
日々弾いて頂いてる方は、弦の交換も含めて、一度工房で診させて頂ければ幸いです。
現在の、「25弦リラ・やすらぎ」「28弦リラ・情熱」は部品など変わっています。
そのためパーツの交換も必要になるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
リラハープの修理、調整も承っておりますが、弦を寿命まで使い切ったと思えるリラは、今のところ工房には届いていません。
私の使っている28弦リラ・情熱は、4年以上毎日弾いていますが、調整中に切ってしまった弦はあるものの、他は今も現役で、きれいに響いています。
気になるのは、弾いていないのに曲がったり黒くなったりした弦です。
全国的に猛暑が続き、リラハープも辛いと思います。
お互いに、体調を気遣い、マイリラの保管場所にも気を付けましょう。
25弦リラ(2017年製作)の弦交換と調律・整調を行っています。
大きな故障はありませんが、ネックピンが曲がり弦が1本外れていました。
弦の消耗度から診ると、ほとんど弾いてなかったかもしれません。
リラハープは弾いて頂くことで楽器も成長し、かけがえのないパートナーになります。
どうか一緒に音楽の世界を楽しんでください。
(写真は、日本シャンソン館)
新しいリラハープは弾き始めると音程が下がることがほとんどです。
そのため、弾く前に調律することが大事です。
そして、毎日少しでも弾いていると、やがて、ほとんど音程が下がらなくなり安定期に入ります。
でも、猛暑が続く今年の夏は、全ての弦の音程が上がってます。
一様に上がってるため、音程の狂いを感じず、つい、そのまま弾き続けていました。
これは楽器への負担でもあり、望ましいことではないので注意が必要です。
長く弾いていないリラハープは、調律・整調をリラ工房に依頼して頂くことをお勧めします。
製作年数にもよりますが、10年以上経過したリラは、もし弾いてなければ、弦の交換も必要になります。
状態によっては、再生できないこともあります。
なので、マイリラを家族の一員と思って、日々、少しでも弾いてください。
すると、不思議なもので、愛おしく響いてくれます。
先日から行っている「25弦リラ・やすらぎ」は弦交換が終わり、一音一弦の調整に進んでいます。
このリラは2年前製作のもので、故障などは見当たらず、順調な仕上がりになると思います。
ピアノの場合は半年~1年の定期調律が一般的ですが、弦交換は行う必要がないくらい耐用性が高い楽器です。
リラ工房製作のリラハープは10数年かけてバージョンアップを繰り返し、今の25弦、28弦に成長しましたが、良く弾いて頂いてるリラは定期的に弦交換・調律・整調をして頂ければ、世代を越えても美しく響くと思います。