角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

少し増えました。

2007年11月04日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、10月20日、秋田市からお越しくださったご夫婦のオーダー草履です。
ご結婚されるご友人へのプレゼント、10月21日のブログでご紹介した、ご新郎さんはスペイン人というオーダーです。「今日の草履」はご新婦さん用、『可愛らしくお任せっ!』がこちらになります。明日の「今日の草履」では、ご新郎さん用のスペイン国旗をご紹介します。
夫婦セット揃って本日の便で出発しました。

初参加の「青空軽トラ市」が終わりました。初日の昨日はあいにくの天気からスタートでしたが、今日は朝から秋晴れの一日です。偶然このイベントに遭遇した観光客のみなさん、楽しそうに見物してらっしゃいましたね。
かねがね想っている私の角館像、「動かない内町」に対して「動く外町」。こうしたイベントもイメージのひとつなんです。

昨日の初日、見覚えのあるおじさんに声を掛けられました。『やぁ千葉さん、とうとうやって来ましたよっ!』とおっしゃるこちらのおじさん、9月23日のブログでご紹介した角館永住希望のおじさんだったんです。
『おおっ、とうとう奥さんを説得しましたかっ!』とお尋ねすると、『まあまあですなぁ。奥さんは月に何日か遊びに来る感じで、まず一冬過ごしてみますわぁ』。
角館に、暫定ではありますが人口がひとり増えました。

今晩これから、あきんど塾メンバーの「あどふぎ」をします。先週の産業祭と今週の軽トラ市を総括しての慰労会ですね。
今晩の会の一部は、あきんど塾会員の「就職祝いパーティー」を兼ねることにしています。社会勉強のためにあきんど塾に入会し、いくつものイベントに手を貸してくれた彼が、先月とある会社の正社員に採用されました。今晩の「お祝い」は本人には内緒なんですがね。

角館で定職に就くということは、生活基盤がここにあるということです。しっかり仕事をして、やがて家庭を持って欲しいですね。人が増えるというのは素晴らしいことですから。

コメント (3)
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