今日はテレビの前に、長く座っていました。島倉千代子さんの葬儀の模様を
見ていたからです。別に特別好きな歌手というわけではありませんでしたが、
同じ時代を生きてきた人ということで見送りました。
夕方、唱歌の学校の連絡網の方から電話がはいり、校長先生が、今日手術
をなさって、結果は良好ですが、のり子先生が付き添われるために、明日は
休校という連絡を受けて、次の方に連絡をしました。リハビリが大変だと思う
のですが、頑張っていただきたいと思います。
11月13日(水)京都市立美術館に「竹内栖鳳展」を見に行きました。美術
館に着いたのが11時頃で、これから「絵」を見てから、昼食にすると、2時
ごろになるので、晩御飯に差し支えるということで、先に、いつも楽しみにし
ている「うどんや」さんに行きました。
私は何時もの通り、天ぷらとざる蕎麦、主人は寒いからというので、天ぷら
と温かいうどんを食べました。このお店で「暖かいうどん」は初めて食べる
ので、一寸味見をさせてもらいましたが、しっかりしたお汁にプリンとして細
めのおうどん、おいしかったですよ。
「竹内栖鳳」名前はよく知っていますが、「絵」はあまり見たことがありません
でした。「絵」には、それを描いた年齢も書いてあり、その順番に並んでいた
ので、見やすかったです。
国から要請のヨーロッパへの視察旅行では、かの地の「絵」にも感化を受け、
「裸婦の絵」や「動物」をじっくりと観察してきて、描くようになったそうです。
それまでの絵は、草花や風景画のようでした。生き物といえば、せいぜい
「鳥」のようでしたが、それからは、「ライオン」「象」なども描き始めました。
ポスターの「ライオン」は展示されていませんでしたが、その代わり「猫」が
展示されていました。会期中、有名な絵は、交代するようですが、如何して
なんでしょうか? 見に行く側とすれば、両方見たいですよね。
私の生まれた、昭和10年にはどんな絵を描かれたのかと、気をつけて見ま
した。10年(71歳)の作品は1点のみ、子犬が丸~くなって寝ている、小品
が在るのみでした。という事は私と70歳違いですから、来年は外国式に言う
なら「栖鳳生誕150年」ということになりません? そんな事は音楽家だけ?
私たちが、美術館に要る間に、急に大雨が降ったようでしたが、表に出た時は、
もう雨は上がっていました。
この時期の京都はやっぱり凄い人出でした。上手いこと座れたからよかった
のですが、観光客で一杯でした。紅葉も綺麗でしたが、もっと綺麗になると
思う1週間後は、今日よりも凄い人出になるのだろうな~という感じを受け
ました。
今までの経験から、4時ごろになると、帰りの電車も込むので、3時過ぎには
電車に乗り4時ごろ帰宅しました。
あと1月半ばまでに3回ほど見たい美術館があるのですが、見に行けるだろ
うか? 80前後の夫婦は、一度に2ヶ所はとても行けません。1日1館が精
一杯です。
「平安神宮の大鳥居と紅葉」 (13-11-13)