ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

懐かしのオリエンタルホテル

2012年03月30日 | 徹子の部屋から

        サンチカロビーの生け花 毎年3月は桜 楽しみです  (12-3-27)



唱歌の学校に行きました。6月にクラス対抗歌合戦?で歌う歌の練習です。
そのうちの1曲「蛍こい」はアカペラです。初めは箸にも棒にも掛からんようで
したが、少しずつ上手になってきたように思います。先生は曲は暗譜せよと
言われますが、一寸自信ないわ。私は先生が「暗譜」と言われるたびに
「小磯良平さんの『コーラス』と言う有名な絵でもちゃんと楽譜を持ってる、
そもそもコーラスって楽譜見て歌うもんと違うん」と頭の中で毒づいています。
悪い生徒やな~ 私は!


        「オリエンタルホテル」  神戸のホテルの老舗です     (12-3-27)


↑  ホテルの17階のロビーの窓から見た海   ↓このビル(大阪商船ビル)の7階で勤務していました


3月27日 神戸に「平清盛 展」を見に行った帰り、ぶらぶらと三宮まで歩
きました。主人は東京勤務の8年間を除き、勤めの大半をサラリーマンとして
この地で勤めました。私も相です。二人とも懐かしさはあるものの、すっかり
様変わりしているのに、驚きと寂しさを感じます。

今は大きいビルの1階はファッションのお店です。当時は考えられないことで
した。全て、事務所でしたもの。

震災で、建て直したと聞いているオリエンタルホテルがありました。何処に行
ったのかしら?といつも話していたのですが、そのビルが突然目の前に現れ
ました。以前にも前を通ったかも知れないのですが、1階を見た感じケーキ?
売り場と喫茶店のようでした。

「入ってみよか」と入りますと。案内の女性が話しかけて来ました。「ホテル
は17階にロビーがあり、景色もよく見えます…」主人がリュックを背負って
いたので旅行者に見られたのでしょうか? 「行く所があるので、帰りに見せ
てもらいます」「お待ちしております」と会話。

帰り道、立ち寄りました。17階直通のエレベーターに乗ってロビーへ。南側
の全面がガラス張りでしたが、金属入りの強化ガラスですから、写真が撮りに
くかったです。でも他にも写真を撮りに来ている方は居られました。

北側も見たかったのですが、そちらの方は「割烹の店」になっていました。き
っと大きな窓から神戸の山並みが見えるようになっているのだろうと想像で
す。さすがお料理は結構なお値段でした。

窓から、勤めていた街並みを眺めながら、「あれは海上保安庁や、大丸や…」
と見ているうちに「商船ビル、何処やろ」見渡していますと、ありました! 
独特の壁面を持ち、今も美術館として残されている東京銀行と同じ、保存され
ているビル、勿論写しましたよ、上に載せてあります。

下りエレベーターに乗ったとき、「同乗させていただいてもいいでしょうか?」
とお客様と女性従業員が乗って来ました。その従業員の説明を聞いて感心し
ました。手にはカードを持っています。説明によれば「下りる階の数字は、こ
のカードを差し込んでいただいて(なるほど、数字の下にカード挿入口があり
ました)御用の階数を押してください」と言うものでした。

セキュリティーの問題でしょう、誰でも何処へでも降りることはできないように
なっています。泥棒は良いにしても、密会に(古い言葉だね)利用できません
ね。カードが無いとその階に下りることも出来ないんですもの。何か裏道あり?
興味深々。

オリエンタルホテルは、元は商船ビルの道を隔てた南側にありました。だから
今のビルの位置ではないのです。

そのオリエンタルホテルで私たちは結婚式をあげました。今と違ってその頃の
オリエンタルホテルは何十段も階段を登った、上に立っていて、風格がありま
した。

私は元町の家で仕度をして(寝たきりのおばに花嫁姿を見せる為)ホテルに入
りましたから、タクシーの入り口に頭をぶつけて、鬘が脱げそうになったり、数十
段の階段を登るのが大変だった覚えがあります。

その結婚記念日54回目も目前です。夫婦共に一人で生活できる命を頂いて、
ありがたいことだと感謝しております。



コメント
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