ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

ツタンカーメン展

2012年03月09日 | 一寸そこまで

               ↑   看板        ↓   チケット
     

雨の一日でした。でも今日は出かけなければならなかったのです。「ツタン
カーメン展」を見に行く為です。3月17日からの開催に先駆けて,JRのジ
バングの会員のための特別な日で、(2000人まで申し込み)申し込んでい
たからです。主人は風邪気味で、会場が海辺だったものですから、私一人で
行って来ました。

「すいすいと見れたら、隣の海遊館に寄ってくるね」と出かけました。雨なの
で出足は鈍いと踏んでいました。開館時間に行くつもりで、9時に家を出まし
た。バスで行けば目の前まで行きますが1時間弱かかりますから、環状線と
地下鉄を乗り継いで40分ですから、こちらにしました。

予測どおり、並ぶこともなく、スイスイと入れました。何時もの通り音声ガイ
ドを借りました。今日はサービスでしょうか、無料でした。

前回は1965年だそうです。47年前になります。私も30歳と若かったで
す。子供が小学生で、PTAの社会見学が「ツタンカーメン展」だったのです。
何故かその日に参加できなくて、私は一人で京都まで行った覚えがあります。

その時のメインは「ツタンカーメンの黄金のマスク」でした。広い会場の中央
にケースに入れられた「マスク」があり、その周りを人波が渦巻いていて、中
々近づけなかった思い出です。今の私なら、ずーずーしく行動しますが、その
頃はまだまだ厚かましい行動は出来ませんでした。

今回のメインはチケットになっている「ツタンカーメンのカノポス」でした。
「カノポス」と言うのはミイラにするときに取り出した内臓を入れるための容器
だそうです。ここには「ツタンカーメンの肝臓」が入っていたと言われています。
しかし顔が他人ではないかと言われています。本当は本人の顔を作るのですが、
急死で間に合わなかったのではないかと言われています。

大きなものとしては「チュウヤの人型棺」が黄金色で、で~んと据えられて
いました。その大きさに圧倒されました。この中にミイラを入れる木棺が入
っていたのですから、大きいわけです。

ツタンカーメンの胸飾りの虫は、私達の言う「だんご虫」だそうです。訳の
説明は忘れましたが、名前を聞いた時はなんだか可笑しくてニヤッとしてし
まいました。それら装飾品の細かい部分は、あちこちにある映像で大きく映
し出してくれますし、ミイラが現代の器機に掛けられてスキャンされる映像
なども映し出されます。映像を上手く駆使しているな~と感じました。47
年前と違う所でしょうね。

音声ガイドによれば、この時代、男も化粧をしているのは、魔力から自分を守
るためだそうです。

もう1つ驚いたことに、王族は自分の娘との結婚も許されていたそうです。実
際に王妃(母親)が生存しているにもかかわらず。王(父親)と結ばれ、王妃
として生きた人もあるようです。ツタンカーメンも正式な結婚前に母違いの義
姉と結婚していたそうです。

107点の展示があります。ツタンカーメンの一番美しい顔と言うのもありま
した。絵葉書を買いたかったのですが、売店が17日に向けてまだ準備中でし
た。もしお時間があれば一見の価値ありとお薦めします。前回は東京、京都、
福岡で300万人の人出だったそうですが、今回は夏に東京であるそうですが、
どのくらいの人が足を運ばれるのでしょうね。

予定通り『お好み焼き」の昼食を済ませ、お隣の「海遊館」にも行って来まし
た。
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