ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

今一度考えて欲しい 国民年金制度

2011年07月14日 | 気にかかる

        「ノウゼンカズラ」     尼崎・大井戸公園     (11-7-12)
     

こんばんは涼しいです。ベランダに出ると、気持ちよく冷たい風が吹いています。
お月様が静かに光っています。お星様もチラチラと見えます。手すりに確りと捕ま
って、仰ぎ見ないとひっくり返りそうな気がします。

空気が澄んでいるのでしょうか、駅前のビルが手が届きそうに迫って感じられます。





昨日書いた国民年金に今朝の新聞は触れていました。

厚生労働省の発表では国民年金の納付率が59.3%隣、過去最悪を更新したと言
います。5年間連続の減少です。

厚生省は納付率低下の要因は、納付率が比較的高い団塊の世代が保険料納付を
終えたことに加え、東日本大震災を受け農夫督促や強制徴収を被災地で停止したこ
となどを揚げています。(産経)

若い世代では年金制度への不信から保険金を払わない人も多い。又、国民年金は
もともと自営業者を対象にしていましたが、バブル崩壊後の就職難でパートなど非
正規で働く若年層が増えたことも理由。

非正規労働者が厚生年金に加入すれば年金保険料は給与天引きとなり、納付率
は上がるが、厚生年金の負担を強いられる企業が反発している。(日経)

これも「終身雇用制度」の崩壊の後の姿ではないのでしょうか。一生懸命働きさえ
すれば、定年まで心配なしと言う制度が崩れ、真似なくても良いアメリカに準じた。

そして、折角入学しても、卒業しても就職が困難、勉強より就職活動に気が行く、
勉強はおろそかになり、何の為の大学生活化わからなくなるという悪循環です。

国民年金を払い続けても、受け取る額が、生活保護よりすくないとなれば、今、保
険を払い続けなくとも、「生活に困ったときは生活保護を受ければいいわ」と考え
る人が出てきても、現制度では責められないのではないですか?  

私達の時代は「生活保護」を受けるのは、「恥かしい事」と言う感じでしたが、今は
違います「くれるものを貰って何が悪い。遠慮なく頂きましょう」と言う感覚です。

世の中の流れがそうなっているのでしょうか? なんだか自分の老後の生活の
始末を制度に押し付けて…、こんな世の中でいいのでしょうか?





コメント
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