ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

津軽100年食堂

2011年07月12日 | 読みました

   「四時草」   1cmにも満たない小さな花ですからなかなか上手く写りません   (11-7-7)


図書館へ本をかりにいきました。分厚い本が3冊、2週間で皆読みきれないので
すが、一応借りて来ました。1冊ずつ借りれればいいのですが、予約を入れてある
ので、自分の都合通りには上手くいきません。帰りに公園に行って「ノウゼンカズ
ラ」の写真を撮って来ました。

帰りのバスで友達に会って「関電の言うこと聞いてる?」と聞くと「そんなん聞い
てない!」と言う答え。皆、押し付けの声には耳を貸さず、わが身は守っているよ
うでしたよ。

今日も尼崎で一人熱中症で亡くなっていましたが、家の中でクーラーもついていな
いといっていました。家の中と言うことは水分不足だろうな~と思います。「水」
や「お茶」の嫌いな?人、水分補給しない人って案外多いのですよ。



     

テレビの甲子園球場の空に虹が写っていたので、急いで2階のベランダから撮りま
した。今日の虹は相当大きいらしく、見えている部分は垂直に近い角度で、幅もあ
りましたが、気づくのが遅かったので、色が薄く、まもなく消えてしまいました。
虹の如くに…。


        津軽100年食堂     森沢 明夫



唱歌の学校のはったさんが貸してくださいました。映画化されたそうですが、私は
知りませんでした。100年続いた「津軽蕎麦」屋さんの親、子、孫のそれぞれの生
活を描いています。

目次が親子3代とそれぞれに関係ある人の名前に成っていて、その章は名前の人
物を中心にした語りになっています。面白い構成だと思います。

『「こぎん刺し」:青森は寒冷な気候の為に綿が取れず、そのために主に麻の着物
を農民はまとっていたのだが、目の荒い麻では冬の寒さがしのげないため、せめて
麻に保温性の高い綿の糸で刺繍を施し、少しでも暖かくすることっを考え出したの
が「こぎん刺し」』

『津軽置きそば;津軽蕎麦は東京の蕎麦とは造り方がまうで違う。まず、蕎麦粉に
熱湯を混ぜて蕎麦が黄を作る。それをこぶし大のたまにして井戸水に浸けたまま一
晩か二晩寝かせる。この玉を「こねり」と言う。次に、呉汁(ごじる)と呼ばれる大豆
をしぼった豆乳のような汁と大豆粉を、寝かせておいた「こねり」二混ぜてよく練り、
それを薄く延ばして切って蕎麦の麺にする。その麺をゆでて、出汁煮いれてすぐ食
べれば「煮立て蕎麦」だ。

一方、茹でてすぐ食べず、いたん冷まして、麺を一食分ずつ玉にしておき、さらに
一ばんか二晩寝かせ、いざ食べる時に再度さっと湯通しして、汁に入れて食べるの
が「煮置き蕎麦」と言う。伝統的な津軽蕎麦は、この「煮置き蕎麦」のことを指す』
又出し汁も全国的な蕎麦出汁とは違う津軽蕎麦独特のものだと言う。

今この『津軽煮置き蕎麦」を出す店は少なくなっているそうで、この小説のモデル
になっている店は「長崎屋」「三忠食堂」等十軒のお店の取材で書かれたそうです。
これらのお店は現在でもこの蕎麦を出しているそうです。

意外と知られていないのが、青森県は日本一のバナナの消費地だそうで、屋台が出
るような場所では、バナナを売る屋台が多く出るそうです。

                               (1650回)







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