ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

土用の丑の日

2011年07月21日 | 今日この頃


     「グラジオラス」  アリが好きらしく いつも花の奥に出入りしています   (11-7-20)


今日は土用の丑の日。本当は暑くてたまらない日のはずですが、今日は一日
中どんよりと曇っていました。

スーパーの入り口には「うなぎ」と「土用もち」がで~んとおかれていました。
このお店でも中国産の「うなぎ」は買わないで、割高の鹿児島県大隅半島の
「うなぎ」を買ってはいるのですが、どうも最近は少しかたいような気がして、
今日は買う気がしませんでした。

昼ごはんを食べていると、主人が「うなぎ食べに行こか…」と言います。もっと
早く言ってくれれば、昼ごはん麺類にしていたのに、夕方までお腹空くかな~
と言う気持ちが、頭をよぎりました。

何時もは神戸の南京町近くの主人のお馴染みの店に行っていたのですが、
私は小さい頃から行っていたのでしょう、食べたと言うことは覚えていないの
ですが、名前だけは覚えているお店がありました。

先日なじみの店で相席だった人との話の中で「あおばという、戦前からあるうな
ぎやさんまだあるのでしょうか」「ありますよ、でも高いから、私はたまにしか行き
ません。普段はこの店です」神戸港のパイロットだというその人は答えました。

その事を思い出して、ネットで調べてみました。その店はちゃんとありました。
主人に言うと、そこにいこうと言うことになり、電話をしてみました。「今日予約
が無くても食べられますか?」「今日だけは予約受付はしていません。今はお持
ち帰りの分だけです」と言う答えでした。

一応行ってみようということになり、もしなければ、何時ものお店に行こうと決
めて、元町に出かけました。

お店に着くと、行列が出来ていました「待ってれば食べられますか?」と聞くと、
食べられると言いましたので30分ほど並びました。


                   神戸で戦前から有名な「うなぎ」専門店


確かにとろける様に柔らかでした。ただ私には量が多くて(お昼ごはんを確り食
べたからだと思いますが)どんなに美味しいものでも、だんだん量が多くて、お
店に行けなくなるな~と思いました。お持ち帰りが多いのは、年を取ると、家で
2回に分けてもいいな~と言う感じになると思うのです。

「うなぎ」だけではありません。京都で美味しい「穴子丼」のお店も、先日も店
の前を通って、行列の出来ているのを横目に見ながら「食べたいけど、もうあの
1人前は食べきれないね~」と話しながら通り過ぎました。

話が逸れましたが、お漬物もビールのおつまみの「とこぶし」もとても美味しか
ったです。ビールのグラスも痛いほど冷えていて、お客の事を良く考えているお
店だな~と感じました。

何はともあれ、一度は行って見たいと思っていた「うなぎのお店」に「丑の日」
にいけてよかったです。今(22時半)でもまだお腹はいっぱいです。

     
             さすが神戸・元町ですね 外貨が寄付されています

腹ごなしに「元ブラ」(戦前は元町をぶらぶら歩くのが、ちょっとしたステータ
スシンボルでした)としゃれ込んでみました。私の故郷、元町は昔の賑わいは
三宮に取られてありませんが、やっぱり良いですね~。

もう一つ懐かしいことがありました。帰りに南京町に「豚まん」を買いに行った
のです。その店の前の広場で、揃いの浴衣のおばさまたちが踊っていました。
その曲が「みなと音頭」でした。思わず私の手が動きます。案外覚えているもの
ですね~。盆踊り大好きな少女時代、娘時代の私です、のんびりしたこの踊りが
大好きでした。

     神戸港は 町から町へ ヨイヤサ
     港祭りの 港祭りの 日が続く…

湊まつりには元町商店街の揃いの浴衣を着て、編み笠を被り「みなと音頭」を踊
りながら、元町を踊り歩いた懐かしい日々でした。
昔の港まつりは10月20日が中心でした。今は5月の連休ですけれど…。





     
コメント
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