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ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

北海道の旅 3 (層雲峡 氷漠まつり と 小樽・貴賓館)

2010年02月10日 | ちっちゃな旅

                      バスの道中で見つけた「立て看板」









           ご神体?にお金がいっぱい貼り付けてあります チョト気味悪い…

午後7時から10時までホテルから会場までリムジンバスが出ているというので、
食事を済ませていきました。

もちろん、ライトアップされた会場は一寸無理して言えば幻想的?でした。大きな
「カマクラ」がいくつもある、東北の「カマクラ」は子供の為のものですから、内
部は怪我をしないようにツルンと仕立ててあります。ここは「ツララ」仕立てにな
っている、又、座って遊ぶのではなく、通路ですから広かったり狭かったりと変化
をつけてあるという違いでしょうか。「冬の三大まつり?」「う~ん」という感じ
でした。

さっさと引き上げて、温泉とサウナで冷えた体を温めました。大浴場からは眼下
に「氷漠会場」が見えました。けど人影は見えませんでしたね。寒いから、皆さ
んさっさと引き上げたのでしょう。



                 内部は無数のツララが下がっている感じ


     この通路は広いですが 人一人通るのがやっと 横ばいでないと駄目とか 色々あります




          夕方着いたときは単に氷の塊でした ライトの力はすごい!


2月5日: 8時に集合して、小樽に直行。小樽に近づくにつれて吹雪いてきま
した。まず、昼食を取るために「貴賓館」に…。貴賓館は元は鰊で大儲けした
青山さんという網元の別邸でした(今は所有者が変わっているそうです)なが
~い塀に雪が積もって、私にすれば、めったに見られない光景です。ゆっくり
見たかったのですが、雪が降ってきたので急ぎました。


     
                       貴賓館のポスター


               貴賓館の外観  ↑「門」  ↓ 「塀」





                      玄関ホールの壁画と天井の絵
                     撮影が許されるのはここまでです


「貴賓館」は北海道屈指の歴史的建造物で、「小樽市歴史的建造物第3号」に
指定されている「にしん御殿」です。私は古い建物が好きで、旅するとその地方
の古い建物を見て回りますが、写真がないので説明しにくいのですが、「春慶塗
の柱、長押」「有田焼の便器」は初めて見ました。又たも材の階段は木目がとて
も美しかったです。孔雀や蝶が羽を広げたように見える木目を選んだそうで、1段
作るのに1週間かかり、又この階段は女性の着物の後ろ姿が美しく見えるように
高さが作られているそうです。



   見学を終えた後に「鰊の甘露煮膳」 蓋もの右は「ふろふき大根」左「茶碗蒸し」 右手前は味噌汁


シンプルなご膳、にしん御殿に因んだ「にしんご飯」おいしかったです。女性の
方はごはんの量が多いと残された方もありましたが、私はおいしかったので残
さず食べてしまいました。

又バスで市内まで運んでもらい、2時間のフリー・タイムです。私たちは以前来
たときに「北一ガラス」「オルゴール館」「ヴェネツイア美術館」等は行ってますの
で、「小樽運河」に絞ることにしました。「小樽運河」も以前行ったのですが、夏で
したから「冬の運河」を見たかったのです。皆さん「北一」の方にいかれました。
私たちだけで「運河」を目指しました。
                               (1300回)

コメント (2)
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北海道の旅 2 (旭山動物園)

2010年02月09日 | ちっちゃな旅
札幌駅には今日から3日間お世話になるバスが待っていて、旭川市の旭山動物
園に向かいました。昼食はバスの中でお弁当をいただきました。



このお弁当は無駄のないおいしさでした。「トワイライトの弁当」は2100円もし
たのに「しまった!」と後悔するほどまずかったです。私は半分は残してしまい
ました。

吹雪き始めて、ガイドさんが「このまま吹雪きが続いて、高速が閉鎖になったら、
今夜の宿の層雲峡まで戻るのに、一般道しかいけなくなったら、何時間掛かる
かわからない」と心配されましたが、動物園に着いたときには雪はやんでいま
した。

あまり吹雪くと「ぺんぎんのお散歩」が中止になると聞いていましたので、心配
でした。「ペンギンのお散歩」に絞ろうと思っていました。13時について集合は
15時です。「ぺんぎんのお散歩」が2時半からですから、出来るだけ歩き始め
るところで場所取りしなくてはなりません。2時には場所取りしようと思うと、1時
間しかほかの動物を見る時間がありません。寒い地方ですし、そんなに設備が
整った動物園でもありませんし、私にとって「珍しい」と思う動物だけ回るので精
一杯でした。半分も回っていないと思います。




               お互いに「お散歩の時間」の来るのを待っています


               親子のペンギィンです  子供は見るからに暖かそう

街中にある動物園ではないので、「ペンギンのお散歩」や「白熊のえさ取り」など
の時間がなければ、この寒空にこんな遠い動物園まで足を運ぶ人はないのでは
ないでしょうか?この企画は大当たりだと思いました。見物客も、宣伝に釣ら
れた旅行者が大半のように感じましたが… 如何でしょうか?






           さ~ぁ始まりました ペンギンさんのお散歩… 4~50分歩くそうです

「前列の方は、座って、ペンギンの目線で見てください。でも絶対にペンギンに
手を触れないでください」と注意を受けました。私はもちろん最前列でしたから、
座ってカメラを構えました。ひょこひょこと歩いて、すぐそばまで来るんですよ、
可愛いかったです。本当はもっとみて、写したかったのですが、集合場所まで
15分掛かります。雪道ですから走れません。その上帰りはのぼりです。ペンギ
ンさんと40分一緒に歩きたい気持ちを抑えて、その場を離れました。これがツ
アーの辛いところですね。




                北極熊  相当のお年で目も見えにくくなっているそうです


            北極狐  白い狐は初めて見ました 犬のように見えました


                     森林狼  森の中にいるそうです

幸いなことに高速道路も閉鎖されていなくて、ホテルに行く途中の「流星の滝・
銀河の滝」を見学して、予定通りホテルに着きました。


                    完全に凍てついている「銀河の滝(雌滝)

ここで夕食の後、各自で「層雲峡氷漠まつり」を見に行くのです。このツアーが
「トワイライトで往く冬の三大まつり 4日間」と銘打った、「第1番目のおまつり」
です。
             層雲峡温泉・ホテル大雪 泊まり



              
          これなんだか判ります?「転ばぬ先の杖」と言って売っているのです
          ガイドさんが「買ったほうがいいですよ」とお勧めで買いました。
          これで靴の上から覆うのですが、おかげさまで転ばずにすみました
          1200円しますよ。ちょっとたかいな~
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北海道の旅 1(トワイライト・エクスプレス)

2010年02月08日 | ちっちゃな旅
     
     

     

     
             トワイレイトエクスプレスの泊まる18箇所の駅のスタンプ
        はんこの置き場所がばらばらになっていて、なかなか能率的ではありません
     お節介な私は1~18番迄並べていきました「いらん事せんでもいい」と言っていた主人も
   次からスムーズに押していく人を見て「並べてよかったな~」 誰かがしないとだめなんですよ
          「お節介だ!」といわれるのが判っていても つい手が出てしまう私です




                            サロン・カー


                            食堂車  
朝食は何回かに分かれてここで食べます 夕食は私たちは部屋に運んでもらい「お弁当」を食べました


    
                          小さな休憩室
                    この部屋の隣が私たちの部屋でした


    
                  私たちのB個室  3畳はないかな?  
        ここで22時間はちょっときつい… 広々としたサロン・カーに時々通いました


   
           部屋のカード・キーです 記念にお持ち帰りできます


1989年に運行を開始してから、乗りたいと思っていたのです。21年後
やっと乗れました。2002年までにすべての車両の改装が終わったそう
ですが、それからでも8年たっています。

大阪から札幌まで約1500キロを22時間掛けて走るわけです。青函トン
ネルを走るときは起きていたいと思っていました、予定では夜中の3時ごろ
通過しますが、北陸地方吹雪のために30分遅れておりましたから、3時4
0分ころ通過しました。なんてことはない普通のトンネルですが、今、自分
が海底に(30分間)居るという不思議な気持ちを味わいたかったのです。

札幌・大阪間が1500Kです。私たちはお遍路で四国を約1300K歩い
たわけです。やっぱりすごい距離だな~といまさらのように思いました。

列車は2度V字型に方向転換して走りましたね。その時はスイートルームの
前に機関車が付くわけですから、視界悪くなります。後部からの景色も売り
なのにな~と思いましたが、考えてみれば、夜中ですからあたり一面銀世界
なだけで何も見えないのでした。

不思議だったのは車窓から見える家々が薄暗くなっても1軒も電気がつかな
いことなんです。何故なんでしょうか? 「蛍の光窓の雪」の言葉通り、前
面雪ですと「雪明り」で家の中が明るいのでしょうか?本当に不思議に思い
ました。又朝もそうでした。

「トワイライト」もテレビは入らなくて、ビデオだけです。音楽は聴けるのですが、
4局ある1局だけがクラシックで、後はみな、今流行の私にすればへんな歌な
んです。仕方がないのでクラシック(当日はチャイコフスキーの曲集)を聞い
ていましたが、演歌もあればな~と思いました。ご一考願いたいといいたいと
ころですが、料金の高いのもですが、私たちには22時間の列車の旅はちょっ
としんどいです。これが最初で最後でしょう。

食堂車は夕食に、フランス料理のコースをご希望の方の終わった頃、コーヒ
だけ飲みに入りました。朝食のときも入りましたから2度経験しました。

眠ったような眠らないような、1時間毎ぐらいに目が覚めて居ました。本を
読むつもりで持っていったのですが、視界のきく時は何か珍しい風景に出く
わすかもしれないと思って窓から目が離せませんでしたので、結局1ページ
も読めませんでした。

吹雪の為、夕日の沈むのは見れませんでしたが、月は輝いてくれましたし、
日の出も見ることが出来ました。

吹雪といえば、4日から「トワイライト」は北陸の豪雪のために止まって
いたようです。そして帰りを「トワイライト」にというコースを取った方
は、これまた「トワイライト」が止まってしまった、私たちの乗る飛行機
に、振り替えになりました。500人のりの飛行機が満席でした。お気の
毒に私のように「トワイライトに乗りたい!」と思って居た方もいらした
と思うんですよ。

列車は30分の遅れを取り戻して、定刻に札幌駅に9時52分に着きまし
た。









                           …車窓から…
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越中おわら風の盆 (2)

2009年09月08日 | ちっちゃな旅
  この木製の門は「鼓門」と言うそうです そういえば鼓の糸の渡りに似ていますね
        金沢駅は反対の東口の方が町の中心に向いているそうです
     私はこの西口がメインと思っていましたから東口には行きませんでした



           JR金沢駅西口の総ガラス張りの「もてなしドーム」

        駅前のバスターミナルの所にあった「薬缶の金属オブジェ」
  金沢はお茶が盛んだそうですが それなら「釜」ではなく何故「薬缶」なんでしょう?



今日は3時半までフリーです。まず兼六園に行きました。今度で3度目ぐらい
なんですが、バスで来たのは初めてです。2度も来ているのに何にも覚えて
いないのは何故なんでしょう。ことじ灯篭だけは覚えていましたが… 

入場券を買う時に「他県の者でもシルバー割引はありますか?」と聞きます
と「証明書が在れば大丈夫ですよ。無料でお入りいただけます」と言う事で
無料で入れていただきました。シメシメと思う反面なんだか悪いような気が
しました。

始は少し曇っていたのが幸いでした。木が皆大きいので適当な木陰があって
よかったのですが、だんだん日が照り付けてきました。今年初めてで最後で
しょう「ツクツクボーシ」が盛んに啼いておりました。

石川門の方にも行って見ましたが、私の記憶と違っているようでした。確か
金沢大学が側に在ったと思ったのですが… 門が違ったのでしょうか。

                    兼六園のことじ灯篭


                唐崎松  剪定中でした
   水面の黄色い浮きは落とした松葉が池に散らない囲いのようですね
           左の松の上でおじさんが剪定していました



                   お茶室の裏側から


                   右 前田門に続く櫓



昼食には時間があるので、昼食後に行くつもりだった「武家屋敷跡」に行く
事にしました。15分も歩けば着くそうですが方向がわかりません、今降り
たバスの行く方向に在ったような気がするので、そちらに向いて歩こうとい
いますと、主人が男の人を指差して「あの人に聞いてみ~」と言います「あ
の人は運転手みたいだから聞かない方が良い」と私は言いました。

それなのに主人は聞きました。始は質問に答えてくれたのですが、「忍者寺
が一番人気だし、事前に申し込まなければいけないので電話してあげる、
行きたいと言う「武家屋敷跡」「忍者寺」「近江市場」に行ったげる。普通は
1万4千円のところを9千円に負けたげる」と言うのです。とうとう本性を表
した、だから聞くなと言ったのにと心の中で思いつつ、主人の顔を見ていまし
た。勿論断りました。

バスに乗って、「武家屋敷」へ「忍者寺」はパスです。そして「近江市場』へ…
100円×4で400円で行く事が出来ました。本当に観光地では用心しない
といけません。本当は歩いていける範囲なのに、金額が高いと遠方だと思っ
てしまうのです。桑原桑原…



                    長町 武家屋敷跡

          屋敷跡の一角に九谷焼のギャラリーがありました

     店内には欲しいものがいっぱいありましたが高価で手が出ません
   半端ものでしょうお買い得の籠からこのちっちゃなお皿(実物大)を買いました

   

お腹も空いたので近江市場にバスで向かいました。バスには2種類あって、
距離で違うのと、観光地を巡って1回100円のバスがあります。来たのは
200円のバスでしたが、100円バスを待つほどの事の無いと乗り込みま
した。ところが100円バスとの対抗策でしょう、武家屋敷跡の停留場から
近江市場の停留場までの人は100円でいいと書いてありました。だから
100円を払って降りました。

近江食堂は良く見ないと通り過ぎてしまうほど、一寸表通りから引っ込んで
いました。人が並んでいたので気が付きましたが、間口は1間ぐらいでした。
内部は2階もあって広いのですが。人が並んでいるので市場内を先に見よう
という事にしました。

此処も一度来た事が在るのに全く覚えていないのです。マイカーも何処かに
駐車したはずなのにね。近江市場はわが尼崎の三和市場に似ていると思い
ました。食べ物だけではなく衣料品店、花屋もありますから。お花が新鮮で
安いのが一寸羨ましいな~と思いました。

近江食堂は本当に新鮮で美味しかったです。まだ集合時間に間があるので、
腹ごなしに集合場所の金沢都ホテルまで歩く事にしました。

            近江町市場の中の 「近江食堂」 刺身定食(主人)

         海鮮丼(初めて食べました)ご飯が寿司飯だと解りました 
            これって関西で言う「チラシ寿司」じゃない?


またまた1時間も前に着いてしまったので、ホテルのサテンで待ちました。

ツアーと言うのは、集合時間がある為に早め早めと行動するため、随分無駄
な待ち時間を使うものだな~と感じました。なるべくマイプランがいいとも
思いました。

金沢駅から「雷鳥」に乗って無事帰って参りました。



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越中おわら風の盆

2009年09月07日 | ちっちゃな旅




9月2日から3日と一泊で富山と石川県に行って来ました。メインは「風の盆」
を見に行く事でした。始は私の誕生日の1日を予定していたのですが、満席
で2日になりました。日帰りのツアーには1.2度行った事が在りますが、泊ま
りでのツアーは初めてでした。

徳島で「阿波踊りのを座席で見たのが良かったので、今回も座席で見ようと
思ったので、今から座席の予約をしても無理だろうとツアーに決めました。
ところがこの度は座席より「流し」の方が良かったです。

阿波踊りの時は座席が道路を挟んで階段状になっていましたから踊り手さ
んは「流し」と同じ土地の上です。だから「流し」と変わらないのです。

しかし「風の盆」は座席が平面ですから、舞台が高いところにあります。です
から普通の舞台を見ているようで、盆踊りの臨場感がありません。その上、
「A]席といっても端っこの方で、平地ですから、前方に男の人が座れば、見
えないんです。これは失敗でした。その上ツアーですから、集合時間が決めら
れていて、5組の内3組まで見てそそくさと席を立つ羽目になりました。

電車で隣り合わせた方が、メイン道路で見るのが良いですよと教えて下さ
ったので、予定を変更して、言われたとおりにメインストリーに先に行きまし
た。そこで1組だけですが「流し」を見ました。「流し」といっても想像していた
のと違って1ヶ所で輪になって踊るのです。夜の街ならば「流し」て行ったか
も知れないのですが…

胡弓の音を楽しみにしていったのですが1グループに1人ぐらいで、後は三
味線ですから、よ~く聞かないと胡弓の音は三味の音に押され気味と感じま
した。

10年ほど前にNHKが「風の盆」を紹介して、それから石川さゆりの歌が出
たりして人が集まるようになったと運転手さんが言っていました「私が子供の
頃は静かな祭りで10時頃には誰も居なかったけれど、今は観光化されて変
ってしまった」と言っていました。

私も胡弓の音で静かに踊るのを想像していましたので、明るい光の下の舞台
で見たのは失敗だったな~と思いました。

二枚目の写真は「日本の道百選」に選ばれた石畳のゆる~い坂道なんです
が、街灯だけの薄暗いこの道で見てこそ、マッチする胡弓と踊りの様な気が
しました。






        町中の流しですが、お日様の元では踊りがマッチしない


             胡弓を正面から撮りたかったのですが…
          

大阪駅から約3時間、其処からローカル線で25分八尾駅に着きました。
此処から自由です。歩いてもよし、タクシーを使ってもよしです。荷物を預
けてある富山駅前のホテルに11時までに帰り着くようにと言うお約束です。
但し帰りはローカル線が混むので(臨時列車が多数出ているが、三両編
成のため)早い目に切り上げてくださいと言われました。

私達はメインロードまでタクシーに乗る事にしました。会場までは約3千円
掛かると説明を受けましたが、メインロード迄ですと千円でお釣が来ました。

メインロードに着いた時、上手い事に踊りのわが来ていました。それを少し
見て、晩御飯用のお弁当を持たされていましたので、荷物を軽くしようと言
う事になり、道端の床几をお借りして食べました。

一筋上の「日本の道百選」に選ばれている石畳みの道に行きました。同じ
格子戸の家が並んでいます。何故?普通の建て方の家から出てきた人に
聞いてみました。昔々は格子戸の構えだったそうですが、最近までは普通
の構えでした。でも格子戸の表にすると、役所から補助が出るのだそうで
す。それで同じ格子戸の構えの家が増えてきたそうです。この通りの8割
は格子戸になっていました。


  さすが女の子カメラを向けるとしなを作って… 横から一寸撮らせて! 可愛いね!







「白エビのから揚げ食べてみて…」一つ頂く、生まれて初めて食べた白エビ
美味しい! お弁当の時もアルコールが無かったので、気を利かせて「白エ
ビでビール飲む?」と聞きますと、直ぐ合意、生ビール1杯と白エビ1袋仲
良く二人で分けました。
    

そうして居る内に雪洞に灯が入りました。いい感じです。此処を踊りが通る
のが7時過ぎだそうで、残念ながら、演舞場も7時からですからそちらに行
く事にしました。

演舞場は小学校の運動場に作られていました。「田舎の運動場は広いな~」
と話しました。私の予定とすれば、最後まで見て、タクシーに乗れば電車も
そこそこの時間に乗れて、11時には富山に帰り着くと計算していました。
しかし周りのツアーの人が皆さん(歩いて駅まで行かれたのかもしれない)
が居なくなってしまいました。迷惑を掛けてはいけないと5組の内4組目で
席を立ち、タクシー乗り場に急ぎました。

電車もスムースに乗れ10時にはホテルに着いてしまいました。ホテルのテ
ィールームで休む事にしました。其処からバスで金沢のホテルまで移動です。
ホテルにはお夜食の「おにぎり」が置いてありましたが、12時を過ぎてい
ますし、口をつけませんでした。

これから明日の15時30分の集合時間までフリータイムです。



           座席からは遠くて中々写せません



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伊豆半島のたび (4)

2009年04月10日 | ちっちゃな旅

        戸田から沼津までの高速船 ホワイトマリン  Ⅱ

宿の奥さんに港まで送っていただきました。この高速船で30分、富士山を眺める予定でした。でも目を凝らしてやっと解るくらいで、残念ながら、奇麗な富士山に出会うことが出来ませんでした。本当に残念無念でした。乗り合わせた地元のおばさんが「見えたよ! ほらアソコだよ、写真撮るならこっちが良いよ」と失望している私を気の毒がって声を掛けてくれます。「此処からの富士山も奇麗だけど、忍野の富士山は手に取るようだよ。私は其処の出なんだよ」と富士山談義。でも悔しかった!!

沼津港について直ぐバスでJR沼津に出ました。其処から一駅の三島に移動、荷物をロッカーに預けて、又バスで、今回2つ目の目的地「柿田川湧水群」のある「柿田公園」に向かいました。



                 柿田川湧水群の湧き水

上が第1観察所の湧き水、下が第2観察所の湧き水です。第2の方が深いらしく水は濃いブルーでした。

富士山系の伏流水です。約8500年前富士山の大爆発で、大量の溶岩がこの柿田川の上流まで来ました。「三島溶岩流」と名づけられました。多孔質層で水を通し易い特徴があります。それで富士山周辺で降った雨や雪が三島溶岩流の間を地下水となって約40キロ離れた此処に湧き出します。一日約100万トンと推定され、湧き水としては東洋一だそうです。

私が知りたいのは、今目にしている水はどのくらいの時間をかけて此処に湧き出すのかと言うことですが、それに関しての記事はありませんでした。

     

          その涌き水を集めてながれる柿田川

                湧水群に生きる「ミシマバイカモ」

回遊道路の途中でボランティアの方が望遠鏡を設置して、「ミシマバイカモ」を見せてくださっていました。望遠鏡をのぞいて吃驚「アレッ?! バイカモって小さい花では無かったですか?」「そうですよ、これは30倍ですからね」望遠鏡だから大きくなっているのは解っているのに、肉眼で見るとはるか下の水面に米粒のように見えているのに、思わず素っ頓狂なことを言ってしまって恥かしいわ。私達を最後に望遠鏡を畳んで行ってしまいました。運が良かったです。

望遠鏡ののぞき口にrカメラのレンズをくっつけて撮ると良いと教えてもらって撮り増したから丸~るく取れています。


               望遠鏡で30倍にした「ミシマバイカモ」  


               富士山の湧き水が此処で飲める

飲みましたよ、無味無臭です。


一旦駅に戻り、予定していたお店にいきました。名前からして小粋なお店を想像していたのですが、何のことは無い大衆食堂でした。見かけにガッカリしながらも、ネットで美味しいと書いてあったからと入りました。う~ん不味かった。この時期にしか食べられないという「生の桜海老」が食べたくて入ったのですが、今考えると「休暇村 富士」で食べたようです。忘れっポイんだから。





                  庭から見た楽寿館


楽寿館の内部は一日2回しか見せてもらえません。午後は1時30分でしたので、それにあわせて行きました。外見より中に入ると案外大きいのに驚きました。襖絵や天井絵は京都を始アチコチで見ていますので余り感動しませんでしたが、内部の造りの少し異様さが面白かったです。

この溶岩の見えているのは本当は池だそうです。平成5年に渇水してしまったそうです。理由は解らないのですが、地下水のくみ上げの所為かとも言っていました。
水がある方がやっぱり良いと水を張ったこともあるそうですが、底から抜けていって溜まらないそうです。不思議なことに5年毎(平成10,15年に涌いた)ぐらいに水が涌いて来るそうで、去年がその年だったそうですが、まだ涌いてこないそうです。池になったところを見てみたいな~と話しています。

        楽寿園の庭にあった 私のお気に入りの「楽寿灯篭」灯篭

柿田公園に着いた時、主人がコーヒを飲みたいというので、公園前の店に入りました。裏側から表に廻る時、「なんやらこの店潰れそうな感じやな~」と私が言ったんです。席に座った窓の外を見て吃驚、こんな幟が立っていました。自分の感が当たったのも可笑しいのですが、こんな幟にはめったにお目にかかれないだろうと、写してきました。「コーヒのお味?」「オブコース、不味かったですよ」

     
      おまけに一つ 珍しい幟でしょう? めったに見れないと思うよ…

伊豆半島のたびは終わりました。足腰鍛えて、何時の日か又、旅に出たいものです。
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伊豆半島のたび (3)

2009年04月09日 | ちっちゃな旅

                    「いづこいし」 

昼過ぎのバスで南に下るのですが、タクシーを利用したため時間的な余裕が出来たので、昼食後もう一度「長八美術館」に行く途中にあったこの教室に行きました。
昨日は時間がなくて諦めていました。それが幸いでした。昨日はお弟子さん二人でしたが、今日はこれを考案したご本人がおられました。

「いずこいし」と言うネーミングは娘婿のコピーライターの方が付けられたそうです。『伊豆が恋し(小石)』とかけて「いずこいし」だそうです。

これは黒くぬった石に、デコパージュの要領で、用意された絵の内から自分の好きなものを選び、石に貼り付け、一寸金粉も刷いて、ニスをぬっては乾かしを8回ぐらい繰り返します。薄く回数が多いほど照りが出るそうです。

私はバスの時間があるので7回で終了しました。何故「お雛様」を選んだかと言いますと、松崎は旧のお雛様ですので、まだお雛様が飾ってあったからです。

アチコチで「いずこいし」を目にしましたが、彼女がコンクール(なんのだか忘れた)に入選したのが19年前で、やっと今年になって日の目を見て、今忙しいそうです。何でも諦めてはいけないのですね。彼女は私と同い年と判って、大いに話しが弾みました。

     彼女が19年前入選した作品  そのときの新聞も見せてもらった
           大きいです 私の作品の7~8倍はあります


時間にせかされながらも手仕事の好きな私は楽しみました。バスを乗り継いで「休暇村伊豆」に泊まりました。此処は以前にも泊まったことがありますが、なにしろ20年ぶりです、新館も出来ていました。旧館が去年リニューアルしたばかりなので、旧館に泊まりました。以前は食事は注文でしたが、この度は夜も朝もバイキングになっていました。品は「休暇村富士」の方が良かったように思います。



               寝姿山に登るロープウエイ

           山頂の愛染明王堂 絵馬がハート型でした

             建物は1坪ほどの小さい「黒船見張り所」

予定では「寝姿山」に上る気は無かったのですが、早くついたのと町が案外こじんまりしていたので、時間がありそうで上ることにしました。ロープウエイから見た下田の市街地は一寸エキゾチックだったかな~。



    宝福寺(お吉さんの菩提寺)のお吉さんのお墓の向かいにある「長寿亀」

お吉さんの哀しい一生を長々と読みました。美人に生まれたが為の不幸だったのでしょうか。下田条約協定の影の立役者なのに、ペリーさん亡き後は「ラシャメン」と蔑まれ、入水自殺するまでに落ちぶれて哀れな生涯だったのですね。お吉の生涯を書いたものがあれば読んでみたいと思いました。

この「長寿亀」に腰掛けると長生きするというので、腰掛けてきました。元気で長生きを願いながら。主人にも「掛けたら?」といったのですが、「もう長生きしてる…」って、掛けてる私を見て笑っていました。


        了仙寺名物大きな「レモン」  夏みかんほどありましたよ

    了仙寺の本堂と桜 (ジャスミンの花が有名でジャスミン寺といわれる)
               下田条約協定調印した場所


ペリー通りに行く近道だったものですから通りました。お吉さんの菩提寺で出合った観光バスにここでも又出会いました。





        ペリーさんが通ったといわれる「ペリー道路」
                 川端の柳が有名


此処で昼食を取るつもりで、土地の人に道を聞いた序でに、食事のことも聞いてみました。お年寄りでしたが、わざわざ店の前まで連れて行ってくださいました「良心的だと思うから…」だがだが、です。不味かった。「刺身定食」と「てんぷら定食」を取ったのですが、そのてんぷらを見てギョッ?!、素人の私でもこんなに不細工なてんぷらは揚げないという代物、衣を外して食べましたけどね…。お刺身もたいしたことありませんでした、只「金目ダイ」の刺身は初めてでした。でも不味い食事に当たった時は哀しいですね。



              土肥温泉の花時計(世界一大きい)と桜
  「といおんせん」と書かれた部分はタイルなんだよ 一寸ずるいんじゃない?


今夜は「戸田(へだ)」に泊まる為に2回目の乗り換え地点として土肥によりました。此処で旅行中始めて小雨が降ってきました。此処から30分で戸田です。カーブの多い山道です、左は絶壁ですが桜のトンネルがとても奇麗でした。

戸田の停留所には民宿の女将さんが車で迎えに来てくださいました。今夜の泊り客は私達だけでしたが、下のお座敷で地元の人が宴会(話すだけの静かな)をしていました。今日はこの地方で3ヵ所も桜祭りがあったそうです。

窓からはライトアップした桜が見えました。ライトアップした桜は初めて見たのですが、昼間の奇麗さと違って「妖艶」と感じました。

この宿のお食事はとても美味しかったです。下が宴会なのでお部屋に運んでくださいましたからゆっくり食べることが出来ました。次から次から出てくるものですから、年寄りには量が多すぎたかな~と言う贅沢な感想です。



    お料理の数々  これにデザートのアイスクリームがつきました
                              (1020回)
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伊豆半島のたび (2)

2009年04月08日 | ちっちゃな旅



昨日のギャラリーきっさのお客さんが「那賀川の桜は奇麗だった」「昨日テレビで放映されていたので見に来た…」などの会話が耳に入ったので、とても楽しみにしていた。

 この桜並木が6k続くんです 長さにおいては私の見た桜並木で一番長いです

「桜並木とお花畑」のバスの方が便が良さそうなので、こちらに先に行くことにしました。桜並木の始まる辺りのバス停を教えてもらって、其処からお花畑まで歩くことにしました。桜は等間隔に見事に並んで満開でした。この列が6k続くとは驚きです。夜はライトアップされるらしく、これも等間隔にライトが上向きに設置されていた。6kですよ、電気料金も凄いでしょうね。

           今年は花より枝ぶりに興味があると感じました

          桜のピンクと菜の花の黄色が対照的で良い



            桜と水辺はとても合いますね

こちらも又スケールが大きいです。農閑期の約50,000㎡の田んぼで6種類の花が3月上旬から次々と咲き始めるそうです。今年は気候の関係で4種類が、今、一度に咲き揃っていて、とてもラッキーでした。丈は低いものばかりです。花も平凡なものばかりですが、そのスケールの大きさに圧倒されました。「足湯」も設置されていました。

        桜並木の反対側には田んぼを使った花畑があります  
          5月1日~6日は無料で花摘みが出来るそうで


        姫キンギョソウでピンクの絨毯が広がります


      アフリカキンセンカ るりからくさ つましろひなぎく が満開です  
           これからひなげし 矢車草が仲間入りの予定


5月になると、お花摘みが体験できるのです。子どもは大喜びするでしょうね。
小さなお手手でも十分摘み取れる小さな花ばかりです。

道端に店が在って、人がいっぱい出入りしています。どうも新鮮や野菜のお店のようでした。「旅の途中ですから、持って帰れないから見るだけね」とか言いながら中に入りました。

お野菜は新鮮そのもの、青々として、柔らかそうです。家が近かったらな~と思いました。しかし一寸農薬がいっぱい掛かっているのではないだろうかと、思ってしまいました。

新鮮野菜ばかりではありません。天日干しの野菜も色々あります。奇麗で、安いのです。買わないはずの私が、両手に抱えて買ってしまいました。



          国指定重要文化財 「岩科(いわしな)学校」


「お花畑」から「岩科学校」に行く便がありません。タクシーが流しているのは見ませんから、訊ねますと「電話で呼べば何処にでも来てくれる」と言うので電話番号を聞いておきました。

タクシーで「岩科学校」に行くのは良いのですが、今度は又市内に戻るバスの適当な便がありません。仕方が無いので待ってもらうことにしました。




      校長室  左にある扉の開いた家具の中身は「教育勅語」です

      作法・裁縫室  四方の欄間の鶴は「長八さんの漆喰鏝絵」  
1000羽の鶴は1羽1羽形が違うそうです(鶴の実数は400羽に少しかける)


           教室                    廊下

「見るのにどのくらいの時間が掛かりますか?」と運転手さんに聞きますと「20分ぐらいです」といわれましたが、私達は30分掛かりました。

先日新聞に「旬の味」と言う蘭に「松崎のさくら餅」のことが載っていました。松崎に行くのだからお土産はそれにしようと思っていましたので、そのお店の前までタクシーで運んでもらいました。

普通の「さくら餅」は1日しか持ちませんが、独特の方法で、この店のは4日間持つというので、帰宅翌日を指定にして宅急便で送ってもらいました。新聞に載るだけのことはあってとても美味しかったです。好きな和菓子のこと、太るのを気にせず、4種類ばかり一緒に送ってもらいまして、毎日美味しく頂いております。

お昼はこれも美味しいと評判のお店を決めておりましたので、其処に行きました。次から次からお客さんが入ってきました。評判どおり美味しかったです。
                               (09-4-3)
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伊豆半島のたび (1)

2009年04月07日 | ちっちゃな旅

          バスの車窓から(恋人岬あたり)の富士山


奇麗な富士山に出会えるという事の難しさを感じた旅でした。14ヶ月前、富士山が一番美しいという1月に富士の裾野を廻った時の4日間は何処を走っても(レンタカーで)富士山が見え、時間により刻々と変わる色の富士の変化を楽しめた旅でした。今回は1日目だけ美しい富士山に出会いました。2・3日は伊豆半島の東に居ましたから見えません。最後の日は海上からの富士山を見ようと30分のジェット船を予定しましたが、うっすらと存在がわかる程度にしか見えず残念でした。

今回は富士山がメインではありません。松崎の「漆喰鏝絵」を見る旅でした。「長八さんの漆喰鏝絵」を知ったのは10年以上前のことです。でも中々チャンスが無くて、と言いますのは伊豆には2度ばかりマイカーで来ておりますので、修善寺も、石廊崎も、堂ヶ島の蘭も見に行きました。だから「漆喰鏝絵」だけと言うのが、一寸物足りなく実行に移せませんでした。

2回の伊豆半島めぐりは免許取立で、運転することだけが楽しみでしたから、海岸線に近づけば富士山が見えることも、松崎に有名な「漆喰鏝絵」があることも知らずに通過していた事になります。

この度は新幹線、バスの旅です。修善寺までは電車がありますが、それからはバスしか交通手段がありません。嫌と言うほどバスには乗りました。でも良くしたもので大体が乗り継ぎは上手く行っていました。



        那賀川の岸の桜並木  なまこ壁との調和が美しい



             漆喰芸術(鏝絵)の殿堂 「長八美術館」 
          壁に掛かっているのは皆「長八の漆喰鏝絵」です


新幹線で三島まで、箱根鉄道で修善寺へ、其処からバスで松崎まで、13時にはホテルに着いておりました。荷物を預けてまず「長八美術館』へ…

美術館に入ると「漆喰鏝絵が細かいので…」とルーペが渡されました。「鏝(左官さんが壁を塗る時に使う)絵」とは、もっと大雑把なものだと思っていた、私の間違いでした。離れてみると「日本画」のように見えるのですが、ルーペでのぞくと、絵はこんもりと盛り上がっています。「鏝先を使う」と言う言葉がありますが、本当に鏝先で描いているのです。写真を写してくるのを忘れましたが、大きいのから小さいのまで、沢山の鏝を使って描かれたようです。



             焙烙の静御前  長八が66歳の作品
              焙烙:素焼きの浅い土鍋 豆などを炒る道具



             焙烙のおかめ  長八が73歳の時の作品


     森家の家族 (肖像画の感覚だろうか?)  長八62歳の時の作品


          相生(あいおい)の松  長八が62歳の時の作品


                         龍

みんながガラスの額に入っていますから、影が映ったりして、中々写真に撮り難いです。ここでも「百聞は一見に如かず」とは良く言ったものを実感しました。


             近藤家のなまこ壁  江戸末期のもの


      明治の商家(呉服店)中瀬邸の表   数代で財を成した大地主
     
              上の写真の右端の倉の扉

     中瀬邸の裏手の壁の鏝絵 (運動会のリレーと見物客)


私が目にした「なまこ壁」は数軒で、「なまこ壁の町」にしては少ないな~と思ったのですが、実際は200軒もあるそうです。私の瞳の裏にくっきりと焼きついている家が一軒あります。バスの車中から見たのですが、一軒丸ごと上から下まで「なまこ壁」と言う家がありました。相当古いように見えましたが、道路からは離れた位置に一軒だけポツンと立っていました。吉祥(きっしょう)と言うバス停を出て間もなくの所でした。

  
   
         浄泉寺のなまこ塀と桜  伊豆三庭園の一つ

「長八美術館」に行く手前にあるお寺なんですが、この度は行き当たりばったりの旅にしましたので、このお寺に美しいお庭があることを知りませんでした。帰ってからネットで知り今悔しい思いをしています。やっぱり、プランはしっかり練って行かなければと思います。

休憩に入ったギャラリーきっさは良い感じでした。入り口はサッシの戸でためらったのですが中に入って吃驚、その名の通り、所狭しと可愛い小物が置いてありました。マダムのお勧めに随い、如何しようかと迷っていた、お花畑と桜並木を見に行くことにしました。


              ホテルの窓から見た海に沈む夕日
                            (09-4-2)


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九州日豊本線の旅(福岡県・小倉)

2008年12月05日 | ちっちゃな旅

            小倉城の勝山公園の紅葉

            小倉城天守閣から見た紅葉


11月28日(金)
今日は列車の束縛もない日。もしその気になれば「国東半島」のほうで一泊して、半島めぐりをしてもいいかな、とフリーにしておきました。しかし気分的には「帰心矢の如し」とまでは行かないものの、ちょっぴりわが家が恋しい気持ち…。

新幹線が小倉なので、次来るとしても博多で乗るでしょうから、小倉に降り立つチャンスは今日しかない。半日、小倉に降りてみよう、そして帰ろうと決めました。


タクシーに乗って駅に向かっていると主人が「小銭入れ忘れた」と言うのです。朝風呂に入って、マサージ機にかかった時、そこに忘れたらしいと言うのです。「大して入っていないし、いいか!」と主人。「やっぱり取りに帰るわ!」聞いていた運転手さんがホテルの知人に電話して下さり、既に忘れ物として届いているという事でホテルにユーターン。小銭入れは手に戻りました。

其れは「印伝の小銭入れ」で私のお気に入りです。私が記念に頂いた物ですが、男性が持っても良い模様ですから、箪笥の肥やしには勿体無いので主人に貸してあげているのです。「印伝」があると探しますが、この模様は今まで見たことが無いものです。良い品物でしょう、毎日使っているのに型崩れしません。品物が手元に戻って主人以上に私がホットしました。

「帽子」「弁当」「印伝の小銭入れ」と3つの忘れ物は戻りまして、旅は終わりに近づきました。




「唐風」のお城 4階と5階の間に屋根がない 5階の方が大きく張り出している


                  この鵄尾 人面魚?

別府から小倉まで1時間20分ほどで着きました。観光地図を見ても、駅から近くには小倉城しかありません。お城を一寸覘いてみようかと相談が纏まりました。

地元の姫路城や大阪城から比べると、小さなお城です。その上大阪城と同じコンクリートで出来ています。展示品もそれほどありませんし、だからこそ来訪者が参加出来て楽しめる用意がありました。

おなじみの顔を覗かせればお侍、お姫様、町娘になれるアレ。それから大名籠があって中に乗れて、大名気分が味わえると言うものでした。私は勿論乗って写真を撮ってもらいました。

 
     迎え虎(雄)            送り虎(雌)  日本最大級の麗筆

この虎の絵が目を引きました。人間で言えば肖像写真と言う感じでした。男虎は精悍さを女虎は艶・しなやかさを感じました。傍には大きな字で「撮影可」とありました。
爪楊枝だけで造った色んなお城の模型がありました。勿論姫路城もありましたよ。
体験教室も開かれているようでした。

周りには高層ビルが並んでいましたので、ランチの為にその中の一つの社員食堂(一般の人も可)に入りました。此処も食堂自体も大きいが、量も多い。値段は安いが肉が硬い、仕方が無いよね。歩いて繁華街で食後のコーヒを飲み、小倉駅へ…。

「80歳を祝う旅」も楽しんで終わりました。今回の旅で、体力の衰え、食の細り、物欲の退化等、自分を知る旅となりました。最後にはやっぱり「わが家が一番ええな~」と語る二人でした。
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