トワイレイトエクスプレスの泊まる18箇所の駅のスタンプ
はんこの置き場所がばらばらになっていて、なかなか能率的ではありません
お節介な私は1~18番迄並べていきました「いらん事せんでもいい」と言っていた主人も
次からスムーズに押していく人を見て「並べてよかったな~」 誰かがしないとだめなんですよ
「お節介だ!」といわれるのが判っていても つい手が出てしまう私です
サロン・カー
食堂車
朝食は何回かに分かれてここで食べます 夕食は私たちは部屋に運んでもらい「お弁当」を食べました
小さな休憩室
この部屋の隣が私たちの部屋でした
私たちのB個室 3畳はないかな?
ここで22時間はちょっときつい… 広々としたサロン・カーに時々通いました
部屋のカード・キーです 記念にお持ち帰りできます
1989年に運行を開始してから、乗りたいと思っていたのです。21年後
やっと乗れました。2002年までにすべての車両の改装が終わったそう
ですが、それからでも8年たっています。
大阪から札幌まで約1500キロを22時間掛けて走るわけです。青函トン
ネルを走るときは起きていたいと思っていました、予定では夜中の3時ごろ
通過しますが、北陸地方吹雪のために30分遅れておりましたから、3時4
0分ころ通過しました。なんてことはない普通のトンネルですが、今、自分
が海底に(30分間)居るという不思議な気持ちを味わいたかったのです。
札幌・大阪間が1500Kです。私たちはお遍路で四国を約1300K歩い
たわけです。やっぱりすごい距離だな~といまさらのように思いました。
列車は2度V字型に方向転換して走りましたね。その時はスイートルームの
前に機関車が付くわけですから、視界悪くなります。後部からの景色も売り
なのにな~と思いましたが、考えてみれば、夜中ですからあたり一面銀世界
なだけで何も見えないのでした。
不思議だったのは車窓から見える家々が薄暗くなっても1軒も電気がつかな
いことなんです。何故なんでしょうか? 「蛍の光窓の雪」の言葉通り、前
面雪ですと「雪明り」で家の中が明るいのでしょうか?本当に不思議に思い
ました。又朝もそうでした。
「トワイライト」もテレビは入らなくて、ビデオだけです。音楽は聴けるのですが、
4局ある1局だけがクラシックで、後はみな、今流行の私にすればへんな歌な
んです。仕方がないのでクラシック(当日はチャイコフスキーの曲集)を聞い
ていましたが、演歌もあればな~と思いました。ご一考願いたいといいたいと
ころですが、料金の高いのもですが、私たちには22時間の列車の旅はちょっ
としんどいです。これが最初で最後でしょう。
食堂車は夕食に、フランス料理のコースをご希望の方の終わった頃、コーヒ
だけ飲みに入りました。朝食のときも入りましたから2度経験しました。
眠ったような眠らないような、1時間毎ぐらいに目が覚めて居ました。本を
読むつもりで持っていったのですが、視界のきく時は何か珍しい風景に出く
わすかもしれないと思って窓から目が離せませんでしたので、結局1ページ
も読めませんでした。
吹雪の為、夕日の沈むのは見れませんでしたが、月は輝いてくれましたし、
日の出も見ることが出来ました。
吹雪といえば、4日から「トワイライト」は北陸の豪雪のために止まって
いたようです。そして帰りを「トワイライト」にというコースを取った方
は、これまた「トワイライト」が止まってしまった、私たちの乗る飛行機
に、振り替えになりました。500人のりの飛行機が満席でした。お気の
毒に私のように「トワイライトに乗りたい!」と思って居た方もいらした
と思うんですよ。
列車は30分の遅れを取り戻して、定刻に札幌駅に9時52分に着きまし
た。
…車窓から…