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ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

犬島から小豆島へ (1)

2011年12月01日 | ちっちゃな旅






    



先週11月25日(金)~26日(土)にかけて1泊旅行に出かけました。
何時もはマイプランですが、「寒霞渓の紅葉」をメインにすえたいと思ったの
で、紅葉の時期はホテルが取りにくいかも知れないと思い「ジバング」のこの
ツアーで行くことにしました。

本当は直島にも行きたかったのですが、こちらは犬島よりず~っと大きいし、
見るところもあちこちに散らばっているので、1泊したほうが良いと思ってい
ましたし、今回は直島はパスして、犬島の精錬所も見たいと思っていたので、
このツアーに加わることにしました。



上の写真は海上から見た犬島なのですが、島の周りは「海苔の養殖網」が沢
山設置されていて、大回りしないと犬島に近寄ることはできません。ここから、
ぐる~っと反対側に廻った感じです。



この石は「犬山石」と言って、大坂城に沢山使われたそうです。使われなかっ
た石でしょうか、この海岸べりの「犬島コミュニティハウス(ここでまず、弁当を
食べる)」のまわりは防波堤のような感じで並べられていました。右上に少し
見えている島は今は無人島だそうです。この犬島も数百人しか住民はいなく
て、案内してくれた島のガイドさんも他の島からの通勤だそうです。今6年生
が一人いて、来春卒業すると、小学校は廃校になると言っていました。今でも
中学生は他の島に通学しているそうです。来春からは昼間は子供のいない島
と言うことになりますね。





この朽ち果てた精錬所を観光地にしようと思い立った人は誰なんでしょうね? 
観光地にしたころには許可制と言うか、事前に申し込みが必要だったそうです
が、今はその必要は無いそうです。


                    色々の模様に浮き出た「レンガ」





銅を精錬した、残りの土で、このレンガを作ったそうです。普通のレンガの2
倍ぐらいの大きさがあります。そして精錬した銅が少しは残っているからでし
ょうか、テカテカと光っています。歩く道路にも一部敷き詰められています。



精錬所内の「アートプロジェクト」の絵葉書です。左側の部屋は「???」首
をかしげる感じでしたが、右側の部屋は面白かったです。入った所は真っ暗
です。部屋の先(トンネルの出口の感じで見える所まで)に行くのですが、
目が慣れるまでは足元も見えません。目がなれたころに二人ずつ、ガイドさん
の指示に従って、時間差で進みます。すぐ着くと思っていたのは錯覚で、突き
当りには鏡があり、鏡に沿って歩きますと又反対側に鏡が現れて、又、そこを
曲がってと、結局9枚の鏡に導かれて?だまされながら、やっと出口に到着と
言う趣向でした。これは面白かったですよ。



精錬所の方は全員参加でしたが、家プロジェクトの方は、住宅地に散らばって
4箇所あるのですが、中に入れる所と入れない所があったり、私には何を表し
ているのかが一寸理解できなくて、参加しなくても良かったかな?と思いまし
た。




犬島から又船に乗り、小豆島に渡りました。今夜はこの島に泊まります。ホテ
ルは本州側の「夕日の美しいホテル」だそうです。到着時間が少し遅くて、夕
日はまさに沈もうとしていましたから、楽しみにしていた写真はあまり撮れま
せんでした。

明日は、この旅のハイライト「寒霞渓」です。







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岡山・鳥取の旅 (3)

2010年12月16日 | ちっちゃな旅

  屋根の上に載っているのは何のお呪いでしょうね? 聞くのを忘れました






↑ 亀に見えません?        ↓  過っては淡水湖の東条湖の漁は「四つ手網漁」でした                                            四方に張られた棒?の下には網が仕掛けられています


国民宿舎・水明荘に宿を取ったのは、松崎の駅からすぐだと言うこともありますが、
此処が日本で始めて立てられた「国民宿舎」と言うことに興味を持ったからです。
勿論、当時のままと言うのではなく、2~3年前にも改築したばかりですが…。

泊り客より、地の方の宴会が多いような看板が掛かっていました。


    夕食です  食器が綺麗でした お料理もまあまあでした



お風呂場も私達の部屋から近く、大浴場と言うほど大きくもなく、落ち着いて入れ
る温泉でした。野天風呂もあるのですが、さすがに寒くて足を向ける気にもなりま
せんでした。


     ↑  酒屋さんですが こんな感じの白壁の家が軒を連ねていました





     ↑ お店は「赤瓦」1号から11号館まで   ↓  内部です


倉吉は始めは予定になかったのですが、松崎に泊まると決めましたし、隣の駅倉
吉には急行が止まるので、帰りの便(倉吉から三宮まで乗り換えないで来ました)
がいいと思い、それなら折角だから、町を散策してみようと思いました。白壁・
土蔵の町ははあちらこちらの地方でで見ていますから、別に感動はしませんでし
たけれど、「倉吉ふるさと工芸館」は楽しかったです。


「倉吉ふるさと工芸館」  私達の為に織って見せてくださいました 「倉吉絣」の糸の細いのに驚きました
     
              トイレの入り口にも「倉吉絣」が掛かっていました


倉敷の町の目印にもなっている、小学校の壁画「天女」のモザイク画は意外性があ
って楽しめました。小学校も、モダンな建物が良く保存されているな~と感心しま
した。

     
           ハイカラな小学校です   壁面にモザイク画


「倉吉」に足を運んだのは、ガイドブックに載っていた赤瓦10号館のこの店でラ
ンチを食べたいと言うのが一番だったかも知れません。予約制で1日10人限りと
言う「ランチ」を食べたいと思っていました。駅について、1番に予約を入れまし
た。

ちんまりと飾り付けられた可愛らしい「ランチ」に満足しました。お味もよかった
ですよ。電車の時間を逆算して、時間いっぱいゆっくりとデザートも頂きました。

関西まで直通の急行でゆったりと旅を締めくくることが出来ました。


                        キッチン・カフェ「天使のいずみ」のランチ







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岡山・鳥取の旅(1)

2010年12月14日 | ちっちゃな旅




11月7日に岡山・鳥取の2泊3日の旅から、40日が過ぎてしまいました。信じら
れない速さです。

第一番の目的は鳥取砂丘の「砂の美術館」の「砂像」を見に行くことでした。鳥取
は去年も行きましたし、足立美術館にはお友達と行くことに決まっていましたし、
だからと言って「砂像」だけでは物足りないし…、岡山の大原美術館に久しぶりに
行って、北に上ろうか? と考えました。

調べていますと「有隣荘」が特別公開している事を知りました。見たいと思ってい
ましたから、即座に決めました。

主人の為に倉敷で温泉の有る宿を探し、やっと1軒あるのを見つけました。今思え
ば朝食のみで1泊1万円は一寸高かったかな~。若い頃なら、安いところを求めて、
少々の距離は移動するのですが、今はもうできるだけ余分な体力は使わないことに
しています。

「有隣荘」は和洋折衷とはいえ、「和」の部分の多い、静かなたたずまいの家でし
た。目に見える木造部分、天井、欄間、床等はすべて「屋久杉」が使われていて、
両親が屋久島出身の主人は満足の様子でした。


         有隣荘(大原美術館の大原孫三郎氏の旧別邸)   ↑  対岸から見た屋敷


外に出ますと、大勢の人が川辺に駆け寄っています。何事かと私も行って見ますと、
「花嫁・花婿」の船乗り込みの様でした。早速カメラを構えて追いかけました。岸
からは花嫁さんの教え子でしょうか、小学生の子どもが「先生おめでとう!先生綺
麗!」「先生可愛い!」の声が掛かっていました。

          当日は(11月7日)は「大安」だったらしく 花嫁さんを見かけました



大原美術館に入りました。ここも3度目だと思うのですが、まったく展示方法が、
と言うか内部が変わっておりました。目に焼きついていた「受胎告知」も1点だけ
離されて寂しくおりました。何時もの通り音声ガイドを借りましたから、その説明
の絵を重点的に見てゆきました。

今年は大原美術館の80回目の誕生日のお祝いに、夜にイベントとして、「龍」の
絵がランプで描かれると言うので、一旦ホテルに帰って、又出直してこようと言う
ことになりました。




                 日暮れまでにと 一生懸命作業をしていました。




偶然なんですが、今夜のホテルは美術館から数分のところにありました。部屋から
大原美術館の屋根が見えました。

少し休んでから、町をぶらぶらしてみました。「ジャズ通り」があって、あちこちから
「ジャズ」が聞こえておりました。

2階の窓から見せてもらえると言うので、少し並んで上がりました。窓からは平面
では分かりにくい「龍」がはっきり分かりました。皆さんカメラでパチパチ写してい
ました。現物は大きいのですが、写真は小さいのでわかりにくいかも知れませんが、
よく見ていただくと分かると思います。


   ↑  この「龍」の絵がモデルです   ↓  ランプで描かれた「龍」





ホテルが夕食なしだったので、先ほどの散歩の時見つけておいたお店に行きました。
同じようなお店(居酒屋風)が2軒並んでいたのですが、普通席よりカウンターの
お店の方を選んで入りました。正解でした。美味しいし、盛り付けが又いいのです。
ご飯は「焼きおにぎり」を注文して、満足満足で帰って来ました。




明日は憧れていた「砂像」に会えると嬉しく夢路をたどりました。








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身延山・久遠寺 (3)

2010年05月28日 | ちっちゃな旅

                  朝勤に参列した記念にいただきました

朝勤を済ませて、8時に宿に帰り朝食をいただきました。4時起床からお茶一
杯飲んだだけですから、とても美味しくいただきました。



今日は帰路につくだけです。トイレ休憩をゆっくり取りながら1時ごろに昼食を
取る「葛城・北の丸」に着きました。まあまあ、ここがお食事所?と信じられな
いような大きさでした。しかし此処に来るのは交通機関が一寸不便な所のよう
でした。だからこそ、広大な土地があると言えるのかも知れません。

久しぶりに美味しくいただきました。主料理の「鰆柏蒸し」「牛繊肉網焼き」が
特に美味しかったです。食いしん坊の私ですから、美味しいお料理にニコニコ
でした。この世の美味しいお料理を食べる回数もわずかになりつつあります、
1食でも口に合うものをいただきたいです。





      静岡県・袋井 「葛城・北の丸」都会では考えられない びっくりするような広さです
    





                            前菜

                            お刺身

                          汁物(ポタージュ)


                  主料理二品   ↑ 魚      ↓  肉



               桜海老・たけのこ煮込みご飯 吸い物 香の物


                    甘味・北の丸冷菓  珈琲

美味しいお料理を、テーブルでの会話と共にゆっくりといただきましたので、1時
間半の予定は食べるだけで費やされてしまいました。

売店をゆっくり見たいと思っていましたのに時間がありませんでした。これも団
体の悲しさでしょうか。

夕方に掛かりましたのに、渋滞に巻き込まれることも無く、予定の時間ぴったり
に尼崎に帰ってきました。ガイドさんも「とても珍しいことです。皆様が時間を守
ってくださったからだと思います」と言われました。「模範的なお客様」とほめら
れた、私達は無事帰宅いたしました。
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身延山 久遠寺 (2)

2010年05月27日 | ちっちゃな旅

   2009年に再建された5重の塔    ↓  赤い塔と霧の晴れるさまを撮ったつもりですが…
    


あさの4時半モーニングコールが掛かりましたが、私達はすでに起きておりま
した。ここは女は女同部屋ですから、主人とは別行動です。

宿の車は3回に分かれて山上まで運んでくれました。仏殿での回向を申し込
みました。


   祖師堂・日蓮聖人をお祀りするお堂 入り口には祖師の御魂が棲んでおられるという意味の
               「棲神閣」と書かれた扁額が掲げられています

    



  本堂・下陣(私たち参加者が座る場所)の天井画は加山又造画伯の畢生の力作の「墨龍」です
              私は首が痛くなるぐらい 見上げて見つめておりました 





                 朝の5時です 朝勤めに向かわれるお坊様達   
   黄色の袈裟は中学から高校の年代の修行僧です  先輩僧侶の前後に分かれていました


「南無妙法蓮華経」を唱えながら、本堂に向かいます。 本堂での読経は太鼓、
鉦に導かれて朗々と読まれます。大太鼓の音は五臓六腑に滲み渡る物でした。
仏教神の浅い私といえども、感じることが多々ありました。

仏殿に渡り、先祖供養をしていただきました。ここは撮影禁止でなかったので、
「証拠写真」と言いながら、供えられている自分のお願いした「塔婆」をパチ
リと写しておきました。



              ↑  御廟所への階段    ↓  日蓮聖人の廟墓
    

朝勤参列の後、今度は日蓮上人のご廟所(お墓)ご草庵跡を拝見しました。




     ↑  御草庵跡(正面)  ↓  御廟所の前から見下ろしたところ


    
        総門まで石段 数百段を二人で降りました 後に続く人はありません

             無事に降りきりました 所要時間は7分でした

ほかの方は、足が悪い、ひざが悪いと敬遠されて、2人で降りました。これが登り
となれば一寸辛いかも知れませんね。1段の高さが普通より高いのです。雨上
がりの石段です、滑るなよ!と自分に言い聞かせながら、一歩一歩下りました。

今朝は薄紙をはぐように霧が晴れ、良いお天気になりました。晴れ女、面目躍
如と言うことです。



             降りきったところにある「総門」 大きさに圧倒されました


                  ↑  めずらしい「石のぎぼし」     
     ↓ この「灯篭」優しいと感じませんか? こんな優しい灯篭は初めて見ました

    
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身延山 久遠寺

2010年05月26日 | ちっちゃな旅
我が家は日蓮宗で、広済寺(近松門左衛門の墓所)の檀家です。毎年春に
お寺では日蓮宗のお寺に行くバス旅行?を持っておりますが、私たちが参加
したのは去年の京都3ヶ寺が初めてでした。今年は日蓮宗の本山、身延山・
久遠寺でした。「生きている間に一度ぐらいは本山に登らないと」と話していた
のですが(姑は2度ばかり参加しております)、とうとう今日まで実行に移せま
せんでした。今年のバス旅行が「身延山」とお知らせが入ったとき、この機会
を逃したらいけなくなるかも知れないと思い申し込みました。

だんだん檀家さんの高齢化が進み、今年の参加者は23人とこじんまりとした
集いでした。私たちも参加してみてわかったのですが、8時半にお寺を出発し
て、往きは1ヵ寺寄り道をしたとはいえ、夕方の5時に宿に着くまで、バスに乗
りっぱなしと言うのは身体が痛いです。勿論老人ばかりですから、2時間に一
度はトイレ休憩を入れてくださいますが。

私は金曜日(21日)の夕方から、のどが痛くなり、熱っぽくなって、風邪の症状
が出て、翌日22日お医者さんに薬を貰いにいき、22.23日は寝ておりました。
ですから24日当日も、まだすっきりしないままに、出かけましたが、ありがたい
ことにだんだん状態は良くなりました。

浜松で昼食をとり、静岡市にある龍華寺に立ち寄りました。このお寺は大きなお
寺でしたが、雨が降っていたこともあり、お庭は歩きませんでした。





高山樗牛のお墓があり、会館もあります。私は見られると楽しみにしていたの
ですが、そこが団体の悲しさ、時間も無く素通りでした。高山樗牛は日蓮上人
の崇拝者であり(どうも高山家は日蓮宗ではないようだが、そんなことはかまわ
ない)富士山が見える、この地に埋葬してくれと言う遺言であったらしいのです。







2枚目の写真「サボテン」は推定300年ぐらいで根元はすでに木化していま
す。下の3・4の写真の「ソテツ」と共に上海の龍華寺から移植したものと伝
えられています。

ソテツの雄株はわが国最古最大で樹齢推定1100年、雌株は800年と推定
され、大サボテンと共に国から天然記念物の指定を受けているそうです。








本堂は立派と言うか、極色彩の襖絵、天井画(300人に寄進者名入り)祭壇
の金ぴかといい、目を見張るものですが、それがいやみではないのがお寺と
言う場所だからでしょうか。極彩色の絵も、何となく、天国ってこういうものかし
らと、思ってしまうのです。



この天井画、変わっていますね。鬼がサッカーボールを蹴っています。静岡・
清水エスパルスのファンの方の寄進でしょうか…。

今日は残念ながら、一日中雨でした。バスの中ですごしていたので、あまり気
にはなりませんでしたが、住職さんが「雨男」だそうで、「晴れ女」を自認する私
の力負けでした。天気予報の予測では明日も雨と言うことですが、「明日は今
日の負けを返すぞ!」と心ひそかに思っておりました。













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桜の徳島 (1)

2010年04月05日 | ちっちゃな旅

          四国第20番(鶴林寺)奥の院 別格霊場 第3番 「慈眼寺」
     




春真っ盛りの徳島に日帰りで行ってきました。お仲間のたかこさんが車遍路をさ
れて、ここ別格3番の「穴禅定(あなぜんじょう)が面白い? 口で説明しにくい
から、ぜひ行きましょう」と計画をしてくださって、4人で行くことになりました。

このお寺については、そして「穴禅定」については元から興味がありましたから、
喜んで参加させていただきました。

梅田発7:30分のバスはひたすら慈眼寺に向けて走ります。途中一度トイレ休
憩があり、別のところで、お弁当を受け取り、バスの中で食べました。

駐車場から本堂までの急坂は、上り坂の苦手な私には一寸辛かったです。金
剛杖があればな~と思いました。

岩と身体が密着して通るので、汚れますから、上着はお寺が貸してくださいま
す。下はビニールのパンツを二百円で買って、使い捨てます。

「穴禅定」に入る前に「真言」を唱えながら本堂を3回廻ります。宗教の「3」は
「過去」「現世」「未来」を現すそうですね。「塩」と「水」で身体を清め、いよいよ
出発です。

狭い鍾乳洞の洞窟を、蟹さん歩きで歩くのですから、何も持ち込めません、眼鏡
までもはずせたらはずすようにと言われました。穴に入った途端、それが大げさ
では無いことを知りました。

入り口で渡されたローソクが明かりのすべてです。先導のおばさんの言うとおり
の手で持ちます。持った手の方から身体を先行します。想像を絶する狭い空間
でした。先導さんの「右肩から…」「かがんでお尻から、頭はあと…」「膝を付い
て、這って…」。聞いたことをそのまま次の人に正確に伝えます。そしてお互い
に励ましあって、狭い場所を通過してゆきます。

入る前に「ここを通り抜けられないと、中の通り抜けは出来ません」という脊柱
があります。それを、明らかに無視した、84歳のメタボ老人がいました。その
方が勿論、超狭いところでは抜き差しなら無くなります。先導さんの叱咤激励
する声がびんびん響きます。その間私たちは立ち止まっているのです。

後でご本人曰く「泣きたい気持ちだった」そうです。でもそれはご自身の判断ミ
ス。というより、規定違反がわかっていていて、入られたのですから、そして後
に続く32人(私たちツアーは28人ですが、個人の方が加わって33人でした)
私たちは何度も足場の悪いところで立ち往生でした。

しかし、不思議とメタボ老人を恨む気持ちはありませんでした。上着を1枚又
1枚と脱ぎ、バンドまで外して頑張っておられるからです。あまりに出来が悪
いと、先導さんが「南無大師遍照金剛」を唱え始めます、すると私たちも唱和
します。

弘法さん19歳の時、この洞窟の前で修行をしておられた弘法さんに悪龍が
襲い掛ります、弘法さんはその悪龍をこの洞窟に閉じ込めました。その龍の足
だ、手だ尾っぽだと、天井の鍾乳洞の説明を受けました。

それとは別に場所で(メタボ老人待ちのとき)、天井近くから首を伸ばして、私
を窺う蛇に見える連なりを見つけたのです。私は「あの突起ですけど、蛇の首
に見えません?」と隣の人に聞きました「眼鏡を外しているので見えないのよ」
という返事でした。

私は蛇が怖くて、嫌いなのです。なのに良く出会うのです。遍路の最中にも、蛇
の出る時期では無いのに、出会いました。このたびも、ほかの方には蛇には見
えないのでしょうが、私にははっきりと見えたのです。メタボ老人の足止めでそ
の場に佇み、蝋燭の火で照らされる空間を見つめる時間があったからでしょう。

終点は案外早くやってきました。そこは割りと広い空間で33人がすっぽり入れ
ました。正面には弘法さんの座像があり、その前には蝋燭立てがツリーのよう
にありました。参加者が希望する「家」「希望」を言うたびに蝋燭が1本立てられ
ます。私も「○○家先祖代々…」を1本立てていただきました。1本百円で、外に
出てから自己申告でお支払いします。

その後、「般若心経」を唱えます。暗い中ですし、身一つで入ってきていますか
ら、皆さん空で覚えておられるようでした。私は朗々と唱えられる声を、手を合
わせて聞いておりました。本当にお経っていいもんだな、心が洗われるようだ
な~と聞いておりました。私がご一緒できたのは「南無大師遍照金剛」と3遍
唱えるときだけでした。

帰りは又同じ道を戻るわけで、今度はメタボ老人は最後に出ることになりました。
私たちはこの方の足止めがあったので往復2時間かかりました。その上に、私
たちがバスで待っていたのですが、彼がバスにたどり着いたのは1時間後でし
た。3時間かかられたことになります、みんな1時間も待たされたのですが、誰
一人文句を言う人もいなくて、拍手で迎えました。弘法さんは、私たちに「許す」
「我慢」ということを覚えさせてくださったようです。

     





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北海道の旅 最終回 (札幌・JRタワー)

2010年02月13日 | ちっちゃな旅
2月6日 今日が北海道の旅の最後の日です。1時15分にホテルまでバスが
迎えに来ます。それまで自由時間です。まず札幌駅に出ることにしています。
デパートが始まるのが10時ですから、9時半過ぎまでホテルでゆっくりしてい
ました。

ガイドさんがデパ地下にお土産品があると言っていましたから、もし美味しそ
うなものがあれば買おうかと思いました。デパ地下に行ってがっかり、確かに
お店はたくさん入っていました。しかし私のほしい土地のものが少ないのです。
和菓子がほしいと思ったのですが、大方は京都のお店の物ですし、洋風がほ
しいと思えば、大方が神戸のものです。結局地のものは和菓子一品見つけた
だけでした。やっぱり、デパ地下は地元の人のものであって、旅行者のもので
はないのだと感じました。

今日は昨日と打って変わっていい天気ですので「JRタワー」に上ることにしま
した。JRタワーは173mあり展望フロアーは160m(38階)にあります。

受付の人に聞きますと昨日は視界が良くなかったそうです。今日は周りの山々も
しっかり見えますし、遠くに大倉山ジャンプ競技場、北海道大学、恵庭岳等々良
く見えたのですが、写真には上手く写りませんでした。







エレベーターを降りて、目の前に広がる連山のパノラマ(上の写真)を目にした時、
皆一応に「うわ~!!」と歓声をあげて窓に近づきました。連山をバックに写真を
撮りたかったのですが、時間帯が逆光で取れませんでした。四方八方の景色を
堪能しました。

ホテルに帰るまでに食事を済ませておかなければなりません。食堂街に行きま
した。いつものように中華の店に入って「やきめし」と「焼きそば」をとって、半分
っこすることにしましたが、出てきた量の多さにびっくりしました、もったいないけ
れど残してしまいました。












1時前にホテルに着きました。バスも前のホテルの集合が皆さん早かったので
しょうか、1時過ぎにはやってきました。定刻通りバスは最後の訪問地、「支笏湖
氷濤まつり」の会場に私達を運びました。

会場に近づくにつれて、午前中の晴天が噓のように、雪が降り始めました。初めは
見えていた支笏湖も吹雪にかき消される始末です。ここは本当に見ごたえがありま
せんでした。見学の時間になってからはありがたいことに一時雪はやみました。で
もそれはほんのつかの間のことでした。降りしきる雪の中、近郊のPTAのおかあ
さんのグループの太鼓演奏がありましたが、時間がなくて、太鼓の音を背に聞きな
がらバスに急ぎました。マイプランで旅することが主な私には時間制限が辛いもの
でした。




    
       土地の人が「今日は7度よ」と言うのはー7度のマイナスが省かれているようです











どんどん雪は多くなりました。後は空港に行くだけだと言うので、ず~っとつけて
いた、靴の滑り止めをはずしました。

空港に着くと「関空」「伊丹」「神戸」の3つに別れます。私達伊丹空港組が一番
早い出発です。5時20分発ですから、添乗員さんが手続きをして切符を渡された
ときには30分前でした。手続きをしておられる間に「空弁」を買いに走りました。

検査ゲートで主人も私も「ピピー」と引っかかってしまいました。「???」でしたが、
二人とも登山靴を履いていましたので紐通しの金具が引っかかったようです。二人
とも靴を脱いでゲートをくぐり無事通過できました。

雪は益々降り続きます。「飛ぶのかしら?」と心配していましたら、案内の放送が
あり、機上の人になりました。窓に雪が凍り付いて外が見えなくなりました。でも
少し遅れて飛行機は動き始めましたが、時々停止します。後ろの座席の人が「も
~っ!ブレーキとアクセル踏み間違ってるのと違うの!」と言っています。私もそ
れを聞いて考えました、飛行機にブレーキ、アクセルってあたっけ?操縦桿って
言うから手で動かすんじゃない?なんて真面目に考えてしまいました。

1時間も飛ぶでなく、止まるでなく飛行機は動いています。止まると凍ってしまうの
でしょうか? 時間が経つにつれてだんだん不安が増して来ました。一番に頭に
浮かんだの)「雪まつり」(1966年ですから44年前)を見た帰り客を乗せた飛行
機が墜落した事でした。

それからまもなく機長の放送がありました「翼にどのくらい雪が積もっているか外
に出て見てくる」と言うものでした。目視の結果上はわかったが下がわからないの
で、一応空港に引き返すと言うことでした。

携帯の通信をしてよろしいと言う許可が下りました。私も「雪で飛べないこと」を
息子にメールしました。1時間半遅れ、普通なら伊丹に着いている時間に(やっ
と雪がやみ)新千歳空港を飛び立ちました。

主人の「もう一度『雪まつり』が見たい。今行かないと行けなくなるからな~」と
言う言葉から始まった旅。本人は言うだけ言えば、後はすべて私にお任せ…。
すべて手配が出来て、主人に伝えると「やっぱりお前も行きたかったのやろ…」
と言うノー天気さです。

最後に心細い思いもしましたが、今になれば、これも又思い出の一つです。
やっぱりマイ・プランがいいな~と言う思いを強めた旅でもありました。


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北海道の旅 5 (札幌の夜は更けて)

2010年02月12日 | ちっちゃな旅

                     すすきの氷の祭典  雛人形
       せっかくきれいに出来ているのですが 透き通って居るのでよく見えません 
         2列に並んだ像の間に黒い板でも置けばよく見えるのにと残念でした




                    本物の魚やカニが埋め込まれています




              何しろスポンサーの名前が像の正面にデ~ンとあります
          気持ちはわかりますが、見る側からすれば もう少し脇に控えて欲しいな~


5時前にホテルについて、寿司屋さんに電話すると6時からだと言うので、6時
半に予約を入れて、まず「すすきのの氷像」を見に行くことにしました。

ホテルで地下鉄のありかを聞き地下鉄へ。切符を買おうとするのですが、関西
の表示とちょっと違うよう(慣れてくると同じだったが、私はいつもは「イコカ」を
使うので切符をあまり買わない)、聞くほうが早いと、前で買っていた方に「すみ
ません、買い方を教えて下さい」と頼みました。

ちょっとお酒が入っていたらしいその人は、教え終わっても話しかけてくる。「雪
まつり行くの?どこから来たの?」「関西から…」「関西! 去年の暮れ『ルミナ
リエ』行ったけど、ものすごい人で驚いたよ。ここはそんなことないよゆ~るりし
ているよ」等々話が続く…。

やっと無罪放免されて教えられて行ったホームが間違っていた。向えのホーム
に行きかけると、そこに彼が居て「反対のホームだよ~、間違ったの?」何言
ってんのよ、あんたが間違って教えたのでしょう!!と言いたいが、又話が長
引くので、にっこり笑ってバイバイをしました。

地下鉄を地上にあがった所が「氷の祭典」場でした。思いがけなくたくさんあり
ました。どれも精巧に出来ています。しかしいくつものコーナーに分かれていて、
ワン・コーナーを四方から見れるようになっているので、雪像と違い氷は透明で
すからお互いの像の後ろに像が重なっていて、せっかくの作品が見難いのです。
惜しいな~と思いました。像がひとつならいいのですが、たくさんですから、像
と像の間にさえぎる布か板でも置けばはっきり見えるのにと思いました。

その点、昨年見た、六甲山の氷像にはバックがありましたから、一つ一つが完
全にきれいに見えました。数の多さでは六甲山はススキノにかないませんが、
セッティングの仕方は神戸の方がスマートで、観客の目を楽しませます。


    
    「寿司屋の付き出し」今朝襟裳岬で獲れた ?と言う身のいっぱい詰まったカニとカニ味噌

          何だと思います?木にペイントしたアジサイの壁掛け 私は一目惚れ
           ご贔屓さんの奥さんが店名に因んで描かれた贈り物だそうです


一寸わかりにくいところにある寿司屋さん、人に尋ね尋ね行きました。本当に
こじんまりしたお店でした。店長はまだ若い方でした。まず「雪まつりの時期な
ので遠くから来る人に北海道ならではのものをお出ししようと思って、これが味
噌のおいしい身のいっぱい詰まった、襟裳岬の毛蟹です」と出されたのが写真
の突き出しです。次はお刺身を取り、後は「店長お任せコース」を頼みました。
最後の1品は好みのものを注文できると言う事で、主人は「かっぱ巻き」私は
「ネギトロ」を頼みました。満足満足でした。




      会場に着いた時間と出て行った時間です 1時間40分 居たことになります



                    昨日見てきた「東山動物園の住人たち」です


                       ハワイの 「イオラニ宮殿」


                       ドイツの 「フェウエン協会」


                         韓国の 「百済王宮」


                        チビ丸子ちゃん


                  ディズニーのキャラクター「ミッキィーとミニー達」
     以上の大きい雪像は北海道陸上自衛隊の皆さんが 1ヶ月かけて造られたものです   


おいしいおすしを食べて満足で『雪まつり』会場に着きました。ぱっと目に入った
のが「旭山動物園」の雪像です。昨日見てきたばかりです。なんだか親近感と言
うか、懐かしいと言うか感情の高ぶりを覚えました。

「雪まつり」は2度目なんです。今回が第61回目で、私達が前来たのは第49回
目でしたから、12年ぶりということになります。その時は屋台で食べ物などはな
かったと記憶しておりますが、この度はたくさんの屋台が出ておりました。

やはり陸上自衛隊の大きな雪像は圧巻です。見ごたえがあります。出来ることな
ら毎年見たい気持ちです。個人の小さな雪像にも良く出来たのはたくさんあるの
ですが、見事な自衛隊作品を見た目には、物足りなく思ってしまうのです。

100分もいたなんて感じられないのですが、テレビ等の時計が時間を教えてくれ
ました。札幌の夜は満足満足と更けて行きました。





           これらの小さい雪像(人の丈ぐらいはある)個人参加のものです
                   こんな像が数えきれないほど並んでいます
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北海道の旅 4 (小樽運河)

2010年02月11日 | ちっちゃな旅

                 雪の舞う運河は私の思い描いたとおりでした





                    エスキモー顔負けの私の重装備



        観光案内の人力車が2台…  右は客が乗り込み 左は交渉中


     
                     小樽の繁華街・堺町本通り
   このシックな建物は「ルタオ」というケーキやさん 「オタル」を逆さにしただけの名ですって


歩き始めてから雪はしげく降り始めました。運河に着いたときは一寸小降り
になりました。小雪舞う小樽運河は叙情的でした。でもやっぱり寒さには勝
てません。写真を写すと早々に戻りました。

グループの人たちはどこに居るのやらさっぱり見かけません。集合時間を
書き留めて置くのを忘れて「3時だったか?」自信がありません。「3時だっ
たよね?」と聞いても、邪魔くさい事は私に任せきっている主人は「覚えて
ない」と答える。私は暖かいお茶でも飲みたいけれど、もし遅れたら、他の
みなさんにご迷惑がかかると思い「バスに戻ろう!」といいました。不満そ
うな主人を無視して歩き始めました。

そこでぱったり一人歩いている添乗員さんに出会いました。「集合時間は3
時でしたか?」「3時半ですよ」それなら、まだ1時間あります「銀の鐘でお茶
しませんか?」とお誘いしました。自分の飲んだ茶碗を持ち帰れるというのに
興味があったからです。何のことはない、料金は自分の選んだカップによって
異なるのです。お代わりは自由でした。カップはソーサー付き(デミカップの大
きさ)もあり7~8種類あったでしょうか。



      
            「銀の鐘」という喫茶店 自分の飲んだコップをもち帰れます

もちろん添乗員さんの分は出すつもりで居ました「どのカップにされます?
ご一緒にお払いします」と言いましたら「いいのですよ」といて、店の人に
「添乗員で…」と声を掛けました。そして、添乗員さんは出された紙にサイ
ンをしました。

テーブルに戻って「添乗員は、お客さんとご一緒すると無料なんです。お客
さんを連れてきたということで…」と話してくれました。添乗員さんと一緒で
すから時間いっぱいゆっくりする事が出来ました。

バスは今夜の宿がある札幌へと一路向かいました。今夜はホテルは2組に
分かれます。3000円プラスするグレードアップ組みとに分かれます。グレー
ドアップすると「雪まつり」のある大通りに近いのかな?と思いました。やっぱ
りそうでした。

私たちのホテルは地下鉄で二駅離れていました。でも時間にして9分ぐらい
の差でした。歩いて20分ぐらいだそうです。私がグレードアップしなかったの
は、寝るだけだし、私が絶対行きたいと思っている「寿司屋」さんがススキに
あるからです。ホテルはススキノにほど近いのです。

それともうひとつの理由は、帰りの飛行機がプランのままですと「関空」降り
です。3000円プラスすると「伊丹」行きに乗れます。そこで、同じ3000円を
プラスするなら「飛行機」に使おうと思ったのです。

はじめにグレードアップ組(8人位)を降ろし、次に私たちのホテル(残り2/3
と添乗員さん)に着きました。部屋に荷物を置いて、これから明日の1時半ま
で自由行動なんです。私たちは夕食を予定の「寿司屋」さんで食べて、ライト
アップされた「雪像」を見に行くことにしました。その寿司屋さんは10席ほど
のこじんまりした店なので、予約を入れておいたほうがいいと書いてあったの
で、予約を入れて出かけました。
  
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