焼き豚肉を食べる

かゆみ対策プロジェクトの第２対策強化案として、ビタミンＢの摂取が検討されてきた。
まず対策案の候補として挙がったのが下の写真の錠剤を飲むことであった。



まもなくこの対策案は実行されが、この錠剤は、飲むとビタミンＢ特有の独特の臭気を発生させることから、被験者からクレームが入り、やむなく断念することになった。

次に検討された代替案は天然の素材によりビタミンＢを摂取するというものだった。
ビタミンＢを豊富に含む食材を調査したところ、「豚肉」に多くのビタミンＢが含まれていることが判明した。

ではここで何故、ビタミンＢがかゆみに有効なのか考えて見たい。
人間の体内には「副腎」と呼ばれる小さな臓器が、腎臓の上部にちょこんと乗っかっている。
この副腎からはコレチゾールと呼ばれる抗炎症作用のあるホルモンが分泌されるのであるが、食品添加物、小麦に含まれるグルテン、ヨーグルトに含まれるカゼイン等の物質が原因で胃腸に炎症を起こし、この炎症を抑えるために大量のコレチゾールが分泌されることを繰り返すうちに、副腎が疲弊、機能低下を起こし、コレチゾールが分泌しなくなってしまうのである。
コレチゾールが分泌されなくなると、何が起きるか。
胃腸の炎症が抑えられなくなり、食品添加物が体内に蓄積されるようになる。
そうなると、こんどはその毒素を皮膚から排出させようとする作用が生じるようになる。
これがかゆみの原因だ。
そのため、何としてでもかゆみを完治させるためには副腎の機能を回復させる必要があるのである。

今日、対策強化修正案の「豚肉」摂取を試みた。

まず近所のスーパーで豚肉を購入。
赤肉だ。



この赤肉をフライパンで焼くために油をまんべんなくひき、赤肉を乗せる。



弱火にして徐々に焼いていく。
下は中間地点だ。



表面全体がきつね色になるまで、ひっくり返すながら焼き上げる。
塩をまぶして完成。



今回は、フライパンの表面に夥しい量の焦げ目が付着することは回避された。



弱火で時間をかけて焼いたことが良かったのか、意外にも柔らかいできだった。