緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

首筋にひんやりとした汗をかきながら弾いた最後のトレモロ

2022-07-22 23:22:11 | ギター
夥しい汗を吸い取った死に弦を新しい弦に交換。
今日は7月から新たに始めた講習のメンバー数人との交流会にzoomで参加。
殆ど初対面だったが結構楽しかった。
昨日は2年前の講習会で親しくなった友人と2時間ほどライン電話。

だんだんと人の交流が増えてきた。
交流といっても趣味という枠ではなく、ちょっと異なる目的でのコミュニケーションだ。
利害というものが全く無いのがいい。

人との深い付き合いって、地位とかお金を持っているとかいろんなこと知っているとか、全く関係ないことが分かる。
多分だけど、人間の根源的な「魂」って凄い純粋な愛情そのものなんだと思う。
生きる過程で、それが破壊されたり歪んだり、物欲や利害で上塗りされたりするけど、核となるものは決して失われるものではないと思っている。

しっしんによるかゆみに耐えながら、今日はバリオスの最後のトレモロを弾いてみた。
しかしバリオスって最後の最後まで純粋な感受性を失っていなかったことがこの曲を弾いてみて分かるような気がする。
ちなみにこの曲の正式名は「神の愛への施し」であり、バリオスの死の3か月前に作曲されたと言われている。


新弦による調弦の乱れと、額だけでなく首筋に夥しいとまではいかなかったがひんやりとした汗を感じながら弾いたバリオスの「最後のトレモロ」 随所にミスあり 2022年7月22日22:54
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