世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

戦場のメリークリスマス

2012年12月21日 22時13分49秒 | Weblog
母ヨーコたんが絶賛するユニクロのマイクロフリースセット。
ふわふわ温かくて、感動していた。
どうやら夫婦で着ているっぽい。

どんなものだろうかと思い、私も購入してみた。


今夜、風呂上がりに着てみよう♪



最近結婚した後輩がいる。
寡黙な子だ。
今日、トイレで会ったので「結婚おめでとう」と言った。
そしたら、今まで見たことがないような満面の笑みで「ありがとうございます」と返事してくれた。
笑うと可愛い。

結婚することが決まり、同僚にそのことを話したら、嫌な顔をされたらしい。
結婚を焦っているのでそういう話は私の前でしないで、と。
そのことを聞いて驚いた。まあ気持ちは分からないでもないが。でもいいじゃんか。
私なんて、非婚主義の余裕で、むしろそういう話、超聞きたい。…妄想のおかずにすっから。

ちなみに彼女は和婚をするらしい。
「角隠し?綿帽子?」と訊いたら、「綿帽子」らしい。似合いそう。
和婚、いいよな。いいよ、和婚。

和婚で流したい曲。

和楽器による戦場のメリークリスマス




式の後、写真を見せてくれるらしい。
楽しみ。


登山のよう

2012年12月21日 21時55分09秒 | Weblog
年賀状をぼちぼち書いている。
今年も自分の写真。
京都での舞妓コスプレ年賀状、
同じく京都での十二単コスプレ年賀状、
ニューヨークでの「自由の女神像」前方での女神と同じポーズで佇んでいる年賀状、
香港のビクトリアピークでニヤニヤしている年賀状、
…今まで数々の自分大好き年賀状を出してきた。

今年は夏の北海道旅行の写真を送るつもり。
ちなみに、同僚や友達、社長にも同じものを送っている。大胆!


今日は、多くの人が販売応援に行っていて、本社は閑散としていた。
東北の店に販売応援に出掛けた吉熊上司から、メールをいただいた。
「今、雀宮を通過中だよ。男体山がキレイだよ」
とのこと。
隣の後輩女子Cちゃん(栃木出身)と大興奮。
会社の人が、自分の故郷に足を踏み入れるってなんかドキドキする。


それにしても男体山。久々に聞いた。
栃木の名峰である。

ちょうど、私のいる会社も山登りの途中といったところだろうか。
当社は「歳末商戦を乗り越えよう」というスローガンのもと、売上を作ることに専念している。
私は銃後に従う身分だが。でも、できるだけ店舗の役に立ちたいという気概の下、毎日出勤している…つもり。

さて、明日も出勤。
頑張ろう。







95点

2012年12月20日 21時30分30秒 | Weblog
ああ、もう…という感じである。
ここ数年、仕事ではあまりキレていなかったのだが、本日、とうとう記録が途切れてしまった。


当社の店舗用制服は最低2年は着てもらうようにしている。でも、どうしても破けたり擦れてしまった場合には交換をして差し上げている。「交換しない」なんて、一言も謳ったことがない。ただ、電話で注意だけはしている。「次回は2年は着てくださいね」と。
電話をすると大概の店舗スタッフは、「気を付けます」と言って終了するのだが、今日対応した店舗スタッフは特殊だった。


私 「制服の交換申請書をいただきまして、その件なのですが、ただ今お時間よろしいでしょうか」
店員「はあ」
私 「交換申請理由が『ジャケットの前の部分が擦れてしまった』とのことですが、前回、貸与したのは昨年3月1日で、まだ2年経っていません。何か理由はおありですか」
店員「いつもの。ケースにお腹の部分があたってしまって、擦れてしまいました…という理由ですが?」
私 「そうでしたか。では今回新しい制服をお送りいたしますが、次回は2年着ていただきたく、お電話を差し上げた次第なのですが」
店員「でも、マネージャーはどんどん交換しろと言っていますが?」
私 「『どんどん』ですか。そうでしたか。そちらの店舗のマネージャーはどなたでしょうか」
店員「マネージャーじゃなかったかも。店長かも」
私 「そうでしたか。ではその旨、社長にご報告させていただきますね」
店員「…あ、…その、『どんどん』というのは言葉のあやで、一言一句正しいわけではありませんから。でも擦れたり切れたまま店舗に立つのは恥ずかしいじゃないですか?あと、この制服って生地が薄いんですよ。その辺もご理解いただきたいです」
私 「送らないとは一言も言っていないじゃないですかっ!生地の問題にすり替えないでください!!他のスタッフの方は頑張って2年着ていますよ。その辺もご理解いただきたいです」
店員「わかりました」
私 「では、送らせていただきますね」


というやり取りがあった。
一言一句、すぐに書面にして社長に提出した。
自分も感情的になったのは否めないので、その点は素直に社長に謝罪した。

「『頑張って』は不要かな。『大切に』と言っていれば、満点の対応でしたよ。惜しい!95点。あれ○○さん。凹んでる?しおしおのぱー?ハハハ」
と言われた。

取りあえず怒られなくて済んだ。
安心したところで、怒りが再燃。
私なんて、10年前に買ったスーツをいまだに着ている。
内勤と現場の仕事の違いはあれども、要は大切に着るか着ないかの心構えの問題なんじゃないだろうか。

本当に嫌な気持ちである。絶対に赦せない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
失点した5点は、必ず取り戻すぜ!夜露死苦。


定時に上がり、駅へ。
人身事故で電車が止まっているではないか。図書館に行けない…。
ああ、もう。
今日は、ひたすらついていない。

駅の近くにあるジョナサンに入店。
大好物のカレーうどんを食べてやっと落ち着いた。



仕事で腹立った時に過る歌。
華原朋美 - Hate tell a lie



「なんだかね 一日終わるとね
 振り出しに戻ってる気がして
 毎月のクレジットや洋服や
 いつまでもきりがなく 続いてく悩みね」

っていう所に激しく共鳴してしまう。


明日は良い日でありますように。


でも嫌なことばかりではなかった。
明日から吉熊上司は、東北の店に販売応援に行く。
彼はかなり売る。客を逃さない必殺コバンザメ接客を展開する。
明日からの4日間の出張にうはうはしていた。
「息子さん、寂しがりませんか!?」
と言ったら、
「そうなんだよ。うちの子、『その話(出張の話)はしないで。悲しくなるから』って言うんだよ」
とニヤニヤしていた。
やべー。激萌え。
私は生粋の子供嫌いだが、吉熊上司のJr.君にはメロメロ。

さて、お腹いっぱいになったので、年賀状でも書こうかな。




翻弄された1ヶ月

2012年12月20日 21時17分01秒 | Weblog
先月、会社の階段で転んだ私。
筋膜まで切る怪我をして、2針の縫合手術を受けた。
1ヶ月後の画像。



ここまで綺麗になった。

冷えたりすると少し痛み、大きく曲げると引き攣る感じがするが、もう完治の粋に達しているもよう。

このコには翻弄された1ヶ月だった。とほほ。



リンリンランラン♪

2012年12月19日 22時39分37秒 | Weblog
今日の寒さは強烈である。寒いというか、痛い。
出勤時は無心を心掛けている。ひたすら無。ちょっとでも感情を生かすと、寒さで心が折れそうだから。

会社も相変わらず節電で寒い。かじかむ手を擦り合わせなから、今日は、決算書類のファイリングをした。

帰り道で、意外な人に遭遇した。
先々月、合コンをした人だ。職場の先輩の友達で、社長をしている殿方である。
彼は私のことをメールでもリアルでも「ドラちゃん」と呼ぶ。
ドラミちゃんに似ているからという理由で。


そっと彼に近寄り、挨拶をしたがわからなかったようだ。きょとんとされた。
「ドラです」
と言ったら、やっと思い出してくれた。

先々月の合コン…散々日本酒を飲んだあげく、酔ってトイレに籠城し、二次会のスナックまで私を背負ってくれたんだよな、彼。
「また飲もうよ。でも飲みすぎんなよ、ドラ」
と、笑う彼。
超ウルトラスーパーチャラ男なのだが、働いている彼の姿は、かっこよかった。


彼と別れた後、図書館へ。一時間半、秘書検定の勉強。
今日は、御中元、御歳暮のイロハと、上書きを暗記。上書きはビジネス文書検定と被るところがあり、懐かしかった。
「志」とか「内祝」とか。

喫茶店で食事をして、無印良品をチラ見し、駅に向かう途中。

財布を発見。人生初である。
居酒屋の前だったので、きっと酔っ払って落としてしまったのだろう。ネコババしていると思われたら嫌なので、拾ったままの手つきで、クレーンゲームのクレーンの如く、交番に持って行った。
女性の警察官に
「あのこれ、落ちていました」
と述べた。

確認する警察官。
「現金が入っていますので、一緒に確認してください」
とか言われた。

けっこう入っていた。

一緒にゴールドカードも入っていた。
奥の警察官が盗難カードではないか調べていた。
免許証も入っていたので、持ち主は早く見つかりそうとのこと。
よかった。

「持ち主が見つかった時に謝礼を受け取る権利があるのですが、どうしますか?」
と言われた。
別にいいので断った。

落とし主が財布を失くした時の「ドキっ」を考えると、胸が痛んだ。もしも自分だったら心臓麻痺で死んでしまうかもしれない。落としたものが財布でも吉熊でも。
同時に湧き起るであろう「もう見つからないかも」という失望を考えると…。落とし主がどうか早く安心なさいますように。切に願った。

「よろしくお願いします」
と言い、交番を後にした。やれやれ。

財布を拾って交番に向かう途中、西城秀樹の「走れ正直者」が頭に流れた。
たぶん財布を拾って交番に向かうという経験がある人ならば分かってもらえると思う。

走れ正直者



昨日、今日と、なんだか警察に縁があるのは気のせいだろうか。
私と警察官の接点といえば、年に一度、株主総会の時だけなのだが。



家に向かう途中。天を見上げる。星が綺麗だ。


今年も様々な人と会って喋って笑った。
リアルでもネットでも。
来年も今年同様、笑って過ごすことができればいい。
星空を見ながら思った。

明日もきっと寒いんだろう。
「無」を心に思い描きながらも、「今日も笑えることがあればいいな」と期待できる、そんな朝を迎えたい。

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なんつっても、クマ

2012年12月19日 22時09分35秒 | Weblog
職場の先輩姐さん(I江さん)からいただいたメモスタンド。
仕事中、重宝している。
なんつっても、クマである。可愛いのである。

そんな彼女、本日、誕生日を迎えた。
今日はコムサのスーツでバシッとキメていた。カコイイ。

プレゼントは、彼女の大好物のゴディバのチョコレートとクマのハンドタオル。
受け取るときに超恥ずかしがる彼女。カワユス。

お誕生日おめでとうございます!
I江姐さん!!


師走なう

2012年12月18日 22時50分26秒 | Weblog
後輩女子Cちゃんと退社。
電車内で
「今日、旦那さんが遅いんですよ」
とCちゃん。
「じゃあ、御飯でもしちゃおうか」
と訊く私に二つ返事でOKのCちゃん。

駅近くの喫茶店。
いつも私に奢らせて悪いからと言い、今日はCちゃんがご馳走してくれた。


話すこと1時間半。
芋蔓式に続く話に爆笑!!

マツキヨに寄るCちゃんと別れ、駅ビルにある雑貨店に向かうとき。
前方が騒がしいことに気付く。
「こら待て、痴漢!!」
と若い女性に追われた男性が私の方に近づいてくる。
ターミネーター2の悪役の人っぽい走りっぷりだ。


…!!

咄嗟にタックルしようかと思ったのだが、絶対に怪我するに違いないと思い、怯んでしまった。
すぐに近くの交番に入り
「痴漢が出たとのことです!!!!!!!!!!早く追いかけてください!!!!!!!!!!!!」
と言うのが精いっぱいだった。
警察官は、
「どこです?あっち?」
と、すぐに追いかけて行ってくれた。
捕まったのかな。

何もできなかった…怪我するのが怖くて。体が硬直してしまって。もし私がタックルしたら、今頃捕まっていたのかなと考え込んでしまった。そんなこんなで帰り路は若干モヤモヤした。



帰宅後はそんなモヤモヤは消散し、明日誕生日を迎える他部署のI江姐さんにバースデーカードをしたためた。
あと友人にクリスマスカードを書いた。



この万年筆はモンブラン製で、一昨年のニューヨーク旅行で奮発して購入したもの。
やっと指に馴染んできた。


年賀状も書かなければならないのだが、今日はやめておこう。

明日も頑張ろう。

ヨイトマケの唄

2012年12月18日 22時21分17秒 | Weblog
「ヨイトマケの唄…あの歌は平出おばちゃんの歌だよ」
と母が言った。
平出おばちゃんとは母の母、私の祖母に当たる人だ。平出に住んでいたから「平出おばちゃん」。

彼女は、幼いころから両親に代わって妹や弟の面倒を見ながら育った。
「学校には行けなかったけど、歌は皆より上手かった」
と言っていた。

就職して結婚。
就職先で撮ったであろうモノクロの集団写真の祖母はとても美人だった。

名古屋に住んだ後、夫(祖父)はすぐに戦争へ(沖縄戦開始1週間前に沖縄を脱出)。
戦争から帰ってきて生まれたのが私の母ヨーコたんだ。
祖母は干し柿が大好きだった。
体が冷えて、産まれたときの母ヨーコたんは紫色だったらしい。

祖父は足尾銅山で働き(トロッコ電車の運転手)、祖母は家計を助けるべく、土木工事に従事したらしい。
母ヨーコたんは、きっとその時の光景を思い出して「ヨイトマケの唄」の中の母ちゃんを自分の母に重ねたのだろう。

母方の祖父母は働き者だった。贅沢のぜの字も知らない人だった。
孫の私たちによくしてくれた。通知表を持って行くと隅々まで読んで「頑張ったね」と言い、本屋に連れて行ってくれた。


祖父が他界したあと、祖母の認知症は悪化。
お見舞いに行くと
「足尾から来たんけ?」
と私に言い、
「私はヨーコさんの娘ですよ」
と言おうものならば
「何言ってるんだい。ヨーコは私の娘だよ」
と真顔で言われた。

真っ赤なマニキュアをしていると
「許可しません」
と、たまに正気になった平出おばちゃん。

私が就職した後、他界。
駆け付けたとき、棺桶の中にいる平出おばちゃんの胸元の花がふっと揺れた。
その様子を見て、私は泣いた。
「亮ちゃん、あんまり泣かないでくれよ。おじさんも泣いちゃうから」
と母の兄は泣いた。


日本人の美の心を凝縮したかのような彼らの苦労を考えると、週休1日×3週間で音を上げそうになる自分が恥ずかしくなる。
そういう意味で、祖父母はまだ私の中に生きているのだと思う。



今年の「紅白歌合戦」の曲目の中に、美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」が入っているのを知り、急に祖母を思い出した。
久々に聴いたら涙が止まらない。

Akihiro Miwa - Yoitomake no Uta


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リアル「ピクミン 愛のうた」

2012年12月17日 22時51分32秒 | Weblog
画像は高校時代の友達・さいちび君の結婚式の引き出物。
カタログから選ぶ引き出物で、悩んでこれにした。
DANSKのマグカップ。青い花の絵柄を見ていると心が安らぐ。ありがとう、さいちび君。



6日連続出勤3週目。
昼休みの喫煙所。
皆疲れているらしく、けっこう無言が続いた。

後輩女子Cちゃんなんて、店舗に販売応援(しかも全店で一番売れる店舗)に出るので、今日から8日連続出勤。
でもあまり愚痴らない。偉い子だ。


普段あまり仕事をやっていない人がいる。
いっつもネット。たまに難しい仕事をしているが、だいたいネット。
言っちゃなんだが、リアル社内失業状態。
一日8時間、ネット。
年齢は彼の方が上だが私の方が社歴が3倍ぐらいある。

そんな彼に、残業中
「お先に失礼します。○○さん(私)も遅くならないように」
と言われた。

は!?
何偉そうに言ってんの、こいつ!!

朝からさっきまでネットをし続けていた人に言われたくない。
カッチーーーンと来たが、笑顔で
「そうですね!お疲れ様ですぅ!」
と言える自分に感動した。内心は、煮えたぎるものがあったが。


まあ、いいさ。
どうでもいいです、ええ、ホント。
私は自分の仕事と勉強さえできれば。

霧雨の中、図書館へ。
今日は葬式関係を学んだ。受付業務、上司の代理での葬儀参列。
「このたびはご愁傷様です」
あと、香典→芳名帳という流れも初めて知った。

10年前の夏。
カラオケで「愛のうた」(ストロベリー・フラワー)を歌っていた頃。
当社の前社長のお母さんが亡くなった時、私は受付業務をやった。
暑くて暑くて。喪服の背中に汗が滝のように流れていったのを覚えている。
通夜振る舞いが凄く豪華だったこと、芳名帳の取りまとめで残業したなあ、などと久々に思いだした。



「総務(経営管理室)は、言われた仕事だけやっていたんじゃダメだよ。自分で仕事を見つけなくっちゃ」
と、最近、吉熊上司に言われた。激しく同意。10年前の私には無かった真理だ。
吉熊上司は仕事を見つけるのが上手だ。しかも会社の決算の数字を変えるぐらいの経費削減に成功した。
それでもって周囲に妬まれない天性の素質がある。彼こそ、サラリーマンの中のサラリーマンだ。

そんな上司の部下であることに、誇りを持とう。


彼に纏わりつくと
「しっし!あっちへ行け!」
「やめちゃえ、会社」
とか言われるが。

なんちゅーか。ピクミン…?
「引っこ抜かれて あなただけについてゆく
 今日も 運ぶ 戦う 増える そして食べられる
 ほったかれて また会って 投げられて
 でも私たちあなたに従い尽くします」

泣けるぜ。



ふぅ。
明日も頑張ろう。

ピクミン 愛のうた







ボリューミーな一日

2012年12月16日 22時39分13秒 | Weblog
昼ちょい前に起きる。久々にゆっくり寝た。なんっても繁忙期の我が業界。週休1日も2週目。へとへと。やることはたくさんあるのだが、起きられない。まずは寝起き眼で、ネットをチェック。

やりたかったこと1
「顔剃り」
一ヶ月半おきに、私は近くの理容室で顔を剃ってもらう。マリコさんというおばちゃんにやってもらっている。行く前に電話をしたら、いつでもいらっしゃいとのことだったので、すぐに行った。今日は、長女さんも店にいた。いつもはロリータ全開の彼女なのだが、今日はジャージをお召し。マリコさんと長女の漫才のような会話に笑いながら顔を剃ってもらう。
顔剃りのあとは、マッサージとパック。パック中は喫煙しながらいただいた缶コーヒーを飲み、ひたすら話す。至れり尽くせり。
「できあがり。おつかれさま」
と言われた後、椅子を起こされて鏡を見る。肌がワントーン明るくなっていた。肌触りも良い。顔剃りをしていなかった5年前より、明らかににきびができにくくなった。そう、この店に通うようになり、早4年。「早いですね」とマリコさんと感想を述べあった。そして「良いお年を」。これで、年が越せる。



やりたかったこと2
「部屋の掃除」
やりたかったというより、やらざるを得なかった。
布団を干す。面倒くさい。
掃除機をかける。面倒くさい。
嫌々やっていたら、床に落ちていたシュシュを吸い込んでしまった。いらいらしながら、掃除機のふたを開け、中のパックを取り出そうとするが、なかなかうまくいかない。キレて掃除機を蹴ってしまった。いてて。


やりたかったこと3
「選挙へ行く」
このサイトを参考にした。
日本政治.com

投票所は近くの小学校の体育館。小学校って、かわいい。私の通った雀宮中央小学校は、ここより遥かに広かった。校庭には
築山があったっけ。今回の選挙は衆議院選と都知事選。都知事選候補者のバラエティー豊かな様にニヤニヤしてしまう。



やりたかったこと4
「銀ブラ」

歳末の銀座は凄く混んでいた。祭かっつーぐらいの混みようである。


母へのプレゼントを買いに銀座のユニクロへ。カシミアのセーターは銀座のユニクロにしか販売していないらしい。触っていたらその温かさに私も欲しくなってしまった。なのでカーディガンを購入。
そして隣の靴の店ダイアナへ。シークレットセールの用紙を貰ったので行ってみた。が、運命の靴は見当たらず。靴だけは妥協できない…。


銀座を徘徊。
ミキモトのクリスマスツリーは、とても綺麗に輝いていた。


吉熊も喜んでいた。


ウィンドーも綺麗。



TASAKI(田崎真珠)も負けてはいない。ビル全体がオブジェと化していた。


ハロッズのクマツリー。



有楽町駅前もクリスマス一色。






豆しば。


「雨は夜更けすぎに雪になんか変るわけねーよ!ボケ」
「クリスマスキャロルが流れる頃には 連続出勤で疲れているだろう」
「クリスマス?なにそれ?美味しいの?」

と、アンチクリスマスな私だが、街並みのイルミネーションに洗脳されてしまった。


有楽町ロフト、プランタン、教文堂、MATSUYAなどを歩いていたら、けっこう良い時間。
明日も仕事なので、帰る。

ボリューミーな休日。体は疲れたけど、やりたいことができて、精神的には大満足。
来週も頑張ろう。

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強さ

2012年12月15日 21時55分48秒 | Weblog
土曜出勤二週目。
眠いし寒い。

今日は社長が出張で不在。
株式市場も休みなので、じっくりと経費分析をした。


昨日、吉熊上司に
「○○さんは強いね」
と言われた。

強いのか?
自分ではよくわからない。

入社後配属された店舗では一年近く、いじめられた。
無視、詮索、ちくり、売上の取った取られたの諍い。
女性5人。
店長を軸とした狭い人間関係。

あのときの辛さを考えたら本社の人間関係は天国だ。
私がいた店舗では、上司が雑巾を持ったら、上司が持っているその雑巾を奪い取ってでも掃除を肩代わりしろという軍隊ばりの規則があった。本社では自分の席は自分が拭くという文化で、大変驚いた。

本社に来てからも、落ち込むことも沢山あったし、6年前から、抗うつ剤を飲んでだましだまし来た。


うちの父方の祖母はけっこう頑固で負けず嫌いだ。
明治生まれの彼女はどんな不都合な状況でも根負けしないしたたかな人だった。
たぶん、彼女の遺伝子が私のなかにはあることも要因の一つなのかもしれない。
もしくは足尾育ちの母の「山の女は我慢強い」という血が流々と私の中に巡っているからかも。
そのような先天的な要因はあれど、やはり吉熊上司に大切に育てていただいたことが、私を強くしたのだと思う。
認められたい、褒められたい、喜んでもらいたいという一心でやってきたここ数年。

吉熊上司が、私のどこを見て強いと評価したのかはよく分からないが、なぜかとても嬉しかった。

強くなった分、会社や周囲に、その恩返しができたら良い。



忘年会

2012年12月15日 21時42分05秒 | Weblog
昨夜は忘年会で零時半に帰還した。
去年、合コンで知り合った男子3人。
彼らと私とO 主任。
日本橋のOLやえちゃんという女子も来るはずだったのだが、風邪をこじらせて欠席。
ピッチヒッターとして我が後輩女子Cちゃんを投入。

20時に駅で待ち合わせだったので、Cちゃんと喫茶店でお喋り。
「ケーキ、食べたいです」という彼女に付き合い、私も食した。
彼女とはたまに一緒に帰るし、毎日会社で話しているのに、話が尽きない。



時間になったので、会場入り。

さて、男子3人。

1.向井理似のイケメン
→カッコいい。年収が私の2倍!黒髪の爽やか好青年。

2.ヒッキー
→自営業。優しくてハンサムなのだが、モテない。
当社の営業部の課長に似ている。

3.ユッキー
→製薬会社勤務。薬剤を手ごねしているらしい。ミスチルのドラム・じぇん君に似ている。


彼らは我々の秘密兵器Cちゃんが既婚者だと知った途端、一様に項垂れていた。ざまぁ味噌漬け。

向井理似は、けっこうモテるらしい。しかし、結婚願望がなく、出会いもないので、今はフリーとのこと。
「ユッキーとヒッキーは、なぜモテないのか?」という話になった。
ユッキーとヒッキーにダメ出しをする人妻Cちゃん。
「ヒッキーさんは優柔不断かもしれませんですね」
「ユッキーさん、空気読んでください」
と。きっぱり。
これぞ、リア充の底力。




トイレから出たとき、私の目の前にユッキーがいた。
あ、これ、口説きのパターンではないかー!と一瞬だが思ってしまう私。

しかし、
「あ、亮子ちゃん。ここ男子便だよ?」
と指摘された。
振り返るとたしかに男子便のマークが…。


それを皮切りにし、テーブルは一気に下ネタ話に花が咲いた!


明日は仕事なので早めに切り上げようと言いつつ、つい楽しくて終電の時間になってしまった。


駅で事件が起こったらしく、床に血だまりができていた。
野次馬や警察がいて、騒然となっていた。
すかさず、ユッキーが
「生理かな?」
とか言い出した。
ドン引きする女子二人を尻目に、「こら!そういうこと言ってんじゃねーよ」と蹴りを入れる私。
もう!


駅の改札で別れる我々。
振り返ると男子3人は、雑踏のなかで円陣を組んで反省会をしていた。
いつもそう。何を話しているのかは知る由もないのだが。

女子3人も、電車内で反省会。
「ユッキーの下ネタはあり得ないです!ぷんぷん」とCちゃん。
ニヤニヤする私とO主任。

回想しながら、爆笑。
「あと9時間後にはまた会社で仕事してるんだよ?信じられない!」
と話しつつ、別れた。

嗚呼、笑いすぎて腹筋が痛い。
楽しい忘年会だった。


Good-bye My Love

2012年12月15日 21時41分18秒 | Weblog
先週観た映画「愛のゆくえ(仮)」
今週はあの挿入歌「Good-bye My Love」が脳裏でよく流れた。
歌詞を改めて読むと、あの映画にぴったりで、ちょっとうるっと来た。


男を匿うため、17年間、周囲に嘘を吐いて生きてきた女が、言う。
「あなたに抱かれる時だけが、嘘がなかった」



出頭を決意し、そそくさと身支度をする男。
洗濯機の前で全裸になっていた女を思い出し、その幻にふと手を伸ばす男。



「グッバイ・マイ・ラブ
 この街角で
 グッバイ・マイ・ラブ
 歩いてゆきましょう
 あなたは右に 私は左に 
 ふりむいたら負けよ」

17年間の時に別れを告げる二人。
この歌詞に凝縮されている。






この作品、もう一度観たい。
じんわりくる。

12月26日(水) 21:00の回上映後。
トークイベント
上祐史浩(ひかりの輪 代表) × 木村文洋(本作監督)
があるらしいのだが、第九のコンサートで行けない。残念だ。


アン ルイス グッバイ マイ ラブ


映画『愛のゆくえ(仮)』予告編



無理っす

2012年12月15日 20時20分14秒 | Weblog
母との電話。
ある男性の話をしていたとき
「(その人と)結婚しちゃえば」
と、母。

なんで。
なんでそうなるのだろうか。

「ママ、結婚して良かった?良いと思うから私に薦めているんだよね?まさか嫌なことは私に薦めないよね?ね?そうだよね?」
と質問返し。

母、絶句。

「寂しいと思わないの?」
と母。

そうきたか。

思わない。
思えない。
寂しいって。
寂しいって思えないマイノリティ。
マイノリティは迫害される(Byわた←親友)

一人暮らしして13年。
1秒も寂しいと思った時間は無い。

確かに昨日のような飲み会も好きだが、基本的には一人が好き。
仕事帰り、自宅のドアを開けて最初に思うことは
「やっと一人になれる」
ということである。

母は幼いころから結婚願望を持っていたらしい。
私はなかった。全く。
好きな人はいた。
でもその人が同じ部屋で食事をしたり寝たりすることは、考えられなかった。
あくまでも、会いたい時に会う。生活臭が感じられない場所で。
そういう関係でいたかった。



酔っ払って同僚を連れてくる父。
普段は温和なのに、酒が入るとわけが分からなくなる。
寝ている母をたたき起し、接待するように強いじるアルコール臭。
嫌がる母。
しつこく何度も何度も何度も呼びに来る父の足音。
喧嘩勃発。
怒号。
ひたすら寝たふり。
薄目。
揺れる蛍光灯の紐の先。
安塚街道から聞こえる車の音。
ドキドキして上下するパジャマの胸の部分。


結婚というと、決まってあの光景が断片的に蘇る。
結婚したら、眠くとも、夫の同僚の接待をせねばならぬのか、と刷り込まれた。
結婚したくない。
そう思った。
だったら働くしかない。
幼心にそう決めた。
結婚というと、薄明かりの中、あの寝たふりをしていたときのドキドキが我が胸で再生される。
場合によっては息が苦しくなる。



勿論それだけではないけど。
言い訳にはしたくないけど。

でも、あのスリリングで強烈な経験がその後の私の結婚に対する考えを決定的にした。

私の辞書に自己犠牲という文字は無い。
眠い時に叩き起されたくない。
自己犠牲を払うのならば、「あの人は寂しい人だ」と言われようが、一人でいた方が私には性に合っている。

料理も大嫌いだし、子供も大嫌い。
向いていないし、やりたくない。
したくないこととは無関係でありたい。



哀しいほどに怯えながら、本能が抗う。
ごめんなさい、すいません、赦してください。
そして、「無理っす」と。


はっきり言うと、結婚するならば舌噛み切って死んだ方がマシだ。


嫌いなことを強いじられるというリスクを回避するべく、一人で静かに老いたい。
孤独死も仕方あるまいと思っている。むしろ自分らしい有終の美ではないか。

高校受験、大学受験、就職活動…いつも母子一体で頑張ってきたが、ごめんママ、結婚だけは無理だ。


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どんな感じの漢字

2012年12月13日 23時04分38秒 | Weblog
今年の漢字一文字は、「金」とのこと。

私個人の2012年の漢字は、「熊」にしたいところだが、それでは今年に限ったことではなく毎年ではないかと思い、ちょっち考えてみた。

今年の漢字は「悠」である。

ゆう【悠】
[常用漢字] [音]ユウ(イウ)(呉)(漢) [訓]はるか
1 時間的・空間的に、どこまでも続くさま。はるか。「悠遠・悠久」
2 気分がゆったりしているさま。「悠然・悠長・悠揚・悠悠自適」
[名のり]ちか・ひさ・ひさし

何にも悠然と構えていた気がする。

夏の秘書検定準1級の合格により、自信がついたことが大きい。
面接対策セミナーも仕事に生きている。21,000円の価値があった。

一度に多くの仕事を頼まれるとパニックに陥って周囲に当たり散らしていた自分。
今年はそういうことがなかった。
落ち着いて優先順位を考えて処理できた。
また、そうできたのも、私だけの力ではなく、周囲の人の助けられてのことである。

プライベートもゆったりとしていた。気の向くまま。
ゆったり、のんびり。
行きたい所へ行って、見て、感じて。とても充実していた。


節電で背中に汗疹ができたり、夏バテがひどかったり、階段から落ちて足の縫合手術をしたり、貧血だと診断されたり、…後半はアレだったが、総合的に見て良い年だった。


過去の日記を読むと、毎日イライラしていて、本当に気の毒な私。
若かったがゆえのことだとは思うが、またあの時代を生きろと言われたらすかさず御免こうむりたい。

歳を取って、やっと手に入れた「悠」の文字。

来年はどんな感じ、いや漢字になるのだろうか。

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