世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

貴重な休日

2012年12月09日 23時01分23秒 | Weblog
9時に目覚め、枕もとのスマホでニュースをチェック。
ノロウイルスが猛威を奮っているらしい。2006年の大流行ばりに。6年前、私もノロウイルスに感染した。まさか自分が感染するわけねーじゃん!!と思っていたら、感染してしまった。たしか会社帰りに喫茶店でミートスパゲティを食していたときから「今日は食欲がないなあ」と思い、帰宅後、寝っ転がってドラマ「14歳の母」を観ていたら、突然吐いたのである。
それから熱は40℃近くまで上昇し、翌朝病院に行った。「今流行のアレですね」と診断され、その日は偶々休みだったので、一日吐き続けていた。一人暮らしの為、吐しゃ物の後始末などを自分でしなければならず、拭いては吐き、吐いては拭くという、賽の河原状態であった。夕方には熱は下がり、その翌日から4日間、店舗に販売応援に出ていた。

あの悪夢が蘇る。
恐ろしや、ノロウイルス。
今年、感染しない自信が全くないのだが…。
感染を防ぐためには爪を短く、とか言われているが、それは嫌。爪と髪は長い方が私好みであるから。
手洗いに励むしかないか。

なんていうことを思いつつ、二度寝。
布団から出る気になかなかなれず、悴む手で本を捲り、12時ぐらいにようやく起きだしてPCの電源を入れ、昨日購入しておいたセブンイレブンのカレーうどんをレンジでチンする。その間、一服。セブンイレブンのカレーうどん、美味しい。最近ずっとこればかりを選んでしまう。それを啜りながらネットを閲覧。

朝(昼?)風呂に入り、その間、布団を干す。外は良い天気だ。化粧とブローを終え、掃除機をかけて、東中野へ。
新宿駅の人の多さに年末を感じた。
映画を観終えた後、東中野駅前のミスドで夕ご飯。久々のミスド。うちの近所の店舗は数年前から禁煙になてしまい、久しくご無沙汰していたミスド。ここ東中野の店舗は喫煙席があるので入店。

いや~、美味しかった。
ちょうどセール中だったので3個も食してしまう。
コーヒーのお代わりを2杯し、世は満足じゃ。


池袋で途中下車。
ルミネを徘徊。
@コスメストアで化粧品を購入。
洋服は、ビビビと来るものがなかった。


そんなこんなで帰宅。
一日の休みは終了。
やっぱ二日欲しいなあ…お休み。
今週末にはボーナスが支給されるので、まあ良いが。


妹は無事にホノルルに到着した模様。
昨年同様、ホノルルマラソン(フル)に参加する。
頑張れ~!





映画「愛のゆくえ(仮)」

2012年12月09日 22時22分46秒 | Weblog
映画「愛のゆくえ(仮)」を観るため、東中野のポレポレ東中野へ(ここでしか上映していない)。
オウム真理教事件の逃亡犯・平田信と彼をかくまった女性をモチーフにした映画ということで、ずっと前から気になっていた。



あらすじ: 浩司(寺十吾)は17年もの間、社会の片隅で陽子(前川麻子)にかくまわれながらひっそりと生き長らえてきた。彼女の方が身分を偽って働きに出て、どうにかして男との家計を支えていたのだった。2011年3月11日に起きた東日本大震災から1年が過ぎたその夜、陽子はいつもと同じように二人前の弁当を手にアパートに戻るのだが……。


出演者・二人。
しかもモノクローム。
題名の(仮)は、二人の「愛」の「ゆくえ」が、今も続いているからだと解釈しているのだが、どうなんだろう。

それにしても強烈な作品だった。
殆どのシーンが部屋の中。
しかもワンカットが長い。


浩司の出頭前夜。
カレーを食べながら、二人は17年分の答え合わせをする。
同じ景色を見ている筈なのに微妙にずれていたりする。
あの時ああだったよね、という話は、その空間を共有した者同士にしかできない。
中年夫婦さながらの安定した答え合わせ。

出頭するシーン。
駅で切符を買う浩司が、券売機のタッチパネルの画面を前に困惑する表情を浮かべる。
17年という月日を感じた。



作品のモチーフがモチーフなだけに、色々賛否両論らしいが、逃亡中の二人がこんなふうだったのではないだろうかと想像し、作品にすることについて、私自身、いけないとは思わない。


前川麻子さんが素晴らしかった。
あの存在感は何だろう。煙草を吸う表情とか凄くカッコいい。





映画『愛のゆくえ(仮)』予告編