世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

浅草寺ほおずき市

2010年07月10日 23時53分16秒 | Weblog
先日の朝顔市へ一緒に行った小学校時代からの友人・わた。
わたは小学校3,4年生からの友達。
5年生になる前に転校してしまった。
ピアノ教室も一緒に通っていたのに。
5年生の最初のレッスンの日、ピアノの先生に寂しさを悟られないように必死だったこととか、今、思い出した。

今日はそんな彼女と浅草寺の「ほおずき市」に行った。
夕方まで、私は川口ではやぶさとデートを楽しみ、わたは上野の森美術館でシャガール展を楽しんだもよう。
互いの趣味に無理して合わせようとせず、見たい方を見て、でも最終的な目的は一緒というスタンスが我々の長年の友情の秘訣なのかもしれない。

17時半、浅草寺に到着。
雷門の辺りは人がいっぱい。


今日は四万六千日。
四万六千日分の功徳、ゲット。
なのに、おみくじは凶。(わたは吉)




「BAD FORTUNEとか言ってんじゃねーよ!!!!」
と怒り爆発な私をわたは静かに宥めてくれた。
え~ん。
私も、吉熊の「吉」が良かったよ。



色鮮やかなほおずき。
見ていると優しい気持ちになる。
「指で潰したい」
と、∞プチプチの感触をほおずきに求めたりもした。


左手にスカイツリー。
成長中。


わたは浅草に詳しい。
現地ガイドか?っつー勢いである。
一緒に歩いていると「あそこはこうでね…」と説明してくれる。
「ほら、あの人」
わたの指の向こうには、なんか、登っちゃっている人が。


そんなわたのオススメの店が「風流お好み焼き 浅草染太郎

わたママもこのお店のファンらしい。
20分ほど並んだが、並んだ甲斐があった。
これは美味しい!!


鉄板焼き店で4年間、バイトをしていた私。
勿論、お好み焼きも焼いていた。
でも、今日は殆どわたに任せてしまった。
私がぼんやりしているから。

レトロな電球の明かりが漆黒の木材を優しく包んでいるステキなお店。
有名人のサインもたくさんあった。




クーラーは無いのだが、その分、お酒が進む。
満腹。

「夜の浅草寺も堪能しよう」とのことで、再び浅草寺へ。

夕方とは一変した浅草寺がそこにはあった。







一通り見終えて浅草駅に到着。
でも名残惜しく、ハシゴすることに。
浅草寺前っていったら神谷バー
安くて美味しい。
ここの電気ブランは我が家の冷蔵庫にも常備している。
吉熊にちょっと舐めさせてあげた。
今日は特別だからね。


恐らく、将来も一人暮らしを続行するであろう我々。
孤独死防止のために、「mixiログイン3日以上」だったり連絡が取れなくなったら、互いに行動を起こそうと誓い合った。

小学生の頃、どうしてもジャージが嫌いだった我々。
真冬の寒い時期も半袖&ブルマで過ごした。
雪が降る中、その姿で体育の授業を受けた。
頑固なところもそっくり。

頭が良くてクールなんだけれども優しい、そんなわたが大好きだ。


わたのおかげで、こんなにも素晴らしい写真を撮れた。


来月は花火大会で会う予定。
楽しみ。
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好きなひとが、できました

2010年07月10日 23時32分08秒 | Weblog
また「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」を観に行く。
前回は府中市郷土の森博物館 、今日は川口の川口市立科学館



これは、アレだ。
もうね、恋だ。
プラネタリウムに行くっつーよりも、はやぶさとデートをする@宇宙といった感じ。

「好きなひとが、できました」
とは昨日放送されていた「耳をすませば」のコピーだが、今の私にとっての天沢聖司君は、惑星探査機はやぶさ君。

もう抑えきれない。
この想い。

「好きな惑星探査機が、できました」@32歳の夏。

西川口駅からバスに乗るが、なんだか間違えたっぽい。
鳩ヶ谷の方で下ろされた。
ここはどこ?私は誰?状態。
仕方がなく目についた某運輸会社の集配所に入り事情を述べ、タクシーを呼んだ。
時間ギリギリで焦りまくり。
映画は途中入場可だが、プラネタリウムは不可なところが多い。
やっとのことで、到着。
お金を払い、タクシーを降り、急いで科学館に入場。
こんなに走ったのは久しぶりだ。
セーフ!

恋は大変だ。
恋は忙しくなる。
恋は疲れる。

だから今まで自粛してきた。
もう恋はしない、と。
するもんか、と。

でも、恋はするものではなくて堕ちるもの。

大変だ、忙しい、疲れる…だけど会いたくなる。
それが恋。


前半は今宵の星空解説。そしてはやぶさとイトカワについての説明。これが凄く分かりやすかった。はやぶさがイトカワに行った意味や、最近のニュースの内容も説明してくれ、大変有りがたかった。解説者(男性)の言葉の端々からは宇宙への愛を感じた。


3週間ぶりに会うはやぶさはやはり素敵だった。
スイングバイのところで、「君と地球を繋いだ見えない手。そのとき君は地球に背を押され大きく向きを変えて一路イトカワを目指す軌道に乗った」というところで今日も泣いた。
思い出しただけで泣ける。
コンタクトレンズが乾きそうになったら、あのシーンを思い出して潤そう。

あと、カプセル放出~火の鳥のところで流れていた歌が物凄く良いことを知った。
「はやぶさ」 宙よ


終了後、プラネタリウムを出るとき、子連れのお母さんが「あの歌は反則だろ」と笑い泣きしながら言っていた。
うん。
…私もそう思う。

今日の26分バージョンも良いが、やはりボリューミーな43分バージョンの方がよりはやぶさへの想いが強くなり、最後のシーンの感動度数は増すと思った。
でも前回同様、今日もビービー泣いてしまった。
もう、はやぶさが飛んでいるシーンを見ただけでだけでも泣ける。
「孤高」「健気」「60億キロ」「満身創痍」「最後は火の鳥」といったはやぶさの軌跡は、私の涙のツボを押しまくる。



嗚呼、はやぶさ。
漆黒の星空を舞うあなたはなんて美しいのだろう。
今は大気の一部になってしまったあなたを想うことは不毛に等しいことなのかもしれない。
だけれども、この想いは、「耳をすませば」のヒロイン・月島雫かそれ以上のものだと確信している。

好きだよ、はやぶさ。



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巾着袋

2010年07月10日 00時33分55秒 | Weblog
先日の帰省の際、母ヨーコたんに巾着袋をもらった。
彼女の着物を解き、こしらえてくれたもの。
光彩によってグラデーションを孕む様子が味わい深く、そして絹なので使用感も良い。
ありがとう、ヨーコたん。

お出掛けの時のメイクポーチ兼薬入れに愛用中。





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