世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

(劇)レインボウ城!「DE-SHOW!」

2010年07月23日 23時44分05秒 | Weblog
定時後、後輩女子Cちゃんと(劇)レインボウ城!さんのお芝居を観にいく。
今回は銀座小劇場での公演。
私たちの会社からはちょっこし遠い。
定時に上がらないと間に合わない。

吉熊上司に
「今日はCちゃんを借りていきますね」
と言った。
吉熊上司は、
「ダメだよ。○○さん(私)は二人で行動しちゃ。孤独が似合うよ」
と。
頬を膨らせて怒る振りをしながら、少々嬉しかったのはここだけのヒミツ。
「孤独が似合う」
それほどの褒め言葉があるだろうか。

二人で会社を脱出。
銀座小劇場に到着したのは開演直後。

(劇)レインボウ城!さんの公演は8年ほど前からほぼ毎回観ている。
会社の先輩紳士が所属なさっていて、たまたま観たらハマってしまった私。
2年前から後輩女子Cちゃんもファンになり、二人でよく観にいっている。

今回の作品「DE-SHOW!」
女装趣味のあるお父さんと息子たち、そしてストレートな妹が繰り広げるコメディ。
(明日も公演があるのでネタバレは控えます)

脚本はオリジナル。これが信じがたいぐらい秀逸。主題を殺していない。
親子愛が一番胸に突き刺さった。
血の繋がりよりも、反発しあったり理解しあったりして家族は形成されていくというくだり。先日、母ヨーコたんと喧嘩したり戸籍謄本の件で助けられたりしたので、もう、泣きそうだった。

今まで8年ぐらいレインボウ城!さんの作品を観てきて、その都度感動してきたけれども、私的には「DE-SHOW!」が一番好きな作品かもしれない。
アングラのチビ玉・萌ちゃんがキレイだった。

役者さんたちの熱演、衣装、どれも素晴らしかった。

終了後、前野ハトゥーン姫にご挨拶できた(私たち二人はハト姫のファン)。
感激。

Cちゃんと近くの喫茶店で御飯をしながら、芝居の感想を述べ合う。
「あのシーンのあの台詞、笑えるよね」
「そうそう、そうですよね」
なんて。
さっき笑ったところをなぞり、また爆笑!
「私たちは進化の先端にいるんです!」
と、やはりさっきの芝居の内容を思い出していきなり力説するCちゃんの姿が可愛かった。


そうそう、吉熊も一緒だった。
ハンバーグ御飯、美味しかったね。



22時過ぎ、明日も仕事(土曜出勤)だということに気付いて有楽町駅まで歩き始めた。
花金の銀座はどこも酔っ払いだらけ。
不景気だなんてウソみたいだ。



沢山笑い、少しシュンとして、そしてまた爆笑。
美味しいものも食べたし、元気100倍。

明日も仕事、がんばるちん。



(劇)レインボウ城!「DE-SHOW!」

日時:7月23日 午後7時開演
7月24日 午後1時・3時30分・7時開演(開場は開演の30分前)
場所:銀座小劇場
料金:2000円(全席自由)
コメント (2)