Mizuno on Marketing

あるマーケティング研究者の思考と行動

かくも厳正なる世界ありや

2008-07-25 22:46:44 | Weblog
昨日に続き,非常勤先での試験。本部に行って試験問題や答案を受け取り,マニュアルにそって受講者にアナウンスをする。受講者は筆箱やメガネケースまでカバンにしまい,受験証代わりの学生証を机の上に置かねばならぬ。監督員は補助の方を含めて複数。こうしたスタイルは,入試のような本格的試験にかなり近い。そうかぁ… かくも厳正なる期末試験の世界があるんだ… と初めての体験に驚く。

回収したマークシート式カードを機械で読み取り,パソコン上でファイルに落とす。これも初めての経験だ。正確にいえば数十年前,カードにデータをパンチし,それを機械に読み取らせる作業をしたことがあった。当時,パソコンなどというものは存在しない時代だったから,今日経験した作業とは趣きが違う。いまや,カードリーダはパソコンの周辺装置になっている。

だが,驚いたのが,回収されたデータを持ち帰る媒体として,フロッピーディスクを用意したかと聞かれたこと。確かにパソコンには FDD が付いている。えらい昔のパソコンかと思いきや,USB のスロットもちゃんとある。こんな不思議な組み合わせのパソコンがあること自体に驚かされる。

読み取ったデータの一部に欠損がある。元のカードを見ると,どうも学生がボールペンでマークしたらしい。昨日行った3~4年生の試験ではそうした欠損はなかったから,経験不足の1~2年生には,そのへんの注意も必要なようだ。さて,みんなどれぐらい正解しているだろうか? 点数はうまく正規分布してくれているだろうか?