一人で夜な夜なワインを飲むクアトロの父。
昨日は、お店のワインセラーで長く眠っていた“ボデガス・サン・イシドロ１９８９”を開けた。
スペインのフィロキセラにやられていない、接ぎ木なしのブドウからなる貴重な３１年の古酒。
このワインを三年間分のビンテージを持っていたのだが、この年だけお客様の要望が無く売れ残っていた。
お酒の販売自粛の機会にセラーを整理し、このワインも見切りを付けようと決心した。
抜栓すると、すぐに香りが目覚める。
壺からアラジンが現れたような衝撃。
味わいも、古さを感じさせないまろやかさ。
これは一人で飲むにはもったいなかったなと思った。
そして、飲み進み少し時間が経った。
すると、急激に酸化が始まる。
酸味が強くなり、香りが抜け、味わいも落ちた。
これが古酒なのだなと、ひとり納得する。
クアトロの父も、このところ働いてもいないのに疲れるのが早い。
このところ、営業時間短縮により自分時間が出来て、ネット配信の映画をむさぼるクアトロの父。
これまで、イタリア映画を集中して観てきた。
先日は、“ベニスに死す”を観る。
ベニスの暗い海、そこには疫病が忍び寄っている。
そのベニスに保養に来た男は、仕事や人生に挫折し、しかも疫病にかかり死を目の前にしている。
彼は、人生で真の美を求めていたが、そこに、美しい少年が現れる。
まん延防止法の最中のクアトロの父は、お酒の提供を禁じられ、仕事に楽しさを見いだせない。
美味しいものとは、何なのかも解らなくなろうとしていた。
そんな中、孫が家庭科の宿題を兼ねてゆで卵などに挑戦。
そのお裾分けを貰い、真の美味しさに出会う。
※毎週火曜日の夜と水曜日のクアトロは、定休日になります。
このところ、営業時間短縮により自分時間が出来て、ネット配信の映画をむさぼるクアトロの父。
これまで、イタリア映画を集中して観てきた。
先日は、“奇跡の丘”を観る。
マタイによる福音書をもとにキリストの生涯を描いた映画。
無神論者のパゾリーニが、客観的にキリストを描いた聖書の勉強にもなる名作。
キリストの弟子は、漁師が多く、一番弟子のパウロも漁師であり、海の上を歩いてみせたり、魚を貧しい村人に与えたり海や魚に関する奇跡も多い。
このところ、クアトロにウニの入荷がなかったが、クアトロの奇跡かウニが本日復活。
「奇跡のウニのクリームソース」と「奇跡の特上ウニのペペロンチーニ」販売再開。
※本日は、都合により夜の営業を休ませていただきます。
このところ、営業時間短縮により自分時間が出来て、ネット配信の映画をむさぼるクアトロの父。
これまで、イタリア映画を集中して観てきた。
先日は、“トスカーナの休日”を観る。
アメリカ人からみたイタリアである。
イタリアの豊かな自然に、明るい人柄、生活を楽しむ人々。
殺伐とした都会生活、人間関係を見直す主人公は、やがて家族を手に入れる。
コロナ禍に、生活に制限がかかり、レストランでお酒も飲めなくなり、生活を楽しめなくなった。
それでも、豊四季の休日にクアトロのカルパッチョやパスタにピッツァにチーズなどをテイアウトして、自宅でワインでも飲みながら、家族との時間を楽しむチャンスにしよう。
※まん防による時短要請の期間中は、７時オーダストップ、８時閉店となります。
※まん防の期間中は、要請のため終日アルコールの販売を自粛しております。
※テイクアウトは、夜５時半までの受付で、６時から７時の間のお引き渡しになります。
このところ、営業時間短縮により自分時間が出来て、ネット配信の映画をむさぼるクアトロの父。
これまで、イタリア映画を集中して観てきた。
先日は、ルキノ・ヴィスコンティ出世作“郵便配達は二度ベルを鳴らす”を観る。
小説の舞台をアメリカからイタリアに移したもの。
火曜サスペンス劇場の原点のような作品だが、イタリアを舞台にしたことが、とても生きている作品。
郵便配達は作品に出ては来ないのだが、郵便配達は二度ベルを鳴らすと云うのは大事な郵便の配達を知らせるためにベルを二度鳴らすことから、事件は二度くり返すと題名に含まれているとか。
クアトロでこのゴールデンウィークに好評だった「カルパツチョ盛り合わせ」のテイクアウトが、この土日限定で再び登場。
大事なことは二度くり返すのだった。
もちろん、店内でもおすすめである。
※まん防による時短要請の期間中は、７時オーダストップ、８時閉店となります。
※まん防の期間中は、要請のため終日アルコールの販売を自粛しております。
※テイクアウトは、夜５時半までの受付で、６時から７時の間のお引き渡しになります。
