いい肉の物語

今日は、「いい肉の日」だ。
クアトロには、常陸牛トモサンカクが入荷している。
トモサンカクとは、モモ肉の中でも最上級の部分だ。
後ろ足の付け根のところで、一頭から２キロも取れないという。
焼肉で云うと特上ロースである。
特に和牛のトモサンカクは素晴らしい脂の刺しが入っている。
肉質は柔らかである。
クアトロのシェフは時折、冷蔵庫から取りだしてはニタリと笑っている。
『美味しいんだよな、このトモサンって』独り言を云っている。
注文が入ると、自慢げにこのトモサンカクのきれいなサシをお客様に見せる。
「まあ、美味しそう」などと云われるとまたニタリと笑う。

※本日は、都合により夜の営業を休ませていただきます。