ミートソースとナポリタンの次に日本人に認識されたのがカルボナーラとボンゴレだろうか。
特にボンゴレは日本人向きのパスタ。
アサリの味噌汁で育った日本人は多い。
それだけに、アサリの善し悪しに日本人はうるさいと思える。
クアトロで使うアサリも大粒で鮮度の良いものを選んで使っている。
アサリは冷たい海で育ったものが良い。
そして砂抜きには、やはり冷たい海水でアサリが疲れないように工夫したものが良い。
そういったアサリを選んでいるクアトロだ。
クアトロ基準のアサリをオリーブオイルで炒め白ワインを振りかける。
クアトロはここで鍋にふたはしない。
アサリの殻を炒めつづけ、アサリの自分の力で殻を開けさせる。
そして、アサリの濃厚な旨味がトロリとオイルに溶け出す。
その濃厚なアサリの旨味をオイルに乳化させたものが、真のボンゴレである。
アサリのワイン蒸しにパスタを加えたようなものとはクアトロのボンゴレは違うと確信している。
アサリの濃厚な旨味を取り出しオイルと一体化しパスタに絡める。
これがクアトロのボンゴレ。
きっと日本人のDNAにも訴えるものがあるクアトロのボンゴレだと確信している。
寒のアサリを使ったボンゴレ、おすすめです。
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