ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

チーズの物語2024~マール・ド・ミュスカ

2024年02月09日 | チーズの話

フランス・アルザスからやって来たウォッシュ・タイプのチーズ“ヴィニョロン・マール・ド・ミュスカ”。
アルザスのウォッシュ・タイプのチーズといえば“マンステール”が有名。
マンステールは、修道院で作られるが表皮がとても臭い。
おやじの靴下のような臭いとも云われるが、中のチーズはとても濃厚なミルクの味わい。
修道院で作るだけに、苦難を乗り越えてこそ得られる悦楽を思わせるチーズだ。
そのマンステールと同様に、ミュスカと云うワインの蒸留酒マールで表面を洗いながら作ったのが“ヴィニョロン・マール・ド・ミュスカ”。
マンステールと違い、香りも楽しめる華やかな味わいで、修道院でなく、おしゃれなチーズ工房で作られたチーズ。
このチーズに日本酒を合わせてみる。
これもとてもおしゃれだ。
クアトロで苦難も少なく悦楽にたどり着けることだろう。


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