コハダはコノシロのことで、シンコとコノシロの間くらいの大きさのもの。
シンコは夏が旬で、このシンコをさばくのに首を痛めたクアトロのシェフ。
首もだいぶ良くなったのか、シンコよりも大きくなった秋のコハダをさばいている。
コハダを酢でしめて、日本酒でもいただくと、秋の夜長も楽しめるというもの。
変わったイタリアンのクアトロだ。
このコハダも大きくなるとコノシロと呼ばれる。
昔、娘を役人に奉公に出すように云われたが、この魚を焼いて娘は死んで火葬しましたと言い逃れしたことから、子の代・コノシロと呼ぶようになったとか。
また、武士はコノシロはこの城に通じることから、食べないとかコノシロの名前の由来や逸話は多い。
そんな昔話やうんちくも肴に、今宵はクアトロで一献。
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