白ワインの双璧をなすのが、シャルドネとソーヴィニヨン・ブランであろう。
シャルドネは乳酸系の旨味、ソーヴィニヨン・ブランは柑橘系の旨味と云う印象だ。
どの土地でも、しっかりとした個性を持つのはシャルドネの特色。
その土地によって表情を変えるのはソーヴィニヨン・ブランの特色。
ソーヴィニヨン・ブランは、その柑橘の味わいが地域によって異なる。
本家フランス・ロワーヌでは、青リンゴやグレープフルーツのような酸。
南フランスでは、白桃やラ・フランスのような酸。
ニュージーランドでは、パッションフルーツやキウイのような酸。
さて、セレシン・エステイトの「MOMOソーヴィニヨン・ブラン」は、ニュージーランドの個性を明確に表現した南国系フルーツの酸を持ち、ハーブの風味を持つ。
MOMOとは、ニュージーランドの原住民の言葉で“子孫”という意味とか。
ニュージーランドの土地に根付いた、ニュージーランドの血を受け継ぐこの白ワインを、今日は天然ヒラメのカルパッチョに合わせてみよう。
※本日の夜、お料理のラストオーダー、最終入店は20時30分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは21時
閉店は、21時30分とさせていただきます。
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