ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

シャルドネの素顔

2013年12月09日 | ワインの話

Photo ワイン通ともなると白ワインのシャルドネを敬遠する。
ABCという合言葉さえある。
Anything But Chardonnay=シャルドネ以外のものを飲ませろという意味である。
白ワインといえばシャルドネがあまりにも一般的でシャルドネはワイン通が飲むものではないという意味だ。
クアトロの父もワイン通ぶっているのか、クアトロのワインリストにあまりシャルドネは使わない。
樽熟のシャルドネはクアトロの魚料理に合わせづらいという理由ではあるが、シャルドネ以外にも個性のある白ワインがあるのだぞという思いもあるのは事実だ。
しかしこの国際品種シャルドネも、本場ブルゴーニュのサンヴェランを飲んでみると少し考えが変わる。
シャルドネの故郷であり原点であるこのサンヴェランのものは、シャルドネならではのふくよかさに爽やかさを兼ね備えた奥行きのある味わい。
可もなく不可もなしのような一般的なシャルドネとは違いしっかりとした品格がある。
誰にでも愛想が良いのだが、あまり自分の考えを持たず、世渡りの上手な奴だと思っていたが、その素顔には確たるものがあった。
今日のクアトロのおすすめ、赤穂と広田湾の生カキの食べ比べにアラン・コルシア・コレクションのサンヴェランはいかがだろう。

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