クアトロの父は大豆食品が大好きだ。
何にでもしょう油をかけ、豆腐、味噌、納豆と大豆食品を食べない日はないだろう。
一年中、枝豆を食べていた時期もあった。
枝豆の皮に付いた塩をなめつつ、ビールを飲む日が続いた。
その生活のツケかもしれないが今では、高血圧症になって、血圧を下げる薬に毎日お世話になっている。
大豆食品が好きなのはクアトロの父だけではなく、日本人はみんな同じようなもので、これは日本の食文化なのである。
地中海沿岸に行くと、日本人の大豆のように食文化の中心になるのは、オリーブであろう。
ノアの箱舟に鳩がオリーブの枝をくわえて来たように、オリーブは西洋人には身近なもの。
何にでもオリーブオイルをかけて、オリーブの塩漬けを色々な料理に使う。
秋になって、グリーンオリーブの新物を食べることは、その年の収穫を祝うことでもある。
クアトロに南フランス・ラングドックからリュック(三日月型)グリーンオリーブの新物が入荷した。
今年は例年よりもひと月ぐらい遅い入荷だった。
このグリーンオリーブは8月の末から9月に収穫したまだ青いオリーブの実を塩漬けにしたものである。
大豆で云えば枝豆である。
グリーンオリーブの塩漬けとワインを楽しむのは、クアトロの父が枝豆とビールを楽しむのと同じようなものかもしれない。
ただグリーンオリーブとワインなら高血圧症にならないだろう。
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