愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

岐阜県恵那市、坂折の棚田

2010年07月15日 | 棚田景観

中山道,木曽路は深い山の中、中央道恵那インター辺りは連なる山々の谷間を縫って高度を上げていく。

巨木追いのついでに寄り道することの多い棚田、今回も恵那地方の巨木を訪ねたついでにの寄り道。

恵那インターで降り,県道68を北進、木曽川を渡りしばらく木曽川沿いに西進、道なりに中野方まで進むと「坂折の棚田」への表示板が目に留まる。

道なりに高台の集落を抜けると駐車場を備えたベストスポットが用意されていて坂折の棚田を一望の基に見渡せる。

坂折の棚田は、今から400年ほど前から築かれ始め、明治時代初期にはほぼ現在の形に形成されたようで、中央には坂折川が流れ、その両端の山裾、東向きの斜面に広がる棚田です。

「はしご田」と呼ばれる石積み棚田が点在する全国でも有数の美しい景観を有しており、「日本の棚田百選」に認定され、棚田面積・・・14.2ha、棚田枚数・・・整備前468枚 整備後360枚 棚田所有農家数・・・35戸なっています。

特に僕の訪れた田植時の眺望スポットから俯瞰する棚田の景観は実に素晴らしく日本の原風景を偲ぶに難くない。

この棚田に来るまで道路沿いにはこの恵那地方木曽川流域特有のヒトツバダゴ(なんじゃもんじゃの木)の自生地もあり、其の見事な花は必見の価値有り。

撮影2009.5.23

http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=353118&l=1371708

 



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