愛しきものたち

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山城の神社・・・宇治市五ヶ庄古川・許波多神社 (こはたじんじゃ)

2017年03月15日 | 神事:行事:寺社: 仏像

前回に引き続き「許波多神社」という同社名を持ち互いに、延喜式神名帳に許波多神社三座『山城国宇治郡 名神大 月次新嘗』とある論社となっている。

宇治川に架かる隠元橋からそのまま東へ約200m、府道245号線に面して一の鳥居が建ち、木立の中の参道がまっすぐ奥へと伸びている。

境内への入口に丹塗りの二の鳥居が建ち、正面に拝殿と・・・

それ越しの本殿が見え隠れ・・・

この地は、元「御旅所」だった場所で旧社地は柳山と言い伝えられ、現在の黄檗山万福寺大駐車場に隣接する黄檗公園付近に当たるらしく、旧くは「柳大明神」と呼ばれ、江戸時代までは「柳神社」を正式の社名としていた。

明治8年1875、陸軍火薬庫建設につき社地全域の提供を仰せつけられ、同9年、御旅所だった現在地に移転、同時に神社名を柳神社から許波多神社と復称した。

 祭神は正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊・天津日子火瓊瓊杵尊・神日本磐余彦尊(神武天皇)

かつて、社殿より続く東西2町の馬道で競馬(くらべうま)の神事が行われており、「競馬発祥の神社」とされ、競馬ファンや競馬関係者の信仰を集めている。

撮影2015.8.12



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