愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

三重県伊賀市 初瀬街道「阿保宿(あおじゅく)」

2013年01月26日 | 街道街並集落 景観 

ここは前回の「名張」より北東伊勢方面へ10km余り、初瀬街道(伊勢街道青越え)次の「阿保宿」にも懐かしい街道筋の面影が残る。

「阿保」と書いて「あお」と読む、まあどう言う謂れが有るのかは知らないけれど「アホ」と読まないだけでも救われもん・・・。

我が山城を縫うように縦断する木津川源流域の右岸に位置する小さな里山盆地に軒を連ねている。

多分阿保宿西端辺り、慈福寺門前より東向きに見る、この辺り宿場町の風情ではなく田舎町の片隅。

国道165号線、阿保信号から木津川に架かる橋を渡ると宿場町を彷彿とさせる、こんな懐かしい街並みに出逢う。

この辺りが宿場の中心であったのだろうか?? 嘉永六年(1853)創業の清酒「若戎」の重藤酒造場さん、新しい建物だが懐かしい風情の建物に成って居る。

式台「大村神社」への参道口辺りの町並、古い街並みが宿場の雰囲気を醸し出す・・・・・、しかし田舎町は何処でも人通りもなく寂しい 限り。

大村神社には要石が在り、巨大なナマズが暴れないように抑えているという伝説があり「地震の神さま」として知られています。

それ故か、拝殿の欄干には多くのナマズの土偶が置かれていた。

撮影2011.3.12:2011.2.26



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