愛しきものたち

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南丹市 美山町の茅葺民家(重要文化財指定・小林家住宅)

2016年02月22日 | 茅葺き屋根(上懸屋含む)京都府
 
先日と同じ集落に居を構える国の重要文化財指定の茅葺民家。
 
 
鄙びた集落の中央部に茅葺の母屋と農作業納屋をL字型に軒を並べ圧巻です。
 
 
いくら美山には茅葺民家が数多く残ると言っても重文指定だけの事は有り、いかにも納得の佇まいです。
 
 
 
なんと言っても、この大きな屋敷の入り口あるこの納屋は生活感一杯で微笑ましい限り。
 
 
江戸時代末に、野々村三十三ヶ村の大庄屋を勤めた豪農の居宅で、文化13年(1816年)に建立されたと言われています。
 
 
納屋、母屋共に入母屋北山型の葺き降ろし茅葺屋根でその規模も大きく、大庄屋の名を彷彿とさせてくれる。
 
 
重要文化財民家の多くが展示場まがいに成っている折から、現在も生活の要と成っているのが何とも嬉しい茅葺民家です。
 
ちょうど僕が訪れた時も納屋で作業中でした。
 
撮影2015.11.11


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