すっかり住宅街の中に埋没してしまっている大規模庄屋屋敷の大和棟茅葺き民家。
堺市、仁徳陵からJR阪和線を挟んで南に500m、御廟山古墳南東一画に豪壮な白壁長屋門で囲まれた高林(たかばやし)家の屋敷が有る。
ここも当然街中、入口は何処もしっかり閉められ、外部の者を拒絶している。
致し方がないのでなんとか外部から主屋を挑めないものかと撮影ポイントを探してみる。
少し引いた場所からズームイン、なんとか茅葺き屋根の上方部分が確認出来るが物足りない。
道路を挟んで南側のアパート2階に上るとこの通り・・・両翼を本瓦葺きで永く延ばした下屋に茅葺大和棟を載せて居る。
後、改造は加えられてるとは言え天正年間(1573~1592年)の建築、大阪府では最も古い民家の一つです。
同じく堺市の中百舌鳥(なかもず)地区に残った名家の茅葺民家・・・・・この民家はいかにしても屋根の一部しか捉えられなくてここで一緒にUPしておきます。
この民家は、戦国武将「筒井順慶」を祖先に持つ名家で、門前にある楠の巨木は銘木として名高い。
白壁土塀の上から覗いた茅葺母屋は豪壮な入母屋造りに見える
しかし屋敷内の茅葺母屋はNETで、どこをどう探してみても出てこない。
撮影2013.12.9