現代風建築物の谷間に埋没してしまって表通りからは全く見つける事は出来ない茅葺民家。
敷地に余裕がなく、かと言って先祖伝来の茅葺き屋根を廃棄するのは忍無く、こういう窮屈な姿に成ったのだろう・・・
一方向だけからの撮影ポイントしかなくどうにも成らない。
敷地や付近の状況から見ると庶民の農家だったのだろう・・・・・。
東近江伝統の入母屋造りに函棟を載せ、破風には割り竹の前垂れを付けている。
下屋はそれなりに改造されて居るが現代建築には及ばないのだろう、僕らには懐かしいものであっても、若者が見棄てる気持ちが判らない訳じゃない。
表通りには・・・湖東から湖北に多いベンガラ塗りの民家。
こんな建物もどんどん現代風建物に採って変わって行く。
撮影2013.9.17